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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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「ジャケ買い」という言葉がある。
レコード店に行ったとき、中身の音楽の内容は全くわからないが、ジャケットに惹かれて買ってしまう、ということだ。
とくにLPレコード時代は、ジャケが大きく立派なので、ジャケ買い経験のある方も多いのではないだろうか?

私は過去のレコードやCDを買った記憶を辿ってみてもジャケ買いはしたことがないようだ。
予め、FMなどで中身を確認する、あるいはすでに好みのアーティストである、または、雑誌のレビューを参考にして買う、のどれかだ。

しかし、youtubeで音楽を探すときは、失敗のリスクを考えなくてもいいので、ジャケ買いならぬ「ジャケ聴き」はよくある。
今日は、最近ジャケ聴きをして大当たりだったアルバムを二つ紹介しよう。

まずはフランツ・フェルディナンドの「You Could Have It So Much Better」

女性が楽しげな表情で何かを叫んでいる。
その顔を見ると、まるで「ご飯出来たわよー!」と2階にいる子供たちを呼んでいるかのようだ。
食卓には、このママが作った手料理が並び、おそらくこの日は上手く出来たのだろう。
「さあ、たんと召し上がれ」、とドヤ顔しそうでもある。
これはきっとポップで楽しい音楽に違いない。

聴いてみた。

想像通り、ゴキゲンなポップロックが満載で、ノリがよく実に良かった。
古くはビートルズやキンクス、そしてパンクにニューウェイブ、そういったブリティッシュロックの魅力が詰まった、ギター・ポップである。
親しみやすいメロディは、ときにポール・マッカートニーやエイドリアン・ブリューを彷彿させ、アメリカンではなく、あくまでも英国の匂いがするのだ。
今週は、このアルバムがヘヴィ・ローテーションで、毎日聞いていた。
こういうメロディアスでポップなロックは、飽きやすいパターンも多いが、これは聴けば聴くほどはまる魅力がある。
実際かなりヒットしたようで、来日もしているようだ。

http://www.youtube.com/watch?v=vFU5mf6qcTc



フルアルバムはこちら
 

次はストーン・テンプル・パイロッツ「Purple」。

異様なジャケである。
架空の生物「麒麟(きりん)」に乗って空を飛ぶ金太郎みたいな少年、後ろには天女みたいな人々も浮いている。
この少年の髪型、赤い微妙な模様の服、真っ赤な唇、天女の現代人離れしたファッションセンス。
そして、麒麟の前にある「業」みたいな漢字。
チャイナっぽい音楽なのだろうか?

聴いてみた。

イントロからドヘヴィなサウンドの、グランジっぽいロックだった。
1曲目のインパクトは絶大で、ヘヴィでダークな音楽ばかりが並ぶのか?と思いきや、他の曲はここまで重くはなかったが。
それでも全体的にヘヴィなグランジサウンド満載で、これはかなりカッコいい。
ジャケと音楽の関連はまったく無さそうなのだが、これを聞きながらジャケを眺めていると、不思議とマッチする。
実はもう20年くらい前のアルバムなのだが、当時全米ナンバーワンという大ヒットしたアルバムらしい。
2~3ヶ月前から、ちょくちょくと聴いているのだが、やはり聴けば聴くほど深みにはまる魅力があるのだった。

http://www.youtube.com/watch?v=8IYIQ5ul3w0



フルアルバムはこちら
 

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「ROCK'S ATTITUDE情報支部」でのアンケートで、「どうしても好きになれないバンド、ミュージシャン」というのがあった。
このアンケートに参加しているのは、普段ロック音楽を好んで聴いている人だと思うが、その結果は非常に遺憾に思う。
なんと1位から19位まで、邦楽と一部のK-POPで占めているのだ。

私は最初、邦楽限定かと思ったくらいだが、そうではなく、洋楽も邦楽も、古いも新しいも全てひっくるめての話だ。
日本人がアンケートに投票したとは思えない、バカな結果だと思う。
http://page.mixi.jp/run_page_apps.pl?page_id=181289&module_id=1144426

何度もいうが、邦楽のレベルは決して洋楽に劣っていない。
あまりに西洋かぶれな結果に、同じロック音楽のファンとしてなさけない。

では上位3位を紹介しよう。

1位 長渕剛
2位 エグザイル
3位 B’z

まず、3位のB’z、どう思いますか?
私は、B’zを好んで聴くわけではないが、彼らは凄いと思う。
なんといっても個性があり、日本のハードロックバンドとして、揺ぎ無い地位を確立している。
それだけの実力があるのは間違いない。
機会があれば、きちんと聴きたいとは常々思っているのだが、なかなか後回しなってしまっているので、私も大きなことは言えないが。

2位のエグザイル。
いかにも中年ロックファンが嫌いそうだ。
一昨年だったか、彼らのベストアルバムをレンタルで借りたことある。
なんと、収録曲のほとんどがいい曲だった。
いくらベストといえど、これは珍しい。
もし聴かず嫌いであるならば、きちんと聞いてみることをお勧めする。

そして、堂々の1位に輝いた長渕剛だ。
なんでも1位というのはいい。
それだけ注目されているということだ。
私は長淵剛は好きなアーティストで、CDも何枚か買っている。
なかでも「昭和」と「JEEP」は素晴らしい。
さらにアコギ弾き語りライブのアルバムも持っているが、これはアコギの練習に本当に役立った。

というわけで、今日のギター動画。
長渕剛で「夏祭り」。
(後半、力尽きてグダグダになってます)
http://www.youtube.com/watch?v=UUNCLc6Xn1o&feature=g-upl 



 

過去に行ったコンサートをまとめてみた。
1993年からになっているが、それ以前にもコンサートには出かけている。
しかし、年月がはっきりしないので、きちんと記録のある部分からにした。
また、アマチュアのライブをあげるとキリがないので、除外した。

1993年5月7日 松任谷由実(大阪城ホール)

1995年3月30日 松任谷由実(大阪城ホール)
1997年3月30日 シャ乱Q(大阪ドーム)
1997年10月8日 イ・ムジチ合奏団(愛知芸術劇場)
1998年3月20日 ローリング・ストーンズ(大阪ドーム)
2000年7月11日 浜崎あゆみ(名古屋レインボーホール)
2001年3月18日 キッス(名古屋レインボー・ホール)
2001年6月26日 浜崎あゆみ(名古屋ドーム)
2002年2月11日 オジー・オズボーン(名古屋市公会堂)
2002年7月22日 浜崎あゆみ(豊田スタジアム)
2002年5月2日 渡辺香津美(倉敷チボリ公園特設ステージ)
2003年3月21日 ローリング・ストーンズ(大阪ドーム)
2003年4月20日 キング・クリムゾン(愛知厚生年金会館)
2003年4月21日 キング・クリムゾン(大阪厚生年金会館)
2003年9月12日 イエス(大阪厚生年金会館)
2003年12月19日 杉山清貴(大阪メルパルクホール)
2004年2月14日 オメガトライブ(愛知厚生年金会館)
2004年2月15日 オメガトライブ(大阪厚生年金会館)
2004年6月2日 キッス(名古屋レインボー・ホール)
2004年9月22日 スコーピオンズ(愛知勤労会館)
2004年11月7日 イーグルス(名古屋ドーム)
2005年5月10日 ジューダス・プリースト(名古屋市民会館)
2006年1月11日 ドリームシアター(愛知芸術劇場)
2006年4月27日 TOTO(名古屋市公会堂)
2006年5月19日 ディープ・パープル(名古屋市公会堂)
2006年7月18日 キッス(名古屋レインボーホール)
2006年10月31日 アイアン・メイデン(名古屋市民会館)
2006年11月14日 マイケル・シェンカー・グループ(ダイヤモンド・ホール)
2007年3月4日 エイジア(愛知勤労会館)
2007年7月3日 ウィズイン・テンプテーション(大阪ビッグキャット)
2007年10月23日 ラウドパーク(マリリン・マンソン)(大阪城ホール
2007年10月23日 ラウドパーク(ヘヴン・アンド・ヘル)(大阪城ホール)
2008年1月17日 ダーク・トランクイリティ
2008年1月17日 ホーンテッド
2008年2月11日 ポリス(大阪京セラドーム)
2008年5月12日 エイジア(名古屋市民会館)
2008年9月26日 ジューダス・プリースト(大阪フェスティバル・ホール)
2009年2月12日 ジェフ・ベック(愛知芸術劇場)
2010年3月16日 AC/DC (大阪京セラドーム)
2011年10月21日 ホワイトスネイク(刈谷総合文化センター)
2012年3月28日 マイケル・シェンカー(クラブ・ダイヤモンド・ホール)


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ミクシィの「大人のロックを語ろう」というページで、「タイトルにROCKのつく好きな曲はこれだっ!」というアンケートがある。
VOL.1とVOL.2があり、しかもまだ投票は終了していないのだが、上位10番までの今現在の状況を見てみよう。

VOL.1

1位 Rock And Roll / Led Zeppelin
2位 We Will Rock You / Queen
3位 Rock Bottom / UFO
4位 Detroit Rock City / Kiss
5位 Long Live Rock 'n' Roll / Rainbow
6位 Rock You Like A Hurricane / Scorpions
7位 (You Can Still) Rock In America / Night Ranger
8位 We Rock / Dio
9位 Rock`Roll All Night / KISS
10位 Brighton Rock / Queen

VOL.2

1位 Jailhouse Rock/Elvis Presley
2位 Only you can rock me/ UFO
3位 Rock and Roll Music / Chuck Berry
4位 Dead, Jail Or Rock 'N' Roll / Michael Monroe
5位 The Heart of Rock & Roll / Huey Lewis & The News
6位 I LOVE ROCK'N ROLL / JOAN JETT & the blackhearts
7位 Rock The Night/Europe
8位 Let's Get Rocked / Def Leppard
9位 Crocodile Rock / Elton John
10位 Rock'n'Roll High School/Ramones

面白いのはVOL.1と2で全然選曲の趣が異なることだ。
1のほうはハードロック系ばかりが並び、この手の曲の王道だ。
それに対して2のほう、こちらは「そういえばこんな曲もあったなぁ」というニュアンスが強く感じられる。

面白いのは、1と2の両方のランクの上位にUFOがいることだ。
さすが、永遠の愛すべきB級バンドである。
永遠のB級というのは、決してC級やD級に落ちることなく、B級を維持し続ける偉大なバンドなのだ。

それでは、ここで改めてVOL.1で3位に輝いた「ロック・ボトム」を聴いてみよう。
この曲のギターソロは、間違いなくロック史上に残る名演であり、何度聴いても素晴らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=aP5ikQpTR3c

私自信、何度もこの曲を弾いたが(ヘタでゴメン・・・汗)、この味を出すことは出来ない。

ここで面白い動画を紹介しよう。
正式発表前の「ロック・ボトム」の映像で、ドイツでのテレビ番組のようだ。
歌詞が全然違うし、サビの繰り返しの数も違う。
印象的なギターリフと、曲全体の構成は完成しているが、ギターソロは荒くてまだ発展途上である。
それでも、後の素晴らしいスタジオバージョンへとつながる付箋が見えるのが興味深い。
1973年の映像だが、少しとまどいながらもハードロックという新しい音楽に身を任せる若者、すでにヘドバンしている女の子、それらついていけないオバサンなど、時代を反映している映像だ。
「ART」という番組のようだが、バンドの前で意味不明のパフォーマンスをする男性も、いちおうアートなのだろうか?(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=-KRDE-CzRhU


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10年くらい前、仕事で京都に行くことがあった。
そういうのは、たいていろくな用事じゃないわけだが、真冬の雪がちらつく中、クルマを走らせていたのだ。
濁ったミルク色の空を見て「さっさと終わらせて帰ろう」と思いながら、缶コーヒーを飲んでいたときである。
何気なく聴いていたFMから知ってる曲が流れた。
聴いたことはあるけど、誰の何と言う曲かはわからない。
ただ、自分がその曲を好意的に感じていたことは確かだ。

それから、たまにその曲を聴きたくなることがある。
しかし、誰の何という曲かわからない以上、探しようがないのだった。

昨日、ユーチューブでデュラン・デュランを聴いていたところ、リンクのなかに気になるバンドを発見。
それが今回のネタであるザ・パワー・ステーションだ。
なんとなく引っかかる部分があったので、聴いてみたところ、10年前京都で聴いたあの曲だった。
間違いない。
ヘヴィなリズム、ファンキーなギター、まさにこれだ。
その曲とはこれ、「サム・ライク・イット・ホット」だ。

The Power Station 「Some like it hot」
http://www.youtube.com/watch?v=zgDbK4WCjMU

ザ・パワー・ステーションとは、デュラン・デュランのギターとベースが関わっているプロジェクトだ。
ドラムはシックというファンクグループのトニー・トンプソン、ボーカルはロバート・パーマーで私は名前しか知らない。
聴いた印象では、すごくリズム隊が強力だ。
シックというファンクグループを知らないので、聴いてみた。

Chic 「Le Freak」
http://www.youtube.com/watch?v=wzRyAlhIW4M&feature=related

なるほど、納得。
たしかにしっかりしたリズムによるファンクナンバーだ。

彼らのバンド・コンセプトは「ファンク+パンク+ハードロック」とのこと。
それが最も顕著に現れているのが先ほど紹介した「サム・ライク・イット・ホット」だと言われている。
私にはパンクな音があるようには感じられない。
これはヘヴィ・ファンクだ。
当時彼らは大ヒットし、伝説のチャリティーショー「ライヴ・エイド」にも出演した。

ザ・パワー・ステーションの突き上げるようなリズムに身を任せながら、これを書いている。
デュラン・デュラン組の二人以外は、プロデューサーも含め早くに亡くなったらしい。
空を見上げると、あの時と同じ濁ったミルク色の空が広がっていた。


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