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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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夕方6時頃、新栄の地下鉄を出ると雨が降っています。
あ~、なんてこと…雨が降る気配なんて全くなかったのにな。
仕方ないのでコンビニで傘を買ってダイヤモンドホールへ。
すでに長蛇の列が出来ているので、列に並んで会場へ入りました。
途中でネット仲間のpicoさんからメールがあり、すでに一番前の真ん中で陣取ってるらしい。
彼女は整理番号が一桁だったからね。

ようやく会場に入るとすでにステージ前は人でいっぱい。
picoさんらしき人の後ろ姿は確認しましたが、とてもそこへは行けません。
すると電話がなって後ろを振り返ると、すでに会場入りしていたギター仲間のキリンさんがいました。
無理に前へ行くよりこのあたり(一段高くなる柵のところ)で見たほうがゆっくり出来るとのこと。
たしかに大きなホールやアリーナと違ってこの場所でも充分見えそうです。
やがてギター仲間のポール森屋さんも合流して、しばしロック談義。
しか~し、私の目の前に身長180センチ級の人が来たではありませんか。
こんな目の前に壁が出来たら見えないよ…(汗)

客電が落ちると場内のテンションが一気に高まります。
早くも手拍子と掛け声、最近の名古屋のライヴは熱いですね。
そしてライヴがスタート!
1曲目は「Assault Attack」です。
前にいた人たちが一斉に前へ詰め掛けたので前の壁がなくなりました(ほっ)
すっかりヒゲおじさんになったマイケルは、まるでZZトップの人みたい。
ベースはDVDでお馴染みのラーメンマンで、ギター兼キーボードのヒゲモジャの人もDVDと同じ人ですね。
ドラムは…わからない、ボーカルもよく知らない人です。
最近バンドに加入した人かもしれませんね。
演奏は文句なし!
ボーカルもパワフルでいい感じ♪

曲が終わってボーカルさんが客を煽って始まったのが「Are You Ready To Rock」
マイケルのカッティングがかっこいいです。
サビではみんなで「アーユーレデー!!」と大合唱!
早すぎず、遅すぎずノリやすいテンポでステージと会場が一体となります。

続いてUFOナンバー「Let It Roll」。
CDだとフィードバック音から始まりますが、今日は激しいリフでスタート。
ここでもサビは大合唱、皆手を上げて熱い演奏に答えます。
サビ部分のボーカルさんの発音は「Let It Roll」というより「Let It All」に聞こえるんだけど、英語の国の人じゃないのかな?

ここまでマイケルクラシックスが続きましたが、ここから新曲タイム。
私は新譜を聴いていなかったので、知らない曲です。
初めて聴く曲ですが、けっこういい感じですね。
とくに3曲目が良かったです。

3曲新曲が続いて次に始まったのはUFOの名曲「Lights Out」
おお!私が大好きな曲、数百回聴いて数百回はギターで弾いた曲です!
ちょっとヒートダウンしていた会場に再び火が入りました!
でもここでハプニング、ボーカルさんが2番に入り損ねてマイケルと耳元で喋ってます(汗)

マイケル「おい、何やってんだ、はやく歌えよ!」
ボーカル「す、すまない、一瞬歌詞を忘れちまってよ…」
マイケル「いいから早く歌えよ!」
ボーカル「ライツアウッ、ライツアウッロンドン!」
マイケル「バカ!違うだろ!2番だよ、2番を歌えよ!」
ボーカル「うわっ、間違えたよ、もう一回やり直していい?」

こんなやり取りのあと(?)ようやく曲が戻りました。
もう、こんなことでマイケルがブチ切れたらどうすんのよ(怒)
ギターはさすがに素晴らしく、UFOライヴのバージョンを現代風に味付けした感じでした。

「Lights Out」で盛り上がったあとに演奏されたのは、M.S.G.初期の名曲「Into The Arena」!
この曲も私が日夜練習に明け暮れた曲です。
いや~やっぱ上手いわ、確実にボクより上手いね(当たり前だろ!!!)
途中で超絶技巧テクのベースソロが入ります。
スゴイ!スゴイ!恐ろしいほど上手い!
5弦ベースを両手を使って驚くほど器用に弾いてます。
そして怒涛のドラムソロ、すっごく上手いです、この人も。
今のM.S.G.を支えているのは、この強力無比のリズム隊なんですね。
そしてマイケルが戻り、3連アルペジオからメロディアスパートへ~。
素晴らしいですね~、途中の難しいコード分解フレーズも難なくこなしてスローになり、感動的に終了!

続いて新曲を演奏、いい曲なのでラッキー♪
そしてUFOナンバー「Too Hot To Handle」が始まります。
私の前にいた女性グループはUFOの曲になるとスゴク嬉しそう!
ノリが全然違ってこっちも釣られて嬉しくなります。
おそらく70年代からのUFOファンなのでしょう。

M.S.G.の「On and On」が始まると会場内にはゆったりとした空気が流れ、サビでは皆で手を左右に揺らします。
マイケルも楽しそうで、和やかな雰囲気の中ライヴは続きます。

明るいロックンロール調のイントロをマイケルが弾きます。
曲はUFOの「Only You Can Rock Me」、軽快なロックンロールでサビは一転してゆったりした感じです。
途中のスローパートではあの美メロがレコード通りに弾かれます。
この年になってこれを生で聴けるとは嬉しいですね。

そしてあのカッコイイイントロが登場!
M.S.G.ファーストアルバムの1曲目を飾る「Armed & Ready」です。
会場はどんどんヒートアップ、サビはみんなで「アームアンレーディー!!」と叫びます!
ギターソロは基本的にはCD通りながらも速弾きが多いです。
最後の「トゥナ~~イ」のあと大盛り上がりの中終了!

続いて演奏されたのはM.S.G.セカンドアルバムから「Attack Of The Mad Axeman」
印象的なイントロから、メインリフに移ります。
武道館ライブ「飛翔伝説」に近い曲構成で、スローパートではマイケルがスタッフからスライドバーを受け取ります。
80年代のライブではスライドバーをポイっと投げ捨てるのですが、今回はきちんとスタッフに手渡していました。
うん、マイケルも大人になったんだね!
そしてついに私は「神」を見ました。
ここからのギターソロはまさに神がかりで、とくにワウを効かせる「ワ~ウワ~ウワ~ウワ~ウ」の部分(わかる?)から後半がすごい!
物悲しく切ない気持ちをギターの音色で奏でる表現力!
ボーカルさんも負けずにハイトーンスクリーミング!
こうして怒涛の拍手の中本編は終了しました。

続いてアンコール。
まずは新曲です。
これがいい曲なんだよね。CD買おうかな♪
ここでは珍しくキーボードのヒゲモジャさんがギターソロを弾きます。
以外に侮れない実力にビックリ!

そしてそのヒゲモジャさんがエレピで物悲しい、会場の誰もが知ってるメロディを弾きます。
そう、マイケルのライヴには絶対に欠かせない1曲「Doctor Doctor」!
シャッフルのリズムで会場は一体になり、「ドッタドッタプリ~~~ズ!!!」
お~!永遠の名曲は破壊力が違います!
誰だ!名古屋はノリが悪いなんていってるヤツは!
これを見よ!この素晴らしい盛り上がりを!!

興奮が最高潮に達したところで「Rock Bottom」!
先生!それ反則でしょ!
これ以上やられたら壊れちゃうよ!
もちろんサビは全員大合唱!
そして魅惑のギターソロへ~。
ここは皆でジッと聴き入ります。
「UFOライブ」のバージョンを基本にしながら、さらに手を加えた素晴らしいソロが展開されます。
長年愛聴した「UFOライブ」が今まさに目の前で再現されてるぅぅぅ!!
そこでギターを弾いてるのは神か!?
神に違いない!
後半戦も全員大合唱の中、この凄まじいライヴパフォーマンスは終了したのでした。

一時は来日も心配されたマイケル。
来日しても決して安心出来ないマイケル。
でもこうして無事にライブを開催し、しかも神がかりなプレイを見せてくれて本当に良かったです。

【セットリスト】
01.Assault Attack
02.Are You Ready To Rock
03.Let It Roll
04.Dust To Dust
05.Love Trade
06.Shadow Lady
07.Lights Out
08.Into The Arena
09.But I Want More
10.Too Hot To Handle
11.On and On
12.Only You Can Rock Me
13.Armed & Ready
14.Attack Of The Mad Axeman

Encores:
15.Arachphobiac
16.Doctor Doctor
17.Rock Bottom

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