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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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UFOコンプリート計画第2弾!「現象」。
こんな基本中の基本みたいなアルバムを持ってなかったの?といわれそうです。
UFOはベストとライブだけ聴けば、わかった気になれるバンドですが、それはわかった気がするだけです。
改めて「現象」を聴くと、隠れた名曲の多さに驚きました。



たしか、はるか昔、カセットテープに録音したのを持ってたと思うのですが、当時はあまりピンとこなくて、ほとんど聴いてなかったようです。
まるで初めて聴くような感覚でした。

まずジャケがいい。
澄んだ青空にポツンと浮かぶ未確認飛行物体UFO。
手前の女性とUFOが対になってますね。
左の木々、中央の赤い屋根など、デザインとしてのバランスが非常にいいです。

基本的にLPで発売されたアルバムは皆そうなのですが、やはりA面最初と最後、B面最初と最後にインパクトがあるよう作られてます。
楽曲は粒揃い。
大人しい曲が多いのですが、味わい深いブリティッシュ・ロックが詰まっていて、珠玉のメロディが楽しめます。
名曲「Doctor Doctor」は、アルバムの流れで聴くと、とてもすんなり収まっていて、引き立ってる感じがしますが、同じく名曲「Rock Bottom」は、この曲だけハードでちょっと浮いてる気がしないでもないです。

今回新たに好きになったのは「Oh My」「Space Child」「Too Young To Know」「Time On Hands」「Built For Comfort」です。

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昨日、久しぶりにレッド・ツェッペリンの1枚目と2枚目を聴きました。
通して聴くのは3年前のレッド・ツェッペリン特集以来ですが、この時期にこんな音楽をやってたというのは驚愕に値するものですね。

60年代後半~70年代初め頃、ビートルズやストーンズらによって創りあげられたロック・ミュージックから、さらに先へ進むため、あらゆる可能性が模索され、多くの名盤が発表されました。
レッド・ツェッペリンもその一つですが、このバンドもロックの発展に大きく貢献しました。

ブラック・サバスです。

以前、80年代以降のサバスについて特集しましたが、いつかオジー時代のサバス特集もやりたいと思ってます。

この頃のサバス、後の世代への影響力は計り知れないものがありますが、とくにそれが顕著なのが、2ndアルバムから「ウォー・ピッグス」。
40年も前の曲なのに、音質だけ今風に変えれば、今なお2010年現代、メタル・バンドの新曲として通用すると思います。
あまりにヘヴィ、あまりハードなこの曲、1970年のライブ映像で。

以前ほどCDを買いまくることはなくなったのですが、それでも全く買わない月はないです。
でも先月1枚、今月1枚なので、かなりペースが落ちました。

先月買ったのはフォリナーの昨年のアルバム「Can't Slow Down 」



全盛期の頃とほとんどメンバーが違いますが、やはりフォリナーです。
そこには珠玉のメロディがあり、ハードさとポップさが高いレベルでバランスされた、王道アメリカン・ロックが完成されています。
面白いのは、このアルバムを賛美している人たちというのは、70年代から彼らを支持している生粋のファンで、往年の名盤と比較しても、決して劣らないクオリティだということ。
そして決して懐古趣味ではなく、現代のサウンドが確立されていて、若い人にも受け入れられる内容だと思います。

昨晩、このアルバムを買うつもりでCD店を訪れました。
アイアン・メイデン「Final Frontier 」



先週試聴したときの印象は良かったのですが、今回もう一度試聴してみると、ちょっと微妙な手触り。
前作「A MATTER OF LIFE AND DEATH」」は壮大なテーマからなる映画のようなスケールの作品で、そのときのライブは新曲から全曲順番通りに演奏するという、気合入りまくりの濃い内容でした。
おそらく、この新しいアルバムも聴きこみを要する楽曲郡だと思うのですが、ちょっとしんどそうなので、昨晩は見送りました。

せっかく来たのだから何か買って帰ろう、と思い、UFOの古いアルバムを買いました。
UFO「新たなる殺意(Lights Out )」



最近UFOいいな、と。何か惹かれます。
古き良きブリティッシュ・ハード・ロックですよね。
このアルバムはアメリカ進出を意識したとのことで、かなりポップな面が強調されてますが、それでもフィル・モグのボーカルとミヒャエル・シェンカー(当時はそう表記されてた)のギターが、いかにもブリティッシュしていて、独特の湿り気のあるロックになってます。

さて、昨日youtubeにて面白い音源を発見しました。
アイアン・メイデンによるUFO「ドクター・ドクター」のカバーです。
私は予てより「ドクター・ドクターはUFOヴァージョンでなければならない」と思ってました。
MSGでゲイリー・バーデンが歌ってるのは、何か違うな、と。
ましてや、ゲイリーのヴァージョンをコピーしたレイ・ケネディも戴けない。
しかし、このメイデン・ヴァージョンは非常にいい。
演奏はカバーというよりコピーだし、何よりブルース・ディッキンソンのボーカルが素晴らしい。
どことなくフィル・モグに似てますね。


お盆ということで、今日は親戚などが集まってたのですが、その中の1人の服装に注目。
彼が着ていたのはロックTシャツ、「WE WILL ROCK YOU」と書かれたクイーンTシャツでした。
まさか、こんなところにロックファンがいるとも知らず、いちおう「クイーンのTシャツですか?」とさりげなく聞いてみる。
すると
「何年前だったか、来日したときのコンサートに行って、そのときに買ったんです」
なに?ということは今も現役のロックファンってこと?
それってボーカルがポール・ロジャースのときですよね?
「おお、そうそう、もうフレディは死んでいないからさぁ」

そういえば、この人と仲の良かった義兄の部屋には、クイーンやビートルズ、レイナード・スキナードなんかのLPがたくさんあった気がします。

たしか現在50歳くらいのクイーン好きの彼、その前にはイーグルスのライブにも行ったそうな。

そ、それ、ボクも行きましたよ!

こうやって、またまたロックオヤジの輪が広がるのであった(メデタシメデタシ)
以前、フォリナー5枚とREOスピードワゴンとスコーピオンズの、計7枚のCDを購入したこと書きました。
フォリナーについては、すでに感想を書いたので、今回はREOスピードワゴンとスコーピオンズについてです。

まずREOスピードワゴン「Wheels Are Turnin'



前に同バンドの「禁じられた夜」というアルバムを買ってみたところ、とても気に入ったので、次に自分の好きな「Can't Fight This Feeling 」という曲の入ったアルバムを買いたいと思ったのです。
元々、こういったベタな産業バラードは苦手だったはずなのに、昨年あたりから「こういうのもいい」と思うようになったようです。
結論から言えば、これも相当イイ!
ポップで派手で80年代臭く、いかにも売れ線ねらい、いかにも産業ロック然としてます。
このREOスピードワゴンというバンド、その立ち位置はフォリナーに似ていると思いますが、どことなく50年代のアメリカン・ポップスやロックロールの影響が見られます。
今の季節、車の中で聴くと明るい気分になってきて、ドライブが楽しくなりますね。

次にスコーピオンズ「蠍団とどめの一撃」



彼らの最高傑作は2004年発表の「Unbreakable: 反撃の蠍団」である。
などと言うと、大半のファンから抗議がきそうですが、事実そう思ってるのだから仕方ありません。
それは、この「とどめの一撃」を聴いたあとも変わりありません。
つまり私としては、スコーピオンズの水準には達してはいるけど、それ以上ではない、ということ。
ただ、その水準というのが、彼らの場合、恐ろしく高いわけで、普通の感覚でものを言えば、十分傑作だといえるアルバムです。
彼らくらいのキャリアを誇るバンドが、ファンの期待を裏切らないアルバムを作るというのは、物凄く大変なことで、どうしても70年代、80年代の名盤と比較される運命にあるのです。
これは「ヴァージン・キラー」「ブラック・アウト」らと比べても、決して劣らないアルバムであり、彼らのファン、並びこの手のロック(MSGやUFOなど)のファンも聴いて損はしません。
もちろん、「バラードの得意なハードロックバンド」は健在です。

 
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