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今日も歌詞について書きたいと思います。
物語性のある歌詞の楽曲を聴く場合、その物語自体が非常に優れていたら、肝心の曲がつまらなくてもいい音楽になりえるのでしょうか?
つい引き込まれてしまう内容で、続きが気になり、最後まで耳を傾けてしまうような歌詞。
それを聴くという行為は音楽?それとも文学?
逆の場合、音楽として普通になりたちます。
大して意味のない、つまらない歌詞、あるいは外国語の歌詞であっても優れた音楽に感動することが出来ますし、もっといえば、インストゥルメンタルであってもいいわけです。
この場合、人間は右脳で音楽を聴いてると言われます。
それに対し、歌詞を聴くという行為は論理的思考を司る左脳だと言われます。
(右脳=芸術、左脳=論理的というのは当てはまらないともいわれてますが)
最近聴いた曲で、歌詞が印象的だったものを一つ紹介しましょう。
植村花菜さんの「トイレの神様」という曲です。
少々長い曲ですが、歌詞に引き込まれました。
よくあるパターンといえば、そうなのかもしれませんが、なかなかいいと思います。
こういったアコギの弾き語り系の曲は、歌詞が重要なものが多いですね。
古いところでは、さだまさし氏の「関白宣言」なんかも歌詞が印象的だし、洋楽ではボブ・ディランやサイモン&ガーファンクルもいいものがたくさんありそうです。
カバー・アルバムがブームです。
過去の名曲を新しくアレンジし、現代に再生する、それは各曲に対する若い人からの回答であり、リスペクトする気持ちの現れでもあります。
カバーというのは、すでに評価の定まっている曲をやるので、一見安易な気がしますが、実際には多くのプレッシャーの中での作業となるでしょう。
すでに評価が定まっている、ということは、それだけ原曲のファンが多いということで、下手なアレンジをしてしまうと、総スカンを食らってしまうのです。
実際、私も多くのカバーを聴いて、「原曲の良さをわかっていない」とか「改悪でしかない」と感じることも少なくありません。
では、極力原曲のアレンジに忠実なほうがいいのでしょうか?
以前、B’Zのギタリスト、松本孝弘氏のHRカバーアルバム「ROCK'N ROLL STANDARD CLUB BAND」というのを買ったことがあります。
彼がアマ時代にコピーしたロックの名曲の数々をカバーしているのですが、多くの曲でカバーというよりコピーといったほうがいいようなアレンジでした。
おそらく松本氏は、これらの曲が好きで好きで仕方ないのでしょう。
それで、最初は自分なりのアレンジを考えたと思うのですが、それを修正していくうち、ついに原曲に戻ってしまったんだと思います。
これは原曲のファンからすると、非常に安心して聴ける半面、それだったら原曲聴けばいいのでは?となってしまいます。
(例)松本孝弘「イントゥ・ジ・アリーナ」(原曲マイケル・シェンカー・グループ)
理想を言えば、原曲とはまるで違ったアレンジ、だけど原曲の良さを引き出して、原曲を超えてしまうことでしょう。
私が聴いて、原曲を超えたと思う例をスタンダード・ナンバーから3つ紹介しましょう。
カーペンターズ「プリーズ・ミスター・ポリスマン」(原曲マーヴェレッツ)
ジョン・レノン「スタンド・バイ・ミー」(原曲ベン・E・キング)
ローリング・ストーンズ「ジャスト・マイ・イマジネーション」(原曲テンプテイションズ)
3大ギタリストという場合、一般的にはヤードバーズ出身の3人、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジのことを言います(日本では)。
彼らは、60年代後半からロック・ギターの基盤を確立し、それぞれがオリジナルなやり方で一時代を築き上げました。
一つのバンド出身者がこれだけの偉業を成し遂げた例は他にないと思います。
では、彼ら以外でも3大ギタリストという呼び名が使われることもあります。
ここでは、私が独自にいろいろな3大ギタリストをあげてみました。
3大ブルース・ギタリスト
・BB・キング
・アルバート・キング
・フレディ・キング
ベタですが、いわゆる3大キングです。
もう少し新しい人だと、ジョニー・ウィンター、スティービー・レイボーンも人気、実力ともに文句なしです。
3大ハードロックギタリスト
・ジミー・ペイジ
・トニー・アイオミ
・リッチー・ブラックモア
それぞれが超有名バンドのギタリストで、とくに70年代圧倒的な人気を誇りました。
名リフメイカーでもある彼らは、数多くの名リフをこの世に送り出してきたことでも評価が高いです。
3大プログレ・ギタリスト
・ロバート・フリップ(キング・クリムゾン)
・スティーブ・ハウ(イエス、エイジア)
・アラン・ホールズワース(UK、ブラフォード、その他)
フリップとハウについては異論ないと思いますが、アラホは?
スティーブ・ハケットやデイブ・ギルモアが有力だと思うのですが、変態性とテクニックからアラホにしました。
3大アメリカン・ギタリスト
・スティーブ・ルカサー(TOTO)
・ニール・ショーン(ジャーニー)
・ジョー・ウォルシュ(イーグルス、その他)
70年代から80年代にかけて人気のあった3人です。
3人とも安定した腕があり、案外ヘタウマが多いロック・ギタリストの中では、カチッとしたギターを弾きます。
3大80年代初期ハードロック・ギタリスト
・エディ・ヴァン・ヘイレン(ヴァン・ヘイレン)
・マイケル・シェンカー(UFO、MSG)
・ランディ・ローズ(オジー・オズボーン・バンド)
ランディの代わりにゲイリー・ムーアでも良かったかもしれません。
時代の区切りが中途半端なのは、個人的に思い入れの強い時期だから。
80年代3大テクニカル・ギタリスト
・イングヴェイ・マルムスティーン
・スティーブ・ヴァイ
・ジェイク・E・リー
上2人はともかく、3番目に該当する人が思い浮かばなかったので、自分の好きなジェイクにしました。
候補として、ジョージ・リンチ、ヴィヴィアン・キャンベル、ジョン・サイクスあたり?
この時代、凄いギタリストが次々とデビューしました。
3大リズム・ギタリスト
・マルコム・ヤング(AC/DC)
・ポール・スタンレイ(キッス)
・ルドルフ・シェンカー(スコーピオンズ)
バンドの要となるリズム・ギター、いずれもカッコいいリフ・メイカーでもあります。
ロックのカッコ良さって、いかにリズムが決まってるかですよね。
キース・リチャーズやジョン・レノンも素晴らしいリズム・ギタリストです。
3大80年代に人気のあった日本人ギタリスト
・チャー
・高中正義
・高崎晃
それぞれ得意分野の違うギタリストですが、海外でも通用する人たちだったと思います。
他に、野呂一生、渡辺香津美あたりもよくメディアで取り上げられていました。
80年代後半以降について。
80年代にギタリストのテクニカル競争が激しくなりすぎた反動からか、90年代以降、急激にギタリストの地位が落ちます。
長いギターソロ、過度に音を詰め込みすぎた速弾きが、時代遅れとして敬遠されるようになったからです。
この辺りからギタリストがロックの花形ではなくなり、3大ギタリストみたいなのはなくなったと思われます。
昨日、みっぴぃさんの日記に「The march of the black queen」が貼られてあったので、久しぶりに「QUEEN II」が聴きたくなり、古いカセットを探してデッキに入れました。
忘れていた曲、思い出した曲、以前は好きじゃなかったのに良いと感じた曲など、いろいろ発見がありました。
この英国が誇るロック・バンドについて、私自身、意外なイメージを抱いていたことについては、いろいろネタとして語っているので聞いたことがある人もいると思います。
1982年頃、洋楽に夢中になり、なんでもかんでもエアチェックしていたころ、それを耳にしました。
「ホット・スペース」から、「Staying Power」だったと思います。
「ほう、クイーンというのは、マイケル・ジャクソンみたいなダンス・ミュージックのバンドなんだ」
このアルバムからの収録曲はFMから流れることも多く、他にもいろいろ聴きましたが、概ね気に入ってたと思います。
ダンス、ファンクを得意とするバンド、クイーンも悪くないな、と。
ある日、友人宅で少し変わったロックを耳にします。
それはハード・ロックみたいなんだけど、コーラスの美しい音楽。
これ誰?
「クイーン」
えっ?
…そうか、ダンスバンドのクイーンも、こういうロックな曲をやることがあるんだな…
その後、1枚目、2枚目、ジャズ、オペラ座、とベスト盤を聴きましたが、今では一応、このバンドの特色については知ってるつもりです(笑)
閑話休題、「QUEEN II」に戻ります。
LPのA面がホワイト、B面がブラックとされるアルバムですが、ほとんどA面しか聴いてなかったようです。
「Father to Son」での美しい歌メロとギターが暴れるハードな展開、「Some Day One Day」のモコモコした癒し感、今聴いてもいいものです。
ブライアンが中心となって作られたとされるホワイトサイドですが、バラエティ豊かで飽きない作りですね。
今回再発見したのは、B面、ブラックサイドの方。
これって、かなりの傑作ではないのかい?
20年以上前、おそらく2~3回しか聴いてなかったので、初めて聴くようなものですが、これは凄い。
確かに展開は複雑で、とっつき難い部分はあると思います。
しかしジックリ聴けば、この計算されたアレンジ、コーラスワークにはまり、メロディの美しさの虜になりますね。
これだからROCKはやめられない。
この年になり、おそらく1000枚以上のアルバムを聴いた今でも、新たな発見があります。
まだまだ音楽的好奇心は枯れることなさそうです。
最近はあまりライブには行かなくなりましたが、以前はけっこう足を運んでいました。
今まで行ったライブは全て最高で、いずれも満足出来るものでしたが、その中からとくに良かったもの5つあげるとすれば、
(見に行った順)
・イーグルス(2004年名古屋ドーム)
・スコーピオンズ(2004年愛知勤労会館)
・ジューダス・プリースト(2005年名古屋市民会館)
・ウィズイン・テンプテーション(2007年大阪BIG CAT)
・AC/DC(2010年京セラドーム)
こうやって思い出してみると、良いライブというのはいくつかの条件が伴わなければいけないことがわかりました。
・アーティスト自信の演奏、歌、パフォーマンスの出来、完成度
・自分好みのセットリスト
・音響(バランス、ボリューム含む)が優れている
・客のノリがいい、盛り上がる
・ステージからの距離
・自分の体調がいい
これらの条件が揃えば、必然的に最高のライブになります。
上記のベストとは違う、印象的だったライブをあげてみましょう。
「超絶技巧を見せてくれた、テクニカルなライブ」
・キング・クリムゾン(2003年愛知厚生年金会館)…超難曲「ConstruKction of Light」や「太陽と戦慄」を完璧に演奏
・イエス(2003年大阪厚生年金会館)…リック・ウェイクマンは凄かった
・ドリームシアター(2006年愛知芸術劇場)…もはや人間技を超えた
「年齢を感じさせない、若いもんには負けないライブ」
・ローリング・ストーンズ(2002年大阪ドーム)…不老長寿とはミックのことだ
・ヘヴン・アンド・ヘル(2007年大阪城ホール)…魔人ロニーの勇姿
・ジェフ・ベック(2009年愛知芸術劇場大ホール)…年をとらない人間
「ストライクど真ん中なセットリストだったライブ」
・ローリング・ストーンズ(2002年大阪ドーム)…この日のみ、大好きな「マニッシュ・ボーイ」を演奏
・ジューダス・プリースト(2005年名古屋市民会館)…全盛期の名曲満載
・マイケル・シェンカー・グループ(2006年クラブダイヤモンドホール)…UFOとMSGのバランスが良かった
「爆音!ボリュームの大きかったライブ」
・キッス(2001年名古屋レインボーホール)…ドラムの音が凄まじかった
・オジー・オズボーン(2002年名古屋市公会堂)…鼓膜破損寸前、ドを超えてた
・キッス(2006年名古屋レインボーホール)…次の日になっても耳鳴り収まらず
「盛り上がりが凄かったライブ」
・キッス(2001年名古屋レインボーホール)…一応最後のツアーということで、半端ない盛り上がり
・ウィズイン・テンプテーション(2007年大阪BIG CAT)…ケガ人が出てもおかしくない怒涛の盛り上がり
・ダーク・トランキュリティ/ザ・ホーンテッド(2008年名古屋クラブ・クアトロ)…酸欠寸前、押しつぶされそうになった
「期待してなかったけど、すごく楽しめたライブ」
・TOTO(2006年名古屋市公会堂)…心配されたボビーもよく頑張った
・アイアン・メイデン(2006年名古屋市民会館)…新譜から全曲演奏も、それなりに良かった
・エイジア(2007年愛知勤労会館)…自分自身、前日からひどく体調を崩してやばい状態だった
「酷い座席だったけど楽しめたライブ」
・ローリング・ストーンズ(1996年?大阪ドーム)…アリーナだったのに、すぐ前に巨人のような人間の壁3人
・イエス(2003年大阪厚生年金会館)…3階のほとんど一番後ろ
・ポリス(2008年京セラドーム)…スタンド席の一番上の後ろから数えたほうが早い席、何も見えません
次はもしもシリーズ!
「もしも再結成したら行きたいライブ」
・レッド・ツェッペリン・・・再結成ツアーの話はどうなった?
・オジーのブラック・サバス・・・実は一度も来日してません
・EL&P・・・エマーソンとレイクの来日が中止になったので、次回は是非パーマー付きで
「もしもタイムマシンがあれば行きたいライブ」
・1962~63年頃のハンブルグでのビートルズ・・・伝説ライブ、ドラムはピート・ベストで
・フィル・リノットのいるシン・リジィ・・・ロバートソン、ゲイリー、スノーウィ、サイクスのいずれかの時代
・ボン・スコットのいるAC/DC・・・絵に描いたようなロックンローラーをこの目で
・そのほか多数、いっぱいありすぎて書ききれません
「もしも名ライブ盤を見れるなら」
・キッス1975年のコボ・ホール・・・「アライブ!」を!
・UFO、ライツ・アウト・ツアー・・・「UFOライブ」を!
・キング・クリムゾン、1973年アムステルダム・・・「ザ・ナイト・ウォッチ」を!
・そのほか多数、いっぱいありすぎて書ききれません
イーグルス2004年のライブより「Take it easy」
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