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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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UFOコンプリート計画第2弾!「現象」。
こんな基本中の基本みたいなアルバムを持ってなかったの?といわれそうです。
UFOはベストとライブだけ聴けば、わかった気になれるバンドですが、それはわかった気がするだけです。
改めて「現象」を聴くと、隠れた名曲の多さに驚きました。



たしか、はるか昔、カセットテープに録音したのを持ってたと思うのですが、当時はあまりピンとこなくて、ほとんど聴いてなかったようです。
まるで初めて聴くような感覚でした。

まずジャケがいい。
澄んだ青空にポツンと浮かぶ未確認飛行物体UFO。
手前の女性とUFOが対になってますね。
左の木々、中央の赤い屋根など、デザインとしてのバランスが非常にいいです。

基本的にLPで発売されたアルバムは皆そうなのですが、やはりA面最初と最後、B面最初と最後にインパクトがあるよう作られてます。
楽曲は粒揃い。
大人しい曲が多いのですが、味わい深いブリティッシュ・ロックが詰まっていて、珠玉のメロディが楽しめます。
名曲「Doctor Doctor」は、アルバムの流れで聴くと、とてもすんなり収まっていて、引き立ってる感じがしますが、同じく名曲「Rock Bottom」は、この曲だけハードでちょっと浮いてる気がしないでもないです。

今回新たに好きになったのは「Oh My」「Space Child」「Too Young To Know」「Time On Hands」「Built For Comfort」です。

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» 無題
名盤ですよねぇ~
仰るとおり、A面・B面の曲の収め方がいいですよね。
特筆すべきは(個人的に/笑)2曲目の"Cristal Light"のエンディングのアルペジオから3曲目"Doctor Doctor"のイントロへの流れです。
この流れで、"Doctor Doctor"のイントロがよりいっそうドラマティックに引き立ってると思います!
あくまで個人的にですが(笑)
ひらぱ 2010/10/09(Sat)19:08:27 編集
» ドラマティック
ひらぱさん、こんばんは!
LPはやはり片面20分前後の音世界がありましたよね。
人間が集中力を持続して音楽を聞き続けるのに、この時間は最適なのかもしれません。
それで1曲目のインパクトは当然として、A面最後になる4曲目とか5曲目ってのは重要だったと思います。
それにB面に裏返しての1曲目、これも重要ですよね。
それに対して、CDだと単なるアルバムの中間ていう位置づけになってしまったと思います。

"Cristal Light"から"Doctor Doctor"への流れはいいですよね。
ベストアルバムなんかだと、唐突に"Doctor Doctor"が始まっちゃいますけど。
ひらぱさんの仰るように、ドラマティックな展開だと思います。
にゅーめん 2010/10/09(Sat)20:52:39 編集
» いいですよね~
このアルバム大好きです。
若いころはHRにしては少し大人しめな印象を持っていましたが、(ちょっと物足りない?)
年齢が上がるにつれて奥の深さがわかってきたような気がします。

Doctor Doctor ~ Rock Bottom
までの流れが特に好きです。
本当はLPで聴いた方がもっとアルバムの良さがわかるんだろうな~って思います。
A面、B面の構成って大事です(笑)

「Space Child」は隠れた名曲だと思っています。
この頃のマイケル、いいですね~
初々しい感じがします(笑)
メダリオンもばっちり映ってますね!
space child 2010/10/10(Sun)07:05:02 編集
» これはいい!
名盤ですね~!

最初聴いたときは「ちょっと地味かな」なんて思っておりましたが、
聴き込むとその名曲の数々にビックリ!

マイケルの歪みの少ない音も大好きです(笑)
しっかりしぇんか~ 2010/10/10(Sun)09:53:35 編集
» 地味だけど
space childさん、おはようございます!
私も初めて聴いたときは地味で、あまりパッとしなかったように思います。
なので、ほとんど聴いてなかったと思います。
やはりじっくり腰を据えて聴きたいアルバムですね。
キャロル・キングの「つづれおり」などもそうですが、他にも地味な名盤というのが多く存在します。
リアルタイムの人ならともかく、後追いにはちょっと辛いところですね。

私はこのアルバムのLPを一度だけ聴きました。
というのも、これを友人から借りてカセットに録音するときの1回ですが(笑)。
やはりLPにはLPの良さがあって、とくにA面が終わったあと、少し余韻に浸れるのがいいですね。
「Rock Bottom」が終わったあと、少々気を静める時間があるのとないのでは、アルバム全体の印象が違ってくると思います。

>「Space Child」は隠れた名曲
同感です!
この辺の曲って、その後のライブではあまり演奏されてないようですが、もったいないですよね。

そういえば、当時のライブ映像を見ると、フロント3人の誰かは必ず上半身裸ですね。
ときには3人とも裸のときもありそうですが、これだけ裸率の高いバンドって他にAC/DCくらいかな(笑)
にゅーめん 2010/10/10(Sun)10:41:41 編集
» マイケルの味
しっかりしぇんか~さん、おはようございます!
皆さん、思われることは一緒のようで(笑)、やはり第一印象は地味だと思います。
今の感覚からすれば、ハードロックではありませんよね。
Rock Bottomを除けば、ストーンズとかとそんなに変わらない気もします。
ギターソロは長いけど。

このアルバムで聴けるマイケルの乾いた音もいいですよね。
まだワウを使ってない、独特のサウンドだと思います。
それにテクニックに走らず、メロディで勝負しているのもいいと思います。
この辺が本来のマイケルの味ですよね。
今のマイケルに欠けているのは、この辺の感覚なように思います。

話は変わりますが(笑)
アコギ用のチューナーは、マイクで音を拾うタイプです。
マルチエフェクターにもチューナー機能があるのですが、あまり使ってません。
でも時にはバッチリと完璧に合わせてみたいですね。
にゅーめん 2010/10/10(Sun)10:51:04 編集
» 現象
アルバムタイトルからも、センスの良さを感じさせます

ちなみに、このアルバムはその年の優秀なデザインとして賞を取ったみたいです
(何という賞なのか、覚えてないのですが...)

マイケルを知って―
もっともっと知りたくなって、UFO時代まで遡りましたが
私も初めてこのアルバムを聴いた時は、ピンときませんでした(^^;;

むしろ今聴くとおっしゃるとおりRock Bottomだけ浮いてる感じがしますよね(笑)
(でも、やっぱりカッコイイ~☆)


デジタル盤の素っ気なさ。。。
アナログ盤には、A面とB面という心憎い“間”がありました

A面ラストとB面の始めが繋がっているのは―
味も素っ気もなく、正直つまらないです。。。
micha* 2010/10/12(Tue)01:05:39 編集
» ヒプノシス
micha*さん、おはようございます!
このジャケデザインはヒプノシスだそうですね。
ヒプノシスは70年代の多くの名ジャケを描いていますが、DLが主流になりつつある昨今、そういう文化も廃れていくようで寂しいです。

micha*さんも地味に感じられましたか。
ちょっと安心、皆思うことは同じなんですね。
いわゆる名盤と認定されてるアルバムの中で、「現象」は少し弱い気がするのですが、それはこの地味さと、マイケル在籍時のUFO(70年代)が一度も来日していない、というのもあると思うのです。
もし2回くらい来日していたら、日本での評価も全然違うものになってると思いますね。
世界的にはUFOよりもずっと人気下のレインボーが日本で人気が高いのは、何度も来日したからだと思いますし。

LPの良さ、体験したものしかわからないでしょう(笑)

そして、ちょうどカセットテープもA面とB面があって、LPを録音するのに丁度いい形態でしたよね。
やはりこの間が大事ですよね。
にゅーめん 2010/10/12(Tue)06:20:10 編集
» 無題
やっと現象を聴き直しました。 何年ぶりだろうか?
改めて聴いてみると、ブリティッシュフォークな曲を、ロックバンドがロックアレンジした感じ・・・と妙な感想になりました。
現在も演奏される曲(ドクタードクター、ロックボトム)はロックの古典として生き残っていますが、他の曲が今は味わい深く感じられます。
今頃になって彼等のルーツがかんじられたのかなぁ…w
car2ya 2010/10/18(Mon)22:54:26 編集
» ルーツ
car2yaさん、こんばんは!
「現象」持ってる人多いですね~!
やはりこれは70年代ブリティッシュ・ハード・ロックの名盤ですね。
たしかに、このアルバムはフォークっぽい気がします。
大人しい曲が多いのと、ハードな曲でも、フォークをハードにした感じ(「オーマイ」とか)もしますね。
ZEPのやり方とは違い、UFOのそれはもっとストレートですが。
フィル・モグのルーツは、やはりフォークなのだと思います。
あまりブルースって感じはしませんね。
それとこの頃のマイケルは、テクがない分、メロデイの良さが生きてるように思います。

KISSもそうですが、やはりマイナーな曲とか、目立たない曲に惹かれますよね。
そう思う人ってけっこう多いとは思うのですが、KISSのライブでマイナー曲の観客の反応に鈍さを見ると、やはり有名曲のほうが盛り上がるんでしょうね。
アイアン・メイデンのライブでは、新曲全曲フルコースのあと、後半で有名曲になりましたが、まるで別のバンドのライブになったのかというくらい、盛り上がりが全然違いました。
にゅーめん 2010/10/19(Tue)21:03:53 編集
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