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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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イエスが約10年ぶりとなる新作を発表するようです。
いろいろな情報が飛び交うなか、ちょっとだけまとめてみました。

・現イエスのメンバー

クリス・スクワイア=b
アラン・ホワイト=ds
スティーブ・ハウ=g
ジェフ・ダウンズ=key
ベノア・デイヴィッド=vo

トレヴァー・ホーン=プロデュース

・新作の核となる組曲「We Can Fly From Here」は、実は1980年ドラマツアーの時に演奏されていた、スタジオ未発表曲

・1980年当時、クリス、アラン、ハウの3人は、バグルズの二人を加えたメンバー構成に手ごたえを感じていて、もっと続けたかったらしい
(アルバム「ドラマ」の売り上げの低迷、ツアーが酷評されたことなどで解散)

2011年にもなって、今更こういうメンツでイエスが再始動するとは思いもしませんでした。
エイジアからハウとダウンズがイエス入り(出もどり)しているけど、何も問題はなかったのでしょうか?
ジョン・アンダーソンはこの編成についてどう思っているのでしょうか?

私としては、アルバム「ドラマ」が好きなので、このメンツでの新作は非常に興味深いです。
前作「マグニフィケイション」はオーケストラの大胆な導入など聴き応えのある作品でしたが、購入時以来ほとんど聴いていないのが現実。
次こそプログレッシブ・ロックの大名盤を期待・・・していいのか?

youtubeに新作らしき音源がありました。 



新ボーカルさん、ジョンやホーンに似ていて、かといってアーネル・ピネダみたいなそっくり過ぎることもなく、良いと思います。
透明感のあるハイトーンがイエスの曲にあっていて、これならライブでイエス・クラシックを歌っても大丈夫でしょう。
曲の感じはイエスというより、どちらかというとエイジアっぽいかな?
私はかなり気に入りました。
発売が待ち遠しいです。
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スティーブ・ペリー脱退後のジャーニーは興味はあったものの、アルバムを買うほどではありませんでした。
どうせ80年代から一歩も出ていない過去回帰なアルバムなんだろう、と思ってたから。
それが昨年からの産業ロック見直しの気分が盛り上がっていた自分にとって、やはり現在のジャーニーというのは無視出来ない存在で、今回新譜も発売されたので、youtubeで全曲聴いてみました。

感想です。
私の好みからいくと、ちょっとハード過ぎます。
もう少しポップで大人しいほうがいいかな。
それと、やはり80年代的で、とうてい今の若者が聴くような音楽ではなく、完全に中年向きロックです。
前作から参加のアーネル・ピネダさん、いいボーカリストです。
スティーブ・ペリーそっくりで、ジャーニーサウンドとのマッチングは完璧ですね。

このアーネルさん、以前からペリーそっくりというのは知っていたし、新曲も聴いたことはあったのですが、前作「レヴェレイション」のボーナスCDに収録されていた過去の名曲のセルフカバー集、これを聴いてぶっ飛びました。
予備知識なしで聴いたら、間違いなくペリーが歌ってると思ったでしょう。
「何を今さらそんなこと言ってるんだ?」
と怒られそうですが、今回たまたまyoutubeで聴いたのです。
新作よりも前作の「レヴェレイション」が欲しくなりました。
もちろんセルフカバー付きのほう。

新譜「エクリプス」より「To Whom It May Concern」


こちらはセルフカバー「Don't Stop Believin'」(ボーカルはアーネル・ピネダ)

産業ロックが好きです。
「産業ロック」という言葉も。

一般的に産業ロックというのは、いい音楽を追求するというスピリットを捨て、売れ線狙いに魂を売った音楽とされ、いい意味では使われません。
しかし、魂を売れば全米ナンバーワンヒットが生まれるのでしょうか?
そんな甘いものではありませんよね。
やはり真にいい音楽を作らなければ大ヒットなどしないのです。
魂を売ってヒットさせようとするのは、某アイドルグループのように、音楽で勝負せず同じアルバムのジャケ違いや初回特典をたくさんつけて売るようなやり方でしょう。

私は基本的に、大ヒットした音楽というのは好みの違いこそあれ、いいものがほとんどだと思ってます。
もちろん、全然ヒットしなかった音楽にも感動的な曲はたくさんありますが、全く売れなかった曲と大ヒットした曲を比較した場合、後者にいい曲がある確立は非常に高いと思います。
というわけで、70年代後半から80年代にかけて、ヒットチャートを賑わした産業ロックのアルバムは、やはりいいものが多いですね。

産業ロックという言葉を嫌う人は、「アメリカン・プログレ・ハード」などといったりします。
私はこれのほうが嫌い。
「アメリカのプログレッシブなハードロック」、ということになりますが、たいしてプログレッシブでもないし、ハードロックでもないのにこの名前はおかしい。
プログレッシブでハードはロックは、本来ドリームシアターのような音楽だと思います。

前置きが長くなりましたが、久しぶりに古い産業ロックを4枚買いました。

ジャーニー「インフィニティ」



ジャーニー、新譜が出ましたね。
なかなか評判も上々のようで、そちらにも興味津々なのですが、今回買ったのは1978年のアルバムです。
スティーブ・ペリーがバンドに参加して初めてのアルバムです。
実は彼らのスタジオアルバムは「エスケイプ」と「フロンティアーズ」しか知らず、他に「ライブエナジー」という初期のライブ盤を知るのみです。
そのライブ盤に収録されている初期の曲は、なかなか魅力的な曲が多く、いつかアルバムで聴かねば、と思っていました。
はい、1曲目からバラードでビックリしました。
以降、コーラスを生かした曲やポップな曲など、聴きやすい曲が並びます。
ニール・ショーンのギターはやはり凄いのですが、サウンドの中心はペリーのボーカルになっており、ここから我々がよく知る彼らの音楽性が始まったようです。

REOスピードワゴン「グッドトラブル」

昨年初めて買ったREOスピードワゴンのアルバム「禁じられた夜」が気に入ったので、ぼちぼちと他のアルバムも聴いているのですが、どれも期待を裏切りません。
このアルバムも王道産業ロックサウンドで、悪いわけがありません。
明るくポップで軽い、決してハードでもプログレッシブでもない、まさに80年代にしか出来なかったアルバム。
次は「人生はロックンロール」か最近のアルバムを聴いてみたいです。

カンサス「暗黒への曳航」

初めてのカンサスです。
どれから聴こうか迷ったあげく、最高傑作の呼び名が高い本作をチョイスしました。
(イエス+ELP+フォリナー)÷3=カンサス、といった感じでしょうか。
想像していたよりプログレっぽいです。
でも1曲目のサビなんて、完全に産業ロックしててカッコいいと思いました。
ブリティッシュ・プログレのような暗さはなく、やはりアメリカンな明るさがあり、それでいてプログレ好きをも満足させる複雑さも兼ね揃えています。

ハート「デザイアー・ウォークス・オン」

ハートも初めて聴くバンドです。
本当は「HEART」「Bad Animals」など大ヒットアルバムから聴きたかったのですが、BOOK-OFFで格安で叩き売られていた本作を発見、とりあえず購入しました。
まずまずかな。
いい曲はいくつかあります。
でもハードな曲は、ちょっとハード過ぎて聴きづらいです。
私はヘビメタでもデスメタルでも聴きますが、こういう暑苦しいメロディアスハードみたいなのは苦手です。
 

オランダのトップバンド、いやヨーロッパを代表するバンドにまで上り詰めたウィズイン・テンプテーションのニューアルバム、「ジ・アンフォーギヴィング」が発売されました。
3月末に輸入版が発売された時点で、即購入したのですが、しっかり聴き込んでから感想を書きたいと思ったので、今頃になってしまいました。



新しいアルバムを発売するごとに、売り上げを伸ばし、その代わりマニア度が減少していく典型的なバンドだと思います。
普通そういうバンドは、メジャーになるほどつまらなくなるのですが、そうならないのがウィンズインの凄いところ。
デビュー当時は、陰鬱でヘヴィなゴシック・デス・メタルでした。
セカンドでは、デスボイスがほとんどなくなり、
サードではシンフォ・ロックになり、
前作ではハードロックに歩み寄り、
今作は、よりメジャーなロックバンドになったようですが、どれもが魅力的であり、アメリカや日本で人気がないのが不思議なくらいです。

デビュー当時の曲はこんな感じ↓



今回のアルバムを聴いて、まず感じたのは、紅一点ボーカルのシャロンのボーカルの変化。
デビュー当時は非常に高くクリアな声質で、まるで天使の歌声のようでしたが、前作あたりからそこへ力強さが加わり、今回はさらに表現力が増したように思います。
それとギタリストの活躍。
前作まではほとんどギターソロというのはなく、それは現代のロックバンドとして普通のことなのですが、今回はあえて間奏にソロパートを入れてきました。
世の動向として、再びギターソロに注目され始めてるようですが、そういう辺りも視野に入れているのでしょう。

前作が発売されたあと、ワールツアーが始まり、初めての単独来日も実現しました。
再び日本に来てくれるといいのですが、イマイチ日本では人気がないので難しいかもしれませんね。


女優の田中好子さんが亡くなられてから、キャンディーズの動画をよくyoutubeで見るのですが、関連動画として子供の頃によく見た懐かしいCMがあります。
昭和40年代~50年代の頃のCMって、けっこう覚えてるものから完全に忘れているものまでいろいろありますね。

まずはキャンディーズが出演するCMを集めたもの。



残念ながら、ククレカレー以外、全て知らないCMです。
そういえば森永のCMで最後の「ピポパポ」っていつの間にか無くなりましたね。
それと1分32秒から始まる「サンヨー・ズバコン」というテレビのCM、リモコンでチャンネルが回転するってなんか凄いな~(笑)

これは知ってる人が多いだろう、と思ったのはハトヤのCM。



特に途中、少年が生きた魚を抱えてるシーンは印象的!
それにしても「三段逆スライド方式」って?釣れば釣るほど安くなるみたいですが(笑)

次は「高級水彩絵の具 ギターペイント」



当時は何でも高級とかついてた気がします。
しかしなんで「ギター」ペイントなんでしょう?

今日のところはこの辺で。
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