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産業ロックが好きです。
「産業ロック」という言葉も。
一般的に産業ロックというのは、いい音楽を追求するというスピリットを捨て、売れ線狙いに魂を売った音楽とされ、いい意味では使われません。
しかし、魂を売れば全米ナンバーワンヒットが生まれるのでしょうか?
そんな甘いものではありませんよね。
やはり真にいい音楽を作らなければ大ヒットなどしないのです。
魂を売ってヒットさせようとするのは、某アイドルグループのように、音楽で勝負せず同じアルバムのジャケ違いや初回特典をたくさんつけて売るようなやり方でしょう。
私は基本的に、大ヒットした音楽というのは好みの違いこそあれ、いいものがほとんどだと思ってます。
もちろん、全然ヒットしなかった音楽にも感動的な曲はたくさんありますが、全く売れなかった曲と大ヒットした曲を比較した場合、後者にいい曲がある確立は非常に高いと思います。
というわけで、70年代後半から80年代にかけて、ヒットチャートを賑わした産業ロックのアルバムは、やはりいいものが多いですね。
産業ロックという言葉を嫌う人は、「アメリカン・プログレ・ハード」などといったりします。
私はこれのほうが嫌い。
「アメリカのプログレッシブなハードロック」、ということになりますが、たいしてプログレッシブでもないし、ハードロックでもないのにこの名前はおかしい。
プログレッシブでハードはロックは、本来ドリームシアターのような音楽だと思います。
前置きが長くなりましたが、久しぶりに古い産業ロックを4枚買いました。
ジャーニー「インフィニティ」
ジャーニー、新譜が出ましたね。
なかなか評判も上々のようで、そちらにも興味津々なのですが、今回買ったのは1978年のアルバムです。
スティーブ・ペリーがバンドに参加して初めてのアルバムです。
実は彼らのスタジオアルバムは「エスケイプ」と「フロンティアーズ」しか知らず、他に「ライブエナジー」という初期のライブ盤を知るのみです。
そのライブ盤に収録されている初期の曲は、なかなか魅力的な曲が多く、いつかアルバムで聴かねば、と思っていました。
はい、1曲目からバラードでビックリしました。
以降、コーラスを生かした曲やポップな曲など、聴きやすい曲が並びます。
ニール・ショーンのギターはやはり凄いのですが、サウンドの中心はペリーのボーカルになっており、ここから我々がよく知る彼らの音楽性が始まったようです。
REOスピードワゴン「グッドトラブル」
昨年初めて買ったREOスピードワゴンのアルバム「禁じられた夜」が気に入ったので、ぼちぼちと他のアルバムも聴いているのですが、どれも期待を裏切りません。
このアルバムも王道産業ロックサウンドで、悪いわけがありません。
明るくポップで軽い、決してハードでもプログレッシブでもない、まさに80年代にしか出来なかったアルバム。
次は「人生はロックンロール」か最近のアルバムを聴いてみたいです。
カンサス「暗黒への曳航」
初めてのカンサスです。
どれから聴こうか迷ったあげく、最高傑作の呼び名が高い本作をチョイスしました。
(イエス+ELP+フォリナー)÷3=カンサス、といった感じでしょうか。
想像していたよりプログレっぽいです。
でも1曲目のサビなんて、完全に産業ロックしててカッコいいと思いました。
ブリティッシュ・プログレのような暗さはなく、やはりアメリカンな明るさがあり、それでいてプログレ好きをも満足させる複雑さも兼ね揃えています。
ハート「デザイアー・ウォークス・オン」
ハートも初めて聴くバンドです。
本当は「HEART」「Bad Animals」など大ヒットアルバムから聴きたかったのですが、BOOK-OFFで格安で叩き売られていた本作を発見、とりあえず購入しました。
まずまずかな。
いい曲はいくつかあります。
でもハードな曲は、ちょっとハード過ぎて聴きづらいです。
私はヘビメタでもデスメタルでも聴きますが、こういう暑苦しいメロディアスハードみたいなのは苦手です。
というか、HEARTも産業ロックになるんですかー
アルバム「HAERT」しか聴いたことがありませんが、
言われてみれば、このアルバムは産業ロックですね。
今回にゅ~めんさんが聴かれたアルバムの曲をYOUTUBEで数曲聴いてみたのですが、
確かに暑苦しいかも(笑)
「HEART」のほうは、もっとポップ&キャッチーで聴きやすいです。
プロデューサーがロン・ネヴィソンだったかと思います。
機会があれば、今回のアルバムに懲りず(笑)、聴いてみてください♪
HEART聴いたの初めてなんです。
名前だけはけっこう前から知ってたのですが、女性ボーカルだというのを知ったのは最近です(笑)
本文にもあるように、最初はアルバム「HEART」か「Bad Animals」あたりから入るべきでしたね。
で、買ってからわかったのですが、どうも「デザイアー・ウォークス・オン」は彼女たちのアルバム中最も売れなかったみたいです。
まあ、それは内容が、というより時代背景もあるようですが。
で、現在CDは廃盤で、BOOK-OFFで105円でした(汗)
wikiからの受け売りなのですが、70年代から活躍してるバンドですね。
で、けっこうZEPの影響を受けてるとか、書いてありました。
youtubeで他の曲も聴いてみますね。
話は変わりますが、UFOのマイケル時代の音源がまとまった形で発売されるようです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4092618
いろいろダブるですが、いちおう買うつもりです。
実は、ついこないだ初期の最新リマスター盤を4枚買いそろえたばかりなんですよ!
それにも結構色々とボーナストラックが入っており・・・
今回はパスかなぁ・・・
それにしても、これまでは、ひとつ前のリマスター盤(1997年)で聴いていたのですが、
最新のリマスター盤(2007年)では更に音が良くなっていますね~
おお、もうリマスター盤買われてたのですね。
私は「新たなる殺意」「現象」の2枚買いましたが、いろいろボートラが入ってました。
私としては「UFOライブ」の最新リマスターが欲しいのですが、この7月に発売されるボックスが、最新リマスターだったら嬉しいのですが。
私の持ってる「UFOライブ」はかなり初期のもので、音圧が低いのです。
たまにリマスターが出るたびに全CDを買いなおしてる人いますが、そんな財力ありません(汗)
どちらかというと、狭く深くではなく、浅く広くなほうなので(笑)
ほんとそうですよね。故に産業ロックという言葉は、やっかみだと思っています。
ジャーニーが新譜出してたんですね。前作の評判は良かったですね。出た時に、CD屋で手にして、4000円という価格を見て棚に戻しました(爆)往年のジャーニーファンも、非常に好評かを与えながらも、コピバンがやるのは、どこもエスケイプ、フロンティアーズからの選曲がほとんどと言うのが、いまいち納得のいかないところです。
カンサスは、聞いてみたいと思いながら、一度も聞いてません。産業ロックの言葉が出てくると、よく名前が挙がりますが、大ヒット曲の記憶もないし。おっしゃるように、プログレに近いんでしょうね、ラジオでもほとんどかからないし。変拍子、転調では菅さんも負けてません(笑)
産業ロックという言葉は渋谷陽一氏が言い出したものらしいですが、彼の大好きなZEPも産業ロックといえばそうなんだと思います。
なかにはジャーニーやフォリナーの成功を横目に、「ああいう音楽を作れば売れるだろう」というプロデュースの元、作られた音楽もあったでしょう。
でも、それだけでは売れませんよね。
ジャーニーの前作は、通常の新譜とセルフカバーとの2枚組で、初回盤だとDVDもついてたようですね。
それなら4000円も仕方ないかもしれませんが、気軽に買うには高いですね。
今は3000円くらいで買えるようです(DVDはないようですが)。
コピバンはエスケイプ、フロンティアーズからの選曲がほとんどですか。
私はエスケイプ以前の曲も味があってとても良いと思うのですが、客受けが悪いのでしょうか。
一聴して「おっ」と思う曲も多いと思います。
あとはバンドの力量ですね。
カンサスは思ってたよりもプログレっぽかったです。
この辺はジャスミンさんが詳しそうです。
80年代半ば、某FM番組でこのアルバムに収録されているWinds Of Marchが紹介されたのですが、イントロから引き込まれてしまいました☆
私がジャーニーへの印象―“産業ロックの雄・ジャーニー”という印象を払拭した瞬間でもありました
(過去に記事にしたこともあります)
実は、、、
産業ロックって私はあまり好きではないんです(^^;;)
いわゆる“売れ線狙い”に反発してました、、、
>やはり真にいい音楽を作らなければ大ヒットなどしないのです
そう思います
でも、私はヒットチャートを賑わすような曲をあえて積極的には聴かないという捻くれたスタンスを貫いています(笑)
「インフィニティ」お好きでしたか、これはまだ初期の雰囲気が残っていて、後のモロに産業ロックな路線とはまた違う良さがあると思います。
私が産業ロックを見直すようになったのは、実はまだ最近(3年くらい?)のことです。
80年代リアルタイムの頃は、一部好きなバンドもありましたが(TOTO、ジャーニー、エイジアなど)、どちらかというと反発してました。
好きな人もたくさんいるので、あえて名前はあげませんが、皆さんよく知ってらっしゃるLAメタルなども受け付けませんでして、それが洋楽離れにまで発展しました。
ヒットチャートの音楽をあえて聴かない、というのも有りですよね。
私は単純にいい音楽を探す場合、ヒットチャートから探した方が、見つかる可能性が高いと思っていますが、マイナーな音楽にも珠玉の名曲が数多くうずもれています。
それらを発見するのも宝探しのようで楽しいですね。
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