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これはなかなか凄いと思います。
ギターのテク、歌唱力ともにレベルが高くて、こういうのもいいなぁって感じました。
石川さゆり「天城越え」
この投稿者の他の動画で八代亜紀の「舟歌」を聴いていたら、子供の頃から気になっていたワードが引っかかりました。
それは「ダンチョネ」。
ダンチョネって何ですか?
子供の頃、親に尋ねても納得のいく答えがなかったので、wikiで調べてみました。
それによると、ダンチョネ節という神奈川県の民謡があり、大正時代、同じメロディで替え歌が流行したらしい。
肝心のダンチョネの意味については「断腸の思い」「漁師の掛け声」「団長さんもね」など諸説あるとのこと。
そこでダンチョネ節を聴いてみました。
元が民謡だけあって、西洋音楽にあてはまらないリズムがちょっと気持ち悪い、要するに変拍子なんです。
でもこのメロディってなんか懐かしいような、日本人好みっぽい気がします。
これをもっと聴きやすく、現代音楽風にアレンジしたのが、小林旭の「ダンチョネ節」です。
「いやだ、やだや~だ~」の部分から「ダンチョネ~」までが本来のダンチョネ節のメロディです。
当時流行だったマンボ風のバッキングも素晴らしい。
たぶん30年ぶりくらいに聴きました。
懐かしすぎて涙が出そう(笑)
たしか家にこのシングルのレコードがあったと思います。
父が家でもクルマでもこれをよく聴いていたのを思い出しました。
ホワイトスネイクの来日に伴い、彼らの最新作を聴き、さらに過去作も聴いてます。
買ったCDは「アーリーイヤーズ」という初期のベスト、初期の隠れた名盤「ラブハンター」、それと泣く子も黙る金字塔「白蛇の紋章」。
初期のベストは、デビューから「スライド・イット・イン」までからの収録で、いわゆるもっともホワイトスネイクがホワイトスネイクらしかった時期の名曲集になってます。
よく初期のホワイトスネイクはブルースの影響が濃いと言われますが、私の印象としてはロックンロール色が濃いように感じます。
ギターリフが主体となってグングン進んでいくタイプの曲は少なく、あくまでも中心はデビッド・カバーデールのボーカルで、同時期の他のバンドとは違う個性を発揮、今も70年代の彼らが最高、という人が多いのも頷けます。
もう一枚初期から「ラブハンター」。
30年近く前、このアルバムを聴いたことがあって、非常に好印象だったのですが、カセットだったためにダビングをせず、そのまま忘れ去られたアルバムです。
今回久しぶりにこのアルバムを聴いたのですが、当時の好印象はそのままで、やはりいいアルバムだと思いました。
一番のお気に入りは3曲目の渋いスローナンバー「ヘルプ・ミー・スルー・ザ・デイ」、フレディ・キングのカバー曲です。
ボーナストラックに入っている「ハート・オブ・ザ・シティ」「トラブル」のライブバージョンも素晴らしかったです。
それから名盤「サーペンス・アルバス~白蛇の紋章」です。
これもかなり前に聴いたことがあって、当時は全然いいと思いませんでしたが、今聴くとまあまあといった感じ。
それでもこのアルバムは名盤だと思います。
1987年という時代が詰まっていて、当時のファンが待ち望んだサウンドに対し、期待以上の答えを出しているのがわかるから。
ここからのホワイトスネイクは、それまでとは別バンドとなり、派手でヘヴィで速弾きギターソロが駆け巡るヘビメタ路線を歩むようになったようです。
一番のお気に入りは3曲目の「スティル・オブ・ザ・ナイト」、まるで「プレゼンス」あたりのレッド・ツェッペリンみたいで、とてもカッコいい曲ですね。
10年以上前から行きたいと思っていたホワイトスネイクのライブ、ついに行くことになりました。
とくにファンではないのですが、ロック好きの友人がクチを揃えて「ホワイトスネイクのライブは素晴らしい」と言っているので、興味があったのです。
私が初めて聴いたホワイトスネイクのレコードは、80年代初頭に発売されていたベストアルバムです。
当時は最新のベストだったのですが、現在の視点から見れば初期のベストに当たります。
収録曲の半分くらいは気に入りました。
その後アルバム「スライド・イット・イン」発売、捨て曲がなく、どれも当時流行のLAメタルや産業ロックとは全然違うサウンドで、毎日聴いてました。
しかし、急速に洋楽への興味が冷め、名盤といわれる「サーペンス・アルバス」も聴いてはみたものの、興味を持てずに洋楽空白期間に突入。
洋楽復活後、2008年の「グッド・トゥ・ビー・バッド」、久々のホワイトスネイクの新作ということで期待して聴いたものの、2~3回聴いて挫折、すぐ売りました。
それでも1度はライブを見てみたいとは思っていて、今回チケットゲットするとともに、新作「フォーエヴァー・モア」購入。
結果から言えば、これは「スライド・イット・イン」以来の当たりでした。
全編にわたりヘヴィなギターが響き渡り、非常にハードな印象で、80年代以前の彼らとは雰囲気が全然違います。
それでも、サウンドの根底には彼ら(というよりデヴィッド・カバーデイル)のルーツであるブルースやロックンロールが見え隠れし、ホワイトスネイクらしさもなくなってはいません。
とくにそれが顕著なのが代表曲「ラブ・ウィル・セット・ユー・フリー」で、基本的にブルース進行でありながらヘヴィ・メタリックなサウンドで、現在のホワイトスネイク流ハードロックンロールが展開されています。
これはライブが楽しみになりますね。
古い曲も健在、やはりこれは外せません。
「エイント・ノー・ラブ・イン・ザ・ハート・オブ・シティ」
マイケル・シェンカー在籍時のUFOサウンドの歴史がよくわかり、イギリスのローカル・バンドが全米を舞台に活躍するビッグな存在になっていく過程を感じ取ることができます。
ここでアルバム別の簡単な感想を。
「現象」
まだ全体的に大人しく、音的にはハードロックというより普通のロック。
地味な曲が多いものの、その哀愁漂うメロディは、いかにも英国的で噛めば噛むほど味がでるアルバム。
ライブの定番曲になる名曲「ドクター・ドクター」「ロック・ボトム」が収録され、とくに後者のギター・ソロは素晴らしい。
「フォース・イット」
前作に比べるとサウンドが格段にヘヴィになり、ストレートなハードロックに進化。
リフ中心の曲作りは後の彼らの基本となり、かっこいいギターが散りばめられた隠れた傑作盤。
代表曲は「レット・イット・ロール」「シュート・シュート」など。
「ノー・ヘヴィ・ペッティング」
前作の延長戦上にありながら、よりキーボードをフューチャーし、サウンドに厚みをもたせている。
全体的に攻撃的な曲が多く、ブリティッシュ・ハード・ロックの醍醐味を味わうことが出来る作品。
「ナチュラル・シング」が代表曲だと思うが、燻し銀の味わいをみせる「オン・ウィズ・ジ・アクション」など渋いナンバーもカッコいい。
「新たなる殺意」
彼らの出世作で、アメリカ進出の足がかりとなる作品。
サウンドは前作のハード路線にポップさが加わり、勢いのある作品に仕上がっている。
マイケル・シェンカーのギターはいよいよ冴え渡り、全編に渡って名フレーズを弾きまくっている。
「燃えたぎるギター」「ライツ・アウト」「ラブ・トゥ・ラブ」は屈指の名曲だが、「ゲッティン・レディ」や「トライ・ミー」も味わい深い。
「宇宙征服」
アメリカでの成功により、サウンドが一気にゴージャスに。
このあたりが彼らのピークで、乗りに乗った勢いが感じられる作品。
キーボードやオーケストラの使用が目立つが、それに負けじとギターも弾きまくっていて、泣きのフレーズを連発している。
「UFOライブ」
UFOの、というよりロック史上に残る名ライブ盤。
全曲、スタジオ版をはるかに凌ぐパワーがあり、全盛期の彼らがいかに凄かったかがよくわかる。
どの曲も名演だが、とくに「ラブ・トゥ・ラブ」「ライツ・アウト」のギターソロは、鳥肌が立つほど凄まじい。
全ロックファンのマストアイテム。
と、簡単に感想を書いてみましたが、この後彼らはマイケル・シェンカーの脱退により失速します。
これは非常に惜しい。
その後もフィル・モグのメロディ・メーカーぶりは衰えていない(らしい)し、マイケルのリフメーカーぶりも冴え渡っていることから、このメンバーであと3作~4作くらい続けていれば、今現在における彼らの評価は全く違ったものになっていたことでしょう。
80年代後半以降、それを維持出来たかどうかは、謎ですが。
結局、アルコール、ドラッグの多用が彼らの寿命を縮めてしまったのでしょう。
肝心のフィルとマイケルがもっとも酷い状態で、お互いの性格の不一致、ハードなツアースケジュールも相まって、修正不可能なほど深刻な状況になってしまったのでしょう。
今回のCD5枚組にはいろいろライブ音源が入っているのですが、初期の音源の中にプラスチック・オノ・バンドの「冷たい七面鳥」のカバーがあります。
ドラッグの禁断症状を訴えたヘヴィな曲ですが、まだ健康だった初期の頃に、この曲をカバーした教訓は生かされなかったようですね。
UFO版がなかったので、プラスチック・オノ・バンドの原曲です。
UFOの5枚組CD「クリサリスイヤーズ1973-1979」を買いました。
これは、「現象」「フォース・イット」「ノー・ヘヴィ・ペッティング」「新たなる殺意」「宇宙征服」「UFOライブ」の6枚分のCD全てと、貴重なライブ音源やシングルバージョン、セッション音源など(これだけでCD1枚分に相当)が収録されているものです。
LP枚数に換算すると、8枚分に相当する内容で、お値段は超お買い得の3560円(私は2136円で購入)。
全81曲を6時間弱かけてたっぷり楽しませていただきました。
昨年のフォリナー5枚組CDのときは、全曲知らない曲だったので、きちんと聴くのに1ヶ月かかりましたが、今回は3分の2以上知ってる曲だったので、しんどくならずに最後まで一気に聴けました。
どうせチープな画用紙を折っただけのジャケだろうと、思ってたら、意外にきちんとしたプラケースでちょっとだけビックリ。
また、この手の企画物にしては珍しく、ジャケのセンスがいいですね。
聴いてまず最初に感じたのは、きちんとリマスターされた音源で、クリアな音質で全曲音圧も統一されていること。
それから、あらためて本当にいい曲が多いということ。
フィル・モグは偉大だということ。
マイケル・シェンカーのギターは、70年代という時代からすれば、驚異的なテクニックと表現力があったということ。
これからUFOを聴こうという人や、LPでは持ってたけどCDは持っていないという人、70年代の良質なロックを聴きたい人に絶対オススメ!
ブリティッシュ・ロックの真髄が楽しめます。
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