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待つ犬です。
待つ犬で名前が「ハチ」ときたらあの名犬しかいません。
日本中を涙で濡らした名作「ハチ公物語」のハリウッド・リメイク作品です。
基本的には松竹映画の「ハチ公物語」を基本としていますが、アメリカ文化、アメリカ人の考え方に合うよう少々変更されています。
でもハチは秋田犬です。
これがプードルだったりチワワだったりしたら感動もありません。
そしてこのハチを演じる秋田犬が素晴らしいのです。
子犬時代の可愛らしさは、ただそこに存在するだけでも可愛いものですが、特筆すべきは主人が他界してからも駅で待ち続けるときです。
もう悲しいくらい寂しそうな表情をするのです。
今更ネタばれもないわかりきったストーリー、でも泣けます。
今回、サングラス持参で映画館へ向かいましたが、退館するときはしっかりお世話になりました。
レンタルDVDで映画「私は貝になりたい」を見ました。
以前、同じ内容の2時間(3時間?)ドラマを見たことがあります。
所ジョージさん主演で、ハッピーエンドに終わると思いきや、不幸な結末になり、最後の手紙がとても印象に残ったものです。
今回借りてきたのは、昨年末に劇場公開された中居正広さん主演のもので、やはり後半目頭が熱くなりました。
戦時における上官の命令は絶対に従わなければいけません。
たとえそれが人道に反することであっても。
米軍捕虜の殺害(実際にはすでに死んでいたと思われる)を命令された男は、選択の余地なく実行するしかないのです。
そして一方的な裁判、死刑判決。
じゃあ、彼はどうすれば良かったのでしょう。
どうすることも出来ないと思います。
運が悪かったと思うしかないでしょうね。
運が悪いのは彼だけじゃなく、空襲で死んだ人、原爆で死んだ人も同様で、人の命の重みなんてない時代なのです。
たった一人の命を救うために国境を越えて活躍する人がいる一方、今も世界のどこかで戦争が行われています。
地震など大規模な自然災害が発生すると世界中からボランティアが集まる一方、大量破壊兵器を作り何もかも破壊する。
人間って変な生き物ですね。
「今度生まれ変わるなら人間にはなりたくありません。
牛や馬がいい、いや牛や馬は人間にいじめられるからそれもダメです。
どうしても生まれ変わらなければならないのなら、貝がいいです。
貝なら海の底で岩にしがみついていればいいだけです。
兵隊にとられることもなければ戦争もない。
生まれ変わるのなら、私は貝になりたい。」
最近話題の映画、「劒岳・点の記」を見てきました。
明治40年、前人未到の山、劒岳へ登ることを命じられた測量隊の苦労、友情の物語です。
私はこの映画の上映の少し前に、映画化されることを知らずに新田次郎著書の原作を読みました。
とても淡々としていながらも、自然の厳しさと男達の仕事をやり遂げようとする気合が伝わってくる熱い物語で、それの実写映画版も原作の良さを上手く表現出来ていました。
この物語の見所は、測量隊と山岳会という共に初登頂を目指す2つのグループによる心境の変化です。
最初は地元の新聞社からの煽りもあり、ライバル心があるのですが、やがてお互いを認めあい、山を愛するもの同士の友情みたいになっていくのです。
最近よくこの映画の監督である木村なんとかがテレビで偉そうに喋ってるのを見ます。
やれ撮影は苦労したとか、CGは一切使ってないんだ、とかを上から目線で説教するように主張していて少々ウンザリします。
たしかに映像は素晴らしく自然の美が堪能できるし、CGを使っていないゆえの迫力も出てると思います。
それに、原作の良さを損なわずに見事に映画化したのは立派なものです。
原作の良さを台無しにしてる映画なんていっぱいありますから。
だからこそ、それを見る私たちに対して、見方を強要するようなことは言わないで欲しいです。
もし前もって予備知識が必要なら、新田次郎の原作を読んでから映画を見たほうが、よりいっそう楽しめると思うのでした。
私はこの映画が劇場公開当時(91年)、映画館へ見に行ったのですが、たしか大阪の難波駅近く、高島屋の向かい側の映画館だったと思います。
当時地元には映画館がなく、映画を見るなら近くても四日市か津、ときには名古屋や大阪まで遠征してました。
大阪で映画を見るときにはいつも難波のところで、ここでは他に「インディ・ジョーンズ」や「トップ・ガン」などを見ました。
名古屋だと名駅前のピカデリーや白川公園の近くが多く、「タイタニック」や「ボディ・ガード」を見た気がします。
四日市だと近鉄駅近くのところへよく行きました。
ここでは邦画を見ることが多く、「あぶない刑事」シリーズや「子猫物語」など。
津では津新町駅近くの所で、「プラトーン」や「ホーム・アローン」を見た記憶があります。
だいたい年に5本~10本くらい見てたと思うのですが、今思い出すとミーハー気質丸出し、当時の話題の映画ばかりですね。
それは今も変わりないのですが。
さて、91年の9月に見た「ターミネーター2」。
18年ぶりに見ましたが、やっぱり面白かったですね。
近日「ターミネーター4」が公開されますが、今のところ見に行く予定はありません。
とても「1」や「2」を超える、いやそれらと肩を並べる作品だとは思えないからです。
もし見に行かれた方がいれば、ご感想をお願いします。
人身売買をテーマにした「闇の子供たち」
タイの貧困層から売られる子供、買う人。
買われた子供は、裕福層や日本など先進国の外人相手の売春、または臓器移植の強制ドナーになります。
臓器を取られて死んだり、エイズなど危険な病気になった子は捨てられます。
人権などありません。
家畜以下の扱いとはまさにこのことだと思います。
この映画は良かったとか、感動したとか、そういうものではありません。
非常に重く、フィクションでありながらドキュメントのような映画です。
ラストシーンもドーンと重く、これほど後味の悪い映画も珍しいと思いました。
けっこう目をそむけたくなるシーンもあり、けっしてお勧めしませんが、これに近いことが現実にも行われてるようなので、興味のある方は見てみるのも悪くないでしょう。
最後のオチは衝撃的でした。
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