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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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話題の映画「おくりびと」見ました。



じんわりとくる美しい映画でした。
もっとシリアスで最初から最後まで暗い映画かと思ってましたが、意外にコメディっぽいところもあり、重いテーマを扱いながらも、重過ぎないのが良かったです。

海外で絶賛され、あちこちでたくさんの賞をもらった作品ということで、そういう色眼鏡で見てしまう部分もあるのですが、見終わった直後「感動した」という感じではなく、一瞬「そんなに絶賛されるほどのものか?」と思いながらも後からジワジワと余韻が押し寄せる…そんな感じでした。
もう1回見ればさらに良いと感じる可能性もあります。

辛口に見れば、出来すぎな設定や、わざとらしく感じる部分、こういう職業に対するステレオタイプな反発をする人など、「それはちょっと…」と感じる部分もないわけではありません。
でも見終わったときのさわやかさ、そう、死がテーマの映画なのに、後味のよい映画というのも珍しいと思います。
演技では、主人公の本木雅弘氏、社長の山崎努氏、銭湯の常連客で火葬場職員の笹野高史氏の演技がとくに良かったです。
見て損はない映画。
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話題の映画「レッド・クリフ パート2」を見てきました。



昨年「パート1」を見てからずっと「パート2」の公開を楽しみにしていました。
映画館へ行く前にもう一度DVDをレンタルで借りて復習をしておこうと思ったところ、タイミングよくテレビで放映されたので、おさらいもバッチリ。
いざ、映画館へ!

結論からいうと、スッゴク良かったです。
「パート1」よりも断然良かったです。
いちおうこの時代の中国史はサラッと予習ましたが、三国志は読んでいないので詳しいことはわかりません。
この詳しく知らないってのが重要で、素直に映画作品として思い切り楽しめました。
やはり、この手の映画はマニアによると「ああではない、こうではない」と感じる部分も少なくないそうです。
私が黒澤映画を楽しめないようなものですね。

今回は前回ではあまり目立ってなかったビッキー・チャオ演じる孫尚香がいい味を出していました。
敵方へスパイとして潜り込み、敵の兵士との間に友情(愛情?)が芽生え…、緊張感溢れるシーンの連続の中、微笑ましい一面を見せてくれました。
また男らしい周瑜(トニー・レオン)、絶世の美女小喬(リン・チーリン)も光る演技でアジアのスターぶりを見せてくれたし、存在感たっぷりの曹操(チャン・フォンイー)も渋くて味わい深かかったです。

「パート1」を見て続きが気になる人は是非、映画館へ足を運びましょう。
両軍が激突するシーンは凄まじく、そのド迫力に圧倒されますよ。
1944年7月20日ヒトラー暗殺未遂事件をあつかった映画「ワルキューレ」見てきました。



時は第2次世界大戦下のドイツ。
ヒトラー率いるナチスドイツは、現代も知られるようにいろいろ非人道的な行為を行ったようですが、全てのドイツ人がこれに賛同していたわけではないのでした。
「ヒトラーを生かしておいてはいけない」

トム・クルーズ演じる、計画の実行犯であるシュタウフェンベルク大佐は、同士の高級将校たちと綿密な計画を練り実行に移すのですが…。

ヒトラーという超大物を暗殺すれば世界史が変わります。
あまりの事の大きさに躊躇する将校たちの緊張感がよく伝わり、とくに計画実行からワルキューレ作戦実施、そして失敗への流れはハラハラドキドキの連続でした。
異色のスパイ映画って感じでしょうか、なかなか楽しめました。

レンタルDVDで「デトロイト・メタル・シティ」見ました。
昨年ロック・ファンの間で話題になってたコメディ映画で、私も早速借りに行ったのです。



オシャレなポップス大好きマジメ青年が、なぜか悪魔系デスメタルをやらされてる、その矛盾と葛藤の物語です。
大嫌いなデスメタルなのに、本人は余程才能があるらしく、カリスマボーカリストになってしまう…。
で、本人が最もやりたいオシャレな青春ポップスは、ダサくて見向きもされない…。
唯一自分を応援してくれる大学時代の女性は、デスメタル大嫌い人間…。

この二重生活を送る主人公は、最近人気の松山ケンイチ氏が演じてるのですが、これが実に上手いのです。
ナヨナヨして頼りなさげな童貞男と、地獄からの使者ヨハネ・クラウザーとを声質まで変えて演じているのです。
それと、デス・レコーズのメタル社長を演じているのが、松雪康子さん、これも見事です。
激しく乱暴でセクシー、タバコを舌で消し、音楽の判断基準は「濡れるか濡れないか」という無茶苦茶な役を体当たりで演じてます。
同時期に「容疑者Xの献身」で見せた、母親役と同一人物とは思えない演技力だと思います。
もう一人、世界的なデスメタルのリーダー役にKISSのジーン・シモンズ、まさにはまり役、というより素のままで充分です。

バカバカしさと、ありえなさで溢れていて、頭をカラッポにして見る映画だと思いました。
メタルのイメージがデフォルメされすぎてるので、そういうところが気になる人は楽しめません。
なので、普段ロックやメタルを聴かない人のほうが、素直に楽しめるかも。
 

レンタルDVDで映画「ザ・マジック・アワー」見ました。



三谷幸喜監督による昨年の映画で、売れない俳優がギャングの抗争に巻き込まれていくコメディです。
前作の「THE 有頂天ホテル」よりも設定がシンプルでわかりやすく、誰もが見て楽しめる映画になっています。

ここでは、売れない俳優役の佐藤浩市氏の演技が光ります。
これは映画だと騙されて、本物のギャングのボスと接するバカ俳優の役ですが、そのマヌケぶりが見事です。
ウソがウソを呼び、だんだん取り返しのつかない事態に発展していく様は、三谷監督の得意とする設定であり、それがふとドンデン返しのように上手く収拾してハッピーエンドに持っていってるのはさすがです。

この映画のもう一つの見所は、異国情緒あふれる街のセットです。
それこそ昔のギャング映画みたいな町並みで、走ってる車も古いシトロエンやワーゲン、ファッションセンスもそれっぽいものでした。
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