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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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最近話題の映画、「劒岳・点の記」を見てきました。
明治40年、前人未到の山、劒岳へ登ることを命じられた測量隊の苦労、友情の物語です。



私はこの映画の上映の少し前に、映画化されることを知らずに新田次郎著書の原作を読みました。
とても淡々としていながらも、自然の厳しさと男達の仕事をやり遂げようとする気合が伝わってくる熱い物語で、それの実写映画版も原作の良さを上手く表現出来ていました。
この物語の見所は、測量隊と山岳会という共に初登頂を目指す2つのグループによる心境の変化です。
最初は地元の新聞社からの煽りもあり、ライバル心があるのですが、やがてお互いを認めあい、山を愛するもの同士の友情みたいになっていくのです。

最近よくこの映画の監督である木村なんとかがテレビで偉そうに喋ってるのを見ます。
やれ撮影は苦労したとか、CGは一切使ってないんだ、とかを上から目線で説教するように主張していて少々ウンザリします。
たしかに映像は素晴らしく自然の美が堪能できるし、CGを使っていないゆえの迫力も出てると思います。
それに、原作の良さを損なわずに見事に映画化したのは立派なものです。
原作の良さを台無しにしてる映画なんていっぱいありますから。
だからこそ、それを見る私たちに対して、見方を強要するようなことは言わないで欲しいです。
もし前もって予備知識が必要なら、新田次郎の原作を読んでから映画を見たほうが、よりいっそう楽しめると思うのでした。

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» そっか~
監督さん

そんな話をそてるのですね。

ちと幻滅ですが…
それぐらいの気迫でないと
芸術家はだめなのかもね?
ポール森屋 2009/06/28(Sun)07:17:43 編集
» 毒舌の人
ポールさん、こんにちは!
この監督さんは毒舌が売りになってるようですが、それはそれを聞く人にとっては賛否両論出るものなので、当然それを不快に思う人もいると思います。
たしかに、何でも絶賛(それは例えば昨日テレビで見たお笑い芸人の番組で、大して面白くないのに高い評価を得られてるとか)する人もいますから、こういう人もいた方がいいとは思いますが。

それはさておき、映画自体はとても良かったです。
日本の風景の美しさが味わえる作品でした。
にゅーめん 2009/06/28(Sun)14:09:58 編集
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