[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
レンタルDVDで映画「私は貝になりたい」を見ました。
以前、同じ内容の2時間(3時間?)ドラマを見たことがあります。
所ジョージさん主演で、ハッピーエンドに終わると思いきや、不幸な結末になり、最後の手紙がとても印象に残ったものです。
今回借りてきたのは、昨年末に劇場公開された中居正広さん主演のもので、やはり後半目頭が熱くなりました。
戦時における上官の命令は絶対に従わなければいけません。
たとえそれが人道に反することであっても。
米軍捕虜の殺害(実際にはすでに死んでいたと思われる)を命令された男は、選択の余地なく実行するしかないのです。
そして一方的な裁判、死刑判決。
じゃあ、彼はどうすれば良かったのでしょう。
どうすることも出来ないと思います。
運が悪かったと思うしかないでしょうね。
運が悪いのは彼だけじゃなく、空襲で死んだ人、原爆で死んだ人も同様で、人の命の重みなんてない時代なのです。
たった一人の命を救うために国境を越えて活躍する人がいる一方、今も世界のどこかで戦争が行われています。
地震など大規模な自然災害が発生すると世界中からボランティアが集まる一方、大量破壊兵器を作り何もかも破壊する。
人間って変な生き物ですね。
「今度生まれ変わるなら人間にはなりたくありません。
牛や馬がいい、いや牛や馬は人間にいじめられるからそれもダメです。
どうしても生まれ変わらなければならないのなら、貝がいいです。
貝なら海の底で岩にしがみついていればいいだけです。
兵隊にとられることもなければ戦争もない。
生まれ変わるのなら、私は貝になりたい。」
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |