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この地元民か城ヲタクにしか知られていないマイナーな城が、今年に入ってにわかに脚光を浴びてます。
ここはドラマ「江~姫たちの戦国」の主人公、江が幼少期に住んでいた城で、ちょうど今放送中の舞台がここなのです。
私はこの城址には何度も来た事があるのですが、昨年まではほとんど客らしい客などいませんでした。
それが今ではあちこちにキャラクター「ゴーちゃん」のノボリがあり、県外からも訪れる人が増え、ついには観光バスまで来る状態。
大河ドラマ効果って凄いんですね。
何度も城主が変わったこの城、最後の城主分部氏の頃には天守もあったようですが、基本的には中世期の城です。
よって、近世城郭のような雰囲気はなく、マニア向けなので、大河ドラマの影響で来た人は少々ガッカリするかもしれません。
ここは廃城になって400年近い月日が経ち、その間放置されてほとんど山林状態になっていたこと、発掘調査後、公園化するに伴い多くの遺稿が破壊されたこと、それによって城としての面白さは半減しています。
それでも見所はないわけではありません。
まず主郭(本丸とされてますが、雰囲気的には主郭といったほうがしっくりきます)。
天守台には3階建ての展望台、まあまあの広さで、周囲には土塁が残っています。
ここにはおそらく屋敷があったのでしょう。
ここは二の丸。
本丸の一段低いところ(海側)に設けられていて、ここは往時は土塁で囲まれてたっぽいです。
ここは二の丸と、さらに一段下にある郭の間にある空堀。
ほとんど埋まっていて、わずかに窪んでいるだけです。
発掘調査によると、かなり深くて大きな堀だったようですが…。
その他、現在駐車場になっている部分も郭跡のようだし、整備されていない部分にも帯郭がありました。
これは城の入り口にあった案内板ですが、「上野城」というと伊賀上野城をイメージする人のほうが多いでしょうね。
古絵図に描かれた縄張り図が見れます。
特に城にも江にも興味がなかったとしても、ここは展望が素晴らしいので、そういう意味では来る価値があるかも。
伊勢湾が見渡せ、夜は展望台から見る夜景が綺麗です。
皆さん、風邪などひいてませんか?
私はとくに体を壊すことなく元気にやってます。
寒い日はネコのように暖かい部屋で丸くなるのもいいのですが、最近はまってるのがぜんざい。
レトルトパックでお手軽につくれるのがあって、それを利用しています。
これをお湯で暖めて、焼いたお餅をいれるだけ、実にイージーです。
味は甘すぎることなく、あっさりしていて美味しいです。
ところで、ぜんざいやしるこの定義って地方によって変わるようですね。
私のところでは
ぜんざい=つぶあんを湯で溶いたものに餅、または白玉などを入れたもの
しるこ=こしあんを湯で溶いたものに餅、または白玉などを入れたもの
かめやま=餅にあんこを乗せたもの
ですが、所変われば、しるこ=ぜんざいだったり、かめやま=ぜんざいだったりするようです。
子供の頃は、あんこって苦手でして、和菓子、とくにぜんざいやしるこなんて全然食べたいとは思いませんでしたが、味覚って変わるものなんですね。
素直に言って、これは素晴らしいことです。
今日はこの現象がなぜここまで広まったか、について考えてみました。
・善意のリスクがない
困っている人を助ける。
これは人間が本来もっているやさしさだと思うのですが、なかなか普段は実行出来なかったりします。
特にリスクを伴う善意は、大変勇気のいるものです。
例えば、ヤクザに絡まれてる人がいて、周りに対して「通報したら殺すぞ」などと怒鳴られると、ほとんどの人はかかわらないように、見てみぬふりをするかもしれません。
それに対して、伊達直人的行為は、自分がとばっちりを受けるリスクがないので、安心して善意をすることが出来ます。
・隠れたヒーローになれる
不景気だ、なんだとは言っても、お金を持ってる人はたくさんいます、数千万人レベルで。
そういう人たちが、数十万円なくなったとしても、生活に支障が出るわけでも、食うに困るわけでもありません。
それを寄付することにより、テレビで放送される、日本中の人が注目する、そしてなんといっても寄付された施設の人の喜びの顔が見れる、これは何にも代えられない至福のひと時でしょう。
募金なんかだと、それがどう使われているのかイマイチわかりにくいのですが、伊達直人的行為ならダイレクトに人助けが出来、自分も隠れたビーローになることが出来るのです。
・アニメのキャラを使うセンス
これらの寄付が、無言でただ施設の前に置かれてるだけなら、不審物と思われるだけだし、実名だと売名行為と受け取る人も出てきます。
そこでタイガーマスクの伊達直人名を使うことにより、ややメルヘンチックで夢がある感じになるのです。
サンタクロースではいけません。
サンタクロースはいい子全てにプレゼントをするイメージがありますが、伊達直人は困ってる子供たち限定なのです。
そのセンスに惹かれる人も多いでしょうね。
・善意の連鎖
A県で伊達直人出現、B県でも、C県でも、あれっ?うちの街には伊達直人はいないのか?
私たちの街には、心温かい人はいないのか?
それじゃあ、私もヒーローになってみるとするか・・・。
という具合に我も我もと争って伊達直人になる人が増えていったのでしょう。
善意の連鎖ですね。
ちょっと皮肉っぽいニュアンスの部分もありますが、私は本当に良いことだと思ってます。
暗いニュースの多いなか、本当に一筋の光が見えたような、清々しい思いをされた方も多いでしょう。
「やらない善よりやる偽善」と言われますが、やらないのは善でもなんでもなく、何もしていないだけ。
偽善かどうかは、助けてもらった人が善だと思えば、それは善でしょう。
さらりと善が出来る人がこんなにもいる社会、今年はいい年になりそうですね。
という情報を知った私は、早速それがどんなものか見てみました。
まずは、ビートルズのファーストアルバムから
文字の配列にもこだわっています。
しかしプリーズプリーズ同盟って何?(笑)
次はあまりにも有名な「アビーロード」
注目すべきは、左側に白のワーゲンビートルのかわりに青のワーゲンルポが停まってるところですね。
ポール役の人はきちんと裸足のようです。
キッス「地獄からの脱出」
顔の表情もまねしていて、一見ムチャクチャなメイクですが、口紅の色は合わせてあります。
出来れば顔の大きさも揃えて欲しかったですね(笑)
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」
これは綺麗に出来てますね、違和感がないです。
他にも「ヘルプ」や「マジカル・ミステリー・ツアー」もあって、こだわりの感じるものでした。
今後も名盤ジャケットシリーズは続けるそうです。
こういうのを作るのって楽しいでしょうね。
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
私は「いい人になりたい症候群」だと昨年末に書きました。
なぜいい人になりたいのか?
それは今いい人ではないから。
ダメな人間、無能な人間は、それを克服するために努力をしなければいけない。
しかし努力は面倒だし、大変だし、その気力も体力もない。
だから「真面目」という生き方に逃げる。
「真面目」という生き方は、何の努力も必要なく、悪いことをしなければ、ただそれだけで「あの人は真面目」だと評価される。
つまり、真面目な「だけ」の人間は、無能と同じなのである。
「真面目」というのは当たり前であり、ことさらそれをアピールするようなことではない。
歴史上の偉人は必ずしも真面目ではなかった。
織田信長なんて、現代の価値観から見れば犯罪者といってもいいだろう。
真面目でなかったからこそ、真面目なんてくだらないものに拘らなかったからこそ、偉業を成し遂げたともいえる。
大物政治家、大物芸能人、大物ロックンローラーやギタリスト、大物になるのは、不真面目な人間が多い。
本当に出来る人間なら、酒びたりであろうが、ギャンブル好きであろうが、夜遊びに明け暮れようが、少しも問題ないのである。
チマチマと「道徳心」とか「モラル」なんて気にする必要などないのである。
それは人間の器の大きさなのかもしれない。
器の小さい人間ほど、真面目さや道徳心などに拘ってしまうのである。
だったら真の実力を手に入れるため、出世するため、偉業を成し遂げるためなら、どんなことをしてもいいのか?
人を踏み台にし、上役にゴマをすり、人を利用し、人を騙してのし上がる。
そして利用するだけ利用して用が無くなれば、バッサリ切り捨てる。
それが出来るのも実力の一つだと思う。
真面目なだけの人間は奇麗事を言うが、真の実力者は実を取るのである。
騙す人と騙される人がいる。
オレオレ詐欺などにひっかかるのは、間違いなくいい人である。
お金に困っている息子や孫を助けたいと思う、とてもいい人である。
しかし世間は、騙された「いい人」をバカだという。
詐欺をした犯人よりも、騙された善人を非難する。
しかし、それでも、それでも私は、「いい人」でありたいと思う。
お人良しな人をバカにはしない。
不器用に真面目に生きる人に、心の温かさを見出す、そんな人間でいたいと思う。
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