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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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昨日は名古屋へダークトランキュリティとホーンテッドのライブに行ってきました。

今回のライブはチケットをpicoさんから譲っていただき、最前で見ることが出来ました。
本当に間近で見ることが出来て最高でした。

当日picoさんの友人ともお会いすることになってたのですが、会場へついて見ると以外にも女性客がとても多くて、それも最前近くの番号に女性が多くて、全然わからない。
そのうちわかるだろうと思ってたのですが、あれよあれよといううちに開場になり、とりあえず1番前の真ん中当たりをゲット。
隣にいた女性と開演までおしゃべりしてました。

今回はダートラが最初で、後がホーンテッド。
最初は客入りが悪そうだねって話してたのに、開演前には満員になってました。

まずはダートラ。
1曲目は最新作「フィクション」から「TERMINUS」、大好きな曲です。
凄まじい爆発力と迫力満点の演奏、地獄から湧き上がるようなボーカル!
私たちは拳を振り上げ、ヘドバンで応戦します。
これはバトルです。
音楽を聴く、とかそういうのじゃなく、ライブという開場全体の戦いに参加してるのです。

新しい曲を中心に過去の代表曲を演奏しながら、会場を怒涛の渦に巻き込んでいきます。
真冬なのに真夏以上の暑さの中、汗を飛び散らせながらライブを楽しみました。
ボーカルのミカエルと目の前で一緒に歌ったり、握手したりしながら「最前ってやっぱスゲー!」と感動!
こんな機会は滅多にないので、思う存分暴れてきました。

01.TERMINUS
02.THE LESSER FAITH
03.THE TREASON WALL
04.THE WONDERS AT YOUR FEET
05.LOST TO APATHY
06.HEDON
07.INSIDE THE PARTICLE STORM
08.FOCUS SHIFT
09.MISERY'S CROWN
10.PUNISH MY HEAVEN
11.THEREIN
12.MY NEGATION
13.FINAL RESISTANCE
14.LETHE
15.THE NEW BUILD 

まずは前半戦終了。
ダートラ最高!!!
(つづく)

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マリリン・マンソンのステージが終わり、次はいよいよヘヴン&ヘルです。
心配していたマンソンファンの帰宅もなく、会場全員がその伝説のバンドの登場をまちます。
ステージではスタッフが大急ぎでセットを構築していました。

場内が暗転し、「E-5150」の重低音が鳴り響きます。
お~、ワクワクするな~♪
そしてあのリフが爆音で鳴り響きました。
「Mob Rules」 です!
カッコイイ!カッコイイ!カッコイイ!!!
アイオミ、ギーザー、ロニー、ヴィニーがステージで生演奏を繰り広げてるなんて、夢のようです。
もう相当な高年齢のはずなんだけど、衰えを全く感じさせない素晴らしい演奏です。
まさか、このメンツでこの曲を生で聴けるとは思いませんでした。
この1曲だけで元を取った気分です。

「Children of the Sea 」「I」「Voodoo」と、過去の3枚から代表的な曲が演奏されていきます。
アイオミのギターは素晴らしいです。
まず音色がいい。
ヘヴィなんだけど、美しい、そしてギター・ソロの音色も変幻自在に操って、音の魔術師のようです。
そしてテクニック。
全く衰えがないどころか、益々上手くなってるような気がします。
日本ではすごく過少評価されてますが、同年代のギタリストで彼ほどその実力を維持している人も少ないのでは?
この天才リフメーカーは、その才能を大阪のステージで思う存分発揮してくれたのです。

そして私の大好きな曲「Falling Off the Edge of the World 」がスタート。
す、素晴らしすぎる…(涙)
途中の邪悪なリフが登場してからのカッコよさは半端じゃない!
当たり前だけど、演奏メチャクチャ上手いし。

その後、ファンの間で非常に人気の高い「Die Young 」のイントロが…!
この曲をかっこいいと思わないメタルファンはいないでしょう。
マンソン目当てで、”H&Hはついで”という人にも充分アピールできる曲ですね。
この日、これを聴いて思ったのは、バンド「ヘブン&ヘル」は「ブラックサバス」とは別なんだなぁって思ったこと。
なんというか…このメンツでしかありえないマジックがあると思うんですね。
それが一番よく現れてるのが、「Die Young 」だと思いました。

そして今日の「その時」がやってきました。
バンドは城ホールに集まった聴衆を一体化させる作業に入ります。
それを可能にするのは、この曲しかありません。
「Heaven and Hell 」
会場全員、下は10代から上は50代の人までが一斉に「おーおーおー、おーおーおーおーおおおー!」
バンドと会場が一体となり、あとは天国に向かって上り詰めるのみです。
そこは地獄から這い上がったものだけが到達しえる至高の世界。
これぞまさにヘヴン&ヘルです。

時間の都合で、アンコールなしは残念だったけど、それでも最高のステージでした。

会場を出てから、再びジャスミンさん、ニセリッチーさんと顔を会わせ、この日大阪を後にしたのでした。

セットリスト

イントロ E5150(Inc.After All)
1. Mob Rules
2. Children of the Sea
3. I
4. Voodoo(Inc.Drum Solo)
5. Falling Off the Edge of the World
6. Die Young
7. Heaven and Hell

会場へ向かった私たちは、ビジネスパーク駅を降りると、外は暗くなり始めていて、夜景がとっても綺麗です。
大阪城の堀の向こうに今回の会場である大阪城ホールが見えます。
ジャスミンさん、ニセリッチーさんと私の3人はとりあえず会場前まで行き、外の物販を少し見ることに。
私はここのところ、ずっとこういったアーティストグッズや、T-シャツを買っていないので、今回もパス。
Jさんとニセさんは、T-シャツを買っていました。

そしてホール内に入って、私だけ席が違うので一旦お別れします。
すでに演奏が始まっていて、松本和之バンドが熱いトリオ演奏を繰り広げていました。
まだ客席はガラガラで、聴いてる人も少ないのですが、少数の熱烈なファンが一生懸命応援していました。
ちょうど私の後ろにいた女の子が、一人で立ち上がって声援を送っていましたが、こういう熱いファンに支えられてるバンドって好感がもてます。

最初のバンドが終わり、お腹が減ったので会場内の売店でサンドイッチを食べました。
そして自分の席に戻るとすぐに客電が消え、重低音が鳴り響きます。
次に登場したのがナイル、デスメタル・バンドです。
このバンドも予備知識がなく、初めて聴いたのですが、すごくヘヴィです。
とくにドラムが終始ツーバスを連打していて、低音部分の隙間を埋め尽くしています。
フロントの3人のうち、真ん中の人がメインボーカルなのですが、両側の2人も必要に応じてデスボーカルを歌います。
この日の会場内で、このバンドのファンってたぶん少なかったと思うんだけど、けっこう盛り上がりました。

さて、次はマリリン・マンソンです。
会場内はマンソン目当ての若いファンと、H&H目当ての年配ファンの差が激しいです。
マンソン風の化粧をしている女の子や、過激なファッションの人とかもいて、楽しいです。
客電が消え、物悲しいピアノがなり響くと会場内は総立ちになり、マンソン登場。
ヘヴィなサウンドが鳴り響き、さすがにカッコいいボーカルを聴かせくれます。
凶暴ともいえるマンソンのボーカル・スタイルはCDで聴いたまんまで、絶好調のようです。
ダークなサウンド、マイクスタンドを叩きつけたり、ペットボトルを投げつける過激なステージングは、手馴れたもので、貫禄すら漂います。
後半、マンソンがステージを降りて、アリーナ席の近くまで来るとファンが押し寄せて、ちょっとやばい状態に!
それでも混乱にはならず、会場全体が盛り上がりました。
アンコールを2回やって熱狂の中、マンソンのライブは終了しました。
(つづく)

【マリリン・マンソン・セット・リスト】

1.If I Was Your Vampire
2.Disposable Teens
3.mOBSCENE
4.Heart-Shaped Glasses
5.Sweet Dreams
6.The Dope Show
7.Irresponsible Hate Anthem
8.Putting Holes in Happiness
9.Fight Song
10.Little Horn 
<アンコール>
11.Rock Is Dead
12.The Beautiful People

7月3日の夜はWithin Temptaionのライブでした。
昨年のLoud Parkで来日してますが、単独では初来日です。
ヨーロッパではかなりの人気で、本国オランダでは国民的バンドになりつつありますが、日本ではまだまだ知られてません。
ただ、そのおかげで、こういう小さい会場で近くで見れるのでラッキーとも言えます。

入場してすぐにステージ前へ直行。
ステージから約5メートルくらいの真正面に陣取ります。
正面には黒幕がかかり、中の様子はわかりません。
開演までの約1時間を、場内の熱気で汗だくになりながら待ちます。

やげて客電が消え、場内のボルテージは一気にあがって後ろからドワーっと押されました。
黒幕が開くと、眼の前にベースのイェロン・ファン・フェーン、大きな瞳と目があってちょっとドッキリ。
右を見ると、ギター、ロバート・ヴェスターホルトのハゲ頭が!
激しいバンド演奏で始まったのは、春に発売された新譜から「Our Solemn Hour」
お~!DVDで見たライブ映像と同じで、ロバートは全身を激しく揺らしながらのギター・プレイ。
そして、あの歌声が!
ステージ向かって左側から、シャロン・デン・アデル登場!!!
スッゴク美人!
元々綺麗な人ですが、実物はフランス人形のように白く、彫刻のように美しい!
会場はさらにヒート・アップ、レベルはいきなりレッドゾーン。

冒頭新譜から3曲を演奏して、次は前アルバムから「Stand My Ground」
怒涛のような盛り上がりで、私の周囲はスゴイことになってます。
シャロンは激しくヘドバンしながら、もっともっとと客を煽ります。
それに答える客席、もう戦場のような凄まじさ!

CDでは、どちらかというと激しさよりもメロディの美しさが際立つバンドですが、ライブになると完全にメタル・バンド、ちょっとこれはスゴイです。
さすが、ヨーロッパでは数万人規模の野外ステージを次々にこなすだけはあります。
ライブ慣れしていて、ある種の貫禄さえ感じさせます。

DVDやYoutubeで見るライブだと、全然迫力が伝わってないことがよくわかります。
とくにシャロン、左右の腕をクネクネと動かす独特のダンス(?)があるのですが、実際にライブに参加して初めて意味が理解出来ました。
観客のBIG WAVEとも言える大きなウネリを、このクネクネでコントロールしてるのです。
そう、大人数のオーケストラを操る指揮者のように!

大きな会場だと炎やパイロを使ってさらに盛り上げるようですが、今回のような小さいところではナシ。
しかしそういう演出など一切不要な凄まじさ、というより、これ以上盛り上がったらケガ人が出そうな勢いでした。

新譜からの曲を中心に、前アルバムからの曲を交えながら、体力勝負みたいなライブが続き、「The Truth Beneath The Rose」で一旦終了。
全身汗まみれです。
アンコールは、前々作から「Deceiver of Fools」
ロバート&イェロンのツイン・スキンヘッド(笑)、頭のテッペンまで血管が浮き出し、汗を撒き散らせながら渾身の演奏です。
リードギター、ルード・ヨリーは安定したテクの持ち主で、時折笑顔を見せながら、本当に楽しそう♪
シャロンも笑顔が絶えず、極東の島国でこんなにも盛り上がってるのが以外だったのかな?

最強のバラード「Memories」を歌ったあと、彼らのライブでは欠かせない名曲「Ice Queen」がスタート!
リズムに合わせて飛び跳ねます。
まるで、ここに集まった人たちは、「冷静」というものを生まれつき持ち合わせていないかのような大きなウネリ!
これだけ歌ってるのに、声が枯れるとか、息が切れるということが一切ないシャロン。
透き通るようなハイトーンが会場に響き渡り、この日のライブは終了しました。

ライブ終了後、感動で泣いている女の子が何人かいたのも印象的でした。

【セットリスト】

Our Solemn Hour
The Howling
Frozen
Stand My Ground
Forsaken
The Cross
What Have You Done
The Heart Of Everything
Mother Earth
Intro
See Who I Am
Angels
Hand Of Sorrow
All I Need
The Truth Beneath The Rose
(アンコール)
Deceiver of Fools
Memories
Ice Queen

3月初旬とは思えない陽気の中、名古屋へ向かう私。
しかし、体は鉛を引きずるよう…
なぜ?
それは土曜日の夜から体調を壊して、午前中まで病院で点滴を受けていたのでした。
食べ物を受け付けない状態で熱もあったんだけど、とりあえず出発ギリギリまで家で寝ていて、それから電車に乗ったのでした。
電車の中でも極力、体力温存のため寝ることにして名古屋につく頃には、なんとか回復してきたのでした。

鶴舞駅でりんじぃさんと合流。
りんじぃさんとは初対面なんだけど、携帯でやりとりして無事会うことができました。
で、りんじぃさんといろいろお喋りしながら会場へ向かい、ポール森屋さんとKOSSさんと合流しました。

ます自分達の席へ行くと、けっこうステージから近いし、スティーブ・ハウのマイクスタンドが真正面にあっていい席です。
カール・パーマーのドラムセットはブルーのツインバス使用、ジェフ・ダウンズのキーボード・セットは80年代の頃と比べずいぶんシンプルになりました。

18時を少しすぎて、SEの流れるなかエイジアの4人が登場!
観客は拍手と声援で応えます。
それぞれが定位置につき、ハウとウェットンが目を合わせながらヘヴィなイントロを弾き始めました。
1曲目は「タイム・アゲイン」、1stアルバム収録のハードな曲です。
もうこの1曲で、今日のコンサートは最高のものになると確信しました。
メンバーは老齢にもかかわらず絶好調なのです。
もちろんウェットンの声も充分出ているし、ハウも片足を上げたりなど小アクションをまじえながら全盛期のようなギターを聴かせてくれます。

続いてまたもや1stアルバムからハード・プログレ・ナンバー「ワイルデスト・ドリームズ」。
間奏の速弾きギター・ソロも難なくこなし、後半パートへ。
出た!パーマーのドラム・ソロ!
この人、60年代のアトミック・ルースターから活躍してる人なのに、全然衰えのない凄い迫力のドラムです。
もう圧倒されましたね。

ウェットンの短いMCの後、ポップなナンバー「ワン・ステップ・クローサー」がスタート。
ハウとウェットンがハモリながら曲を進行させます。
ダウンズのキーボードはレコードと忠実なプレイで、安心して聴くことが出来ます。

この後パーマーがマイクを持って前へ出てきてMCを始めました。
今回のライブでは度々こういうシーンがあって、パーマーがこの不安定な4人をまとめてるのかなって思いました。

次なる曲は、今のエイジアにおけるサプライズの一つ、プログレ名曲コーナーです。
まずはイエス「こわれもの」収録の「ラウンド・アバウト」。
言うまでもなく、イエスの代表曲の一つです。

ハウがアコギの音(アコギじゃないんだけど)で印象的なイントロを弾いて曲がスタート。
パーマーがビル・ブラッフォードに、ダウンズがリック・ウェイクマンに、そしてウェットンがクリス・スクワイヤとジョン・アンダーソンの2役をやってます。
以外にもアンダーソンのハイトーン・ボーカルを難なくこなすウェットン。
しかし、あの複雑なベースを弾きながら、これだけ歌えるのは大したものですね。
私の席からキーボードが聞こえにくかったのは残念でした。

「ラウンド・アバウト」に続いて演奏されたのは、またまた1stアルバムから「ウィズ・アウト・ユー」。
こういう大人しい曲になると、ウェットン節がさえますね~♪
数年前の来日時と違って、20年も若返ったようなブリティッシュ・ボーカルを聴かせてくれました。

1stアルバムの曲順通り、次に始まったのは「カッティング・イット・ファイン」。
よほどリハーサルを繰り返したのでしょう、とにかくキメの多いエイジアの楽曲群ですが、この曲もイントロからばっちり決めてくれます。
こういった複雑なユニゾンは、彼らの元バンドでは頻繁にあったのでそれらに比べれば難易度は低いかもね。
2部構成のこの曲は後半戦になると、ダウンズの一人舞台になります。
美しいピアノの調べで始まる第2部は、壮大なシンセがかぶり、会場全体をクラシカルに包みました。

前曲が終わると何やらパイプ椅子がステージ向かって左よりに置かれました。
ハウが椅子を中央に持っていくとアコギのソロがスタート。
ここではイエスの「ザ・クラップ」を演奏します。
う~ん、やっぱりハウのアコギは上手いなぁ~。
個人的には「ムード・フォー・ア・デイ」をやって欲しかったけど、「ザ・クラップ」の方が皆で手拍子が出来るんだよね。

そしてまたしてもプログレ名曲コーナー、次はEL&P「ファンファーレ・フォー・ザ・カモン・マン」。
「ELP4部作」収録のインスト曲です。
キーボード・トリオの曲を4人編成で演奏するのですが、ハウのギターが違和感なく収まっていました。
このエイジア版ファンファーレでは、ハウとダウンズのギターvsキーボードのバトルもあり、なかなか迫力あって良かったですね。
キース・エマーソンのフレーズをダウンズが弾いてるのは、ちょっと不思議な感じがしました。

派手なインスト曲のあとはアコースティック・コーナーです。
ウェットンがアコギをもち歌いだしたのは、2ndアルバムから「ザ・スマイル・ハズ・レフト・ユア・アイズ」。
2ndアルバムの中でもとくに人気のバラードです。
ウェットン自信もお気に入りのようで、ソロ・ツアーでも必ず演奏してるようですが、やはりエイジアの演奏で聴くのが一番ですよね。

続くアコースティック・タイムはまたまた2ndアルバムから大人気曲「ドント・クライ」です。
ハウはマンドリンでイントロのフレーズをトレモロピッキングで弾きます。
元曲がいいので、こういうアコースティックでも違和感なく聴かせてくれます。
でも本音を言えば、この曲はバンド演奏で聴きたかったなぁ~。

メンバーはエレキ楽器に持ち替えてスタートしたのは、キング・クリムゾンの初期の名曲「クリムゾン・キングの宮殿」。
このなんとも壮大なイントロで始まったこの曲では、ダウンズのキーボードがまるでメロトロンのような音色です。
本来グレッグ・レイクが歌う曲なのですが、クリムゾン時代にウェットンは歌ったことあったのでしょうか?
ここでのハウのギターはロバート・フリップとは違う解釈で、新しい風を送り込んだようです。
フルート・ソロの部分はギター・ソロで弾いておりました。

次に演奏されたのは1stアルバムから「ヒア・カムズ・ザ・フィーリング」。
ポップでありながらドラマティックでもあるこの曲、堂々とした演奏っぷりです。
私たちの席の前のほうでは、2人組のお姉さんがずっと踊っていました。
ちなみに私たちは座って見ていたのですが、立っていたのは1回中央の前の方と左前のお姉さん達だけで、ほとんどの人は座っていました。
プログレ・ライブではよくあることです。

ダウンズが銀色のジャケットと変なサングラスをかけてステージに現れました。
なぜかウェットンの前の椅子には拡声器が…。
そう、続いて演奏されたのはバグルスの大ヒット曲「ラジオ・スターの悲劇」です。
ウェットンが拡声器でラジオの声みたいなボーカルで歌います。
女性コーラスの「アオワ、ア~ン」の部分はハウがギターで弾きます。
会場は大合唱で、楽しい曲がより楽しくなりました。

ライブは後半戦に入ってきます。
2ndアルバムよりハード・ロック・ナンバー「ザ・ヒート・ゴズ・オン」。
いよいろメンバーも乗ってきます。
そして客のヴォルテージも上がってきます。
ハモンド・オルガンに似せた音色のキーボード・ソロはとにかくカッコイイ!
サビを何度か繰り返した後、お馴染みパーマーのドラム・ソロが始まりました。
スッゲ~~~!!!
物凄い手数の多いドラム・ソロで、最近こういうジャズ・スタイルのドラムを叩く人は滅多にいません。
ところどころでツーバスを踏みながら、ハイハット捌きも見事なもの。
途中シンバルの上でスティックを転がす遊びも見せながら、長さを感じさせないドラム・ソロを聴かせてくれました。

そしてあの印象的なシンセのイントロが…
「オンリー・タイム・ウィル・テル」
会場の客の大半が立ち上がりました。
PAのボリュームが上がったように感じます。
す、素晴らしい、、、大好きなこの曲が今、目の前で演奏されてるぅぅぅぅ!!!
初めてこの曲を聴いたのは15歳くらいの頃。
それから20数年の時を経て、この感動を直接味わうことが出来て感無量です!

引き続き演奏されたのは、ハードなナンバー「ソウル・サバイバー」!
観客は立ったまま、このベテラン・ミュージシャンの演奏を受け止めます!
PAのボリュームは苦痛に感じる1歩手前まで上げられてます。
年齢を感じさせないド迫力の演奏を繰り広げて、終了しました。

メンバー4人はステージ中央に出てきて、皆に挨拶します。
あ~、いいライブだった。
しかし、大事なあの曲をまだやってないよ?
そうアンコールです。

それほど待たせることなくメンバーが現れて、演奏したのは「ライド・イージー」
なんでもウェットンがウィッシュボーン・アッシュ時代に作った曲らしいです。
今回唯一の知らない曲。

そして会場全体にあのイントロが響きました!
ジャージャージャージャ、ジャジャーン!
「ヒート・オブ・ザ・モーメント」キターーー!!!
最高ですね~~~、エイジアのライブの最後を飾るのはやっぱこの曲!
エイジアだけでなく、ウェットンのソロ・コンサートでもラストはこの曲でした。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。
この70年代のプログレの覇者達の見事な演奏、次回はもうないかもしれません。
この勇姿を目に焼き付けねば~、そして、この素晴らしい演奏を耳に刻み付けねば~!
最後は会場皆で大合唱して終了しました。

1.Time Again
2.Wildest Dreams
3.One Step Closer
4.Roundabout
5.Without You
6.Cutting It Fine
7.The Clap
8.Fanfare for the Common Man
9.The Smile Has Left Your Eyes (acoustic)
10.Don't Cry (acoustic)
11.In the Court of the Crimson King
12.Here Comes the Feeling
13.Video Killed the Radio Star
14.The Heat Goes On ~drum solo
15.Only Time Will Tell
16.Sole Survivor

17.Ride Easy
18.Heat of the Moment

会場を出てからは、ポールさん、KOSSさん、りんじぃさんと私の4人でお食事会(笑)
最近はセントラルタワーズの「嘉ッ波」へ行くことが多かったんだけど、今回は近くの喫茶店へ。
ここで楽しかったライブの話や音楽の話、ネットの話などで楽しいひと時を過ごしました。

 

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