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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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「サッポロ一番」

インスタントラーメン「サッポロ一番」のCMがある。
以前見たのは、野菜をたくさんもらったからサッポロ一番を作ろう、というイメージだったと思う。
「野菜が大量にあるからラーメン」という発想って普通のことなのだろうか?
「野菜を食べるならやっぱりラーメンでしょう」とか「サッポロ一番は野菜料理」とか、そういう意味で言ってるのかもしれない。
はたしてサッポロ一番は野菜を食べるのに適した食べ物なのか?

検証してみた。

まずはパッケージを見てみよう。



ゆで卵、エビ、チャーシュー、ネギしかのっていない。
野菜といえるのはネギだけじゃないか。
これのどこが野菜料理なんだ?

まあいい、とりあえず作ってみよう。
白菜、しいたけ、にんじんは外せない。
一般的にラーメンに入れる具材と違うと思うが、わざわざ「はくさい、しいたけ、に~んじん♪」なんて歌を作るくらいだから、これらはサッポロ一番にあうに違いない。
さらに、野菜アピールするくらいなんだから、野菜嫌いの人にも美味しく食べてもらわなければならない。
そこで嫌いな野菜の上位にくるであろうピーマンを加えることにした。
まだ続く。
野菜料理を謳うくらいなのだから、もっと入れたほうがいいだろう。
いちおうラーメンに合いそうな野菜、ということでチンゲンサイも入れてみることにした。

「どうせ美味しくないに決まっている。決してサッポロ一番なんて野菜料理ではない。これを証明してみせる」と意気込んで作ったわけだ。
しかし、予想に反してこれは美味しかった。
なんてことだ、こんなはずではなかった。
仕方がない、今回は負けを認めよう。
「サッポロ一番塩ラーメンは野菜にあうかもしれない料理である」

リベンジします。
次こそ絶対に不味いラーメンを作ってみせる!!!
次回は味噌ラーメン編。


「温野菜」

しゃぶしゃぶチェーンで「温野菜」という店がある。
私の通勤途中にも看板が出ているのだが、最初は何の店かわからなかった。
しゃぶしゃぶと野菜。
普通しゃぶしゃぶといえば薄い肉を湯につけて食べるものだが、この店では生野菜を湯につけてゴマダレと食べるのだろうか?
レタス?キャベツ?そんな店で繁盛するのだろうか?

そんな疑問をもった私は、本来は店に行ってみるべきなのだが、とりあえずHPを見てみることにする。
http://www.onyasai.com/

まず薄肉と、白菜、にんじんなどの野菜の写真がある。
ここでも野菜アピールは大胆だ。
肉よりも先に「旬のお野菜」という文字がくるくらいだから。

メニューの中の「食べ放題」という欄を見てみよう。
当然、旬の野菜が食べ放題で肉は完全に脇役でなければならないはずなのだが、不思議と豚食べ放題、牛・豚食べ放題、と肉ばかりだ。
4つある食べ放題コースの全てが肉なのだ。

化けの皮がはがれた。

この店はいかにも「うちは野菜を中心にした健康的な店ですよ」というアピールをしながら、実際には肉料理の店なのである。

では肉料理の店としてはどうなのか?
これはかなり美味しいらしい。
以前テレビで店が紹介されていたが、レポーターは絶賛していた。
さらに高級な霜降り肉が食べ放題とあって、かなり人気があるようだ。

 

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知人で、市内の全てのラーメン屋を制覇したという人がいる。
市内のみならず、美味しいと評判の店があれば、市外はおろか県外まで遠征するという。
もし火星に旨いラーメン屋があるとすれば、きっと彼はロケットに乗って火星へ行くであろう。

私はラーメン好きだ。
タイプは、醤油ラーメン、または味噌ラーメンで、太麺や縮れ麺が好みである。
逆にとんこつや塩はあまり食べない。
とんこつや塩で「これは旨い!」と感激する店は知っているのだが、メニューの中からどれか選ぶなら醤油か味噌である。

以前仕事で知り合った、九州は博多出身の人がいた。
彼はラーメン好きを豪語するものの、博多以外では絶対に食べないといっていた。
「絶対に」食べないのである。
こだわるのはいいのだが、逆にいえば博多以外のラーメンを全否定しているのである。
私が思うに、この人はラーメン好きなのでなく、「ラーメン嫌い(博多ラーメンを除く)」なのだ。

家でラーメンを食べるとすれば、もっとも手軽なのはカップラーメンだ。
たまにカップラーメンを食べると、やっぱり旨い、と思う。
最近はインスタントラーメン(鍋で煮るタイプ)はあまり食べない。
どうせインスタントならカップのほうが手軽だから。

しかし、今日はちょっとだけ手間をかけてラーメンを作ってみよう。
といってもイチからスープは作れないので、ベースはインスタントでいきたい。
ただし生麺タイプだ。
具にはモヤシと白ネギと豚肉をウェイパーで炒めたものと、コーンをバターで炒めたものを使うことにした。



味は普通。
モヤシが多すぎたかもしれない。

女性の方で、かぼちゃ、さつまいも、くりが好きという人は多い。
逆に男性でこれらが好きという人は少ない気がする。

なぜだろう?

たぶん甘いからだと思う。
甘くてホクホクした食感、いかにも女性が好みそうだ。
さらに食物繊維も豊富そう。

しかし、ご飯のオカズになりにくい、また酒に合わない。
これが男性が敬遠する理由だと思う。

料理方法でいえば、カボチャは煮物、さつまいもは焼き芋または蒸し芋、栗は焼き栗や栗きんとん。
これらが定番で、とくに女性好みな気がする。

もし居酒屋などで、「かぼちゃの煮物」とかあっても、多くの男性は注文しないだろう。
私も、家で出されたら食べるが、わざわざ外食で食べたいとは思わない。
焼き芋や焼き栗は、オヤツとしてなら食べるが、それも買ってまで欲しいとは思わない。
天ぷらの場合、かぼちゃやさつまいもより、しし唐やシイタケやタラの芽のほうがいい。

たしかに食べれば美味しいと思うし、決して嫌いではないのだが。

逆に女性でも酒好きの人、喫煙する人、塩辛いのが好きな人は嫌いなのかもしれない。
男性でも下戸で非喫煙者で甘党の人なら、、、それって自分だ!
食べ物の好みは一筋縄ではいかないね。

「秋茄子は嫁に食わすな」

古くから伝わる言葉で「秋茄子は嫁に食わすな」というのがあります。
私は当初、なんてひどい言葉なんだ、昔は家庭内における嫁の立場ってそんなひどいものだったのか、と思ったものです。
おそらく嫁イビリを生きがいにしているような、性格のひん曲がった姑が「こんな美味しいもの、嫁なんかに食わすのはもったいない」と言ってる意味かと。
でも解釈の仕方によっては、違う意味にもなるようです。

調べてみると、3つの意味が出てきました。

・旨いものを嫁なんかに食わすのはもったいない
・茄子は体を冷やす作用があるので、これから子供を生まなければいけない嫁の体に良くない
・茄子は種子が小さいので、「種子が小さい=子宝に恵まれない」という縁起の悪さから

どれをとっても、嫁があまり茄子をガツガツ食べるのは、好ましくないようですね。
今の現代社会において、こんなことを気にしている人もいないと思いますが。


(茄子の炒めものを作ってみました。味付けは醤油と生姜、最後にカツオブシをふっています)


「パスタとスプーン」

イタリアン・レストランやパスタ屋さんなどで、スパゲティなどのパスタを食べるとき、どうやって食べますか?
フォークにパスタをクルクル巻いて食べると思うのですが、このときスプーンって使いますか?
私はスプーンは使わずフォークのみで食べますが、スプーンとフォークで巻いている人もいます。
ネット上に存在する「自称イタリアンの通」の人たちは、口をそろえて「本場イタリアで、スプーンを使っている人なんて一人もいない」といいます。
他「スプーンを使うことが許されるのは子供だけ、いい大人がするのはみっともない」とか。

私はイタリアに行ったことがないので、何が正しいのかわかりません。
ただ、日本で日本人が食べるのに、あまりに本場、本場というのはどうかと思います。
逆に日本食を、箸を上手に使えない外国の方が、フォークやスプーンで食べてたとしても問題ないと思いますし、その国の文化に合わせればいいと思います。
本場にうるさい人は、インド料理店では、手でカレーを食べているのでしょうか?
もちろん左手は使用禁止で。


「果物とフルーツ」

果物と野菜の区別、農林水産省の定義では、木になる実は果物、草やつるになるのは野菜となっております。
なので木になる、リンゴ、梨、柿、さくらんぼ、ぶどうなどは果物。
畑でとれる白菜、ねぎ、ほうれん草などは野菜。
ということは、トマト、スイカも野菜ということになります。
そして、イチゴやメロンも野菜ということになります。

フルーツの王様といえばドリアン、他にはメロンもフルーツの王様とされることが多いです。
あれっ?メロンは野菜じゃなかったの?

これは農林水産省が定める果物の定義と、外国での野菜と果物の定義が違うことによる矛盾だと思います。
メロンやイチゴは、日本では野菜に区別されても、他の国では果物に区別されたりするからですね。
イチゴやメロンのはいったケーキをベジタブルケーキなんていう人はいませんしね。

ちなみに栗は木になるから果物に入るようですが、海外ではナッツ類ですね。
先日、たまたま入ったカフェでのこと。
アイスコーヒーを注文したのですが、あまりの美味しさに驚いたのでした。
ブリオカフェというところなのですが、まるで水出しコーヒーのように深く奥行きのある味わいで、こんな近くにこんなコーヒーが飲める店があるんだと感激したのです。

それについて、少々心当たりがあります。
少し前まで車の購入のためにいろいろディーラーをまわって商談を繰り返していたわけですが、その間営業所で出されるアイスコーヒーを何杯も飲んでいました。
もちろん喫茶店ではないので、ペットボトルのブラックコーヒーをグラスに入れて出していただけだと思うのですが、それに舌が慣れてしまっていたこと。

さらに、私は缶コーヒーを飲むときはたいていブラックなのですが、最近は経費削減のためスーパーで売っているオリジナルの缶コーヒー(60円くらい)を飲むことが多いこと。
はっきりいって苦いだけで少しも美味しくないのですが、甘いコーヒーは苦手なので。

たまにはちゃんとしたコーヒー店でアイスコーヒーもいいものですね。
ちなみにスターバックスだと、フラペチーノとか、そういうスイーツ系のを注文するのでした。

日本では比較的早い時期からコーヒーを冷たくして飲む、という習慣があったようで、大正時代には普及していたようです。
江戸川乱歩の大正14年に発表された「D坂の殺人事件」には、すでに「冷やしコーヒー」として登場しています。
(以下引用)
それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。私は、D坂の大通りの中ほどにある、白梅軒という、行きつけの喫茶店で、冷やしコーヒーを啜っていた

当時から冷やしコーヒーは庶民的な値段で提供されていたようで、

あまり費用のかからぬ喫茶店廻りをやるくらいが、毎日の日課だった。
(中略)
私という男は悪い癖で、喫茶店にはいるとどうも長尻になる。それに元来食欲の少ない方なので、ひとつは懐中の乏しいせいもあってだが、洋食ひと皿注文するでなく、安いコーヒーを二杯も三杯もお代わりして、一時間も二時間もじっとしているのだ。


とのことです。
そして、

私はその晩も、例によって、一杯の冷やしコーヒーを十分もかかって飲みながら、いつもの往来に面したテーブルに陣取って、ボンヤリ窓の外をながめていた。

この小説は、名探偵で知られる「明智小五郎」が初めて登場した作品なのですが、彼も白梅軒にやってきて冷やしコーヒーを注文するのでした。

「冷やし」から「アイス」に呼び名がかわったものの、いつの時代も夏の飲み物の代表ですね。

(余談)
「冷やし中華」を「アイス中華」とか、「アイスクリーム」を「冷やしクリーム」というと、全く別のものを想像してしまい勝ちになるのはどうしてでしょうね(笑)
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