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東野圭吾原作「容疑者Xの献身」、さすが人気映画だけあって、レイトショーとは思えぬ客入りでした。
原作を読んで、その凝ったトリック、愛の深さ、悲しさに打ちのめされ、これは是非映画も見たいと思ったのですが、福山雅治氏目当ての人も多そうです。
結果から先に言えば、すごく良かった、です。
細かいことを言えば、ここが原作と違う、とかいくらでもあげることが出来ますが、小説と映画は別物なので気にしません。
基本的に原作に忠実で、原作のファンは間違いなく楽しめると思います。
とくに良かったのは堤真一氏と松雪康子さんで、素晴らしい演技力により見事に石神、花岡を演じきっています。
原作の素晴らしさを少しも損なうことなく、映画としての完成度も高い作品、お奨めです。
東野圭吾原作ついでに、賛否多かった「手紙」、こちらはちょっと前にレンタルで借りて見ました。
ほぼ原作に忠実で、映画化するにあたっての変更点も納得することが出来ました。
とくに主人公がロック・バンドでプロを目指す、という設定がお笑い芸人になってしまってたのですが、これはこれで有りだと思いました。
また見る前はミスマッチな気がしてならなかった沢尻エリカさんですが、少しも違和感なく、さらに彼女ならではの個性も出てたと思いました。
この映画は原作が表現しようとしていることを、若手俳優たちが上手く演じていて、見事成功していたと思いました。
原作のファンで、まだ見ていない人は、是非ご覧あそばせ。
大人の恋を歌う音楽映画で、ちょっぴり切ないけど夢に向かう二人の行き方がいいです。
街角でギター弾き語りをする男と、ピアノの無いピアニストでチェコからの移民の女。
地味でなんということもない恋、大人の恋といえばすぐに肉体関係に結び付けがちですが、この物語ではSEXどころかキスもしません。
しかし男が奏でる音楽、それに自分の思いを歌詞に入れる女、抜群の相性を見せる男女デュオにより心は惹かれていきます。
しかし過去のしがらみや大人の事情により、それ以上には進展しないのですが、深い友情とも愛情ともとれる人間関係が築き上げられていきます。
そして成功へのチャンスが訪れレコーディングに入るのでした。
レコーディングに入る前に、街角のフィル・リノットの銅像の前で、シン・リジーのコピーをするバンド、彼らをバックバンドとして起用するのですが、そのバンドのギタリストのセリフ「俺たちはリジーしか演奏しないぜ」というのがちょっと良かったです。
ラストで見せる女の外を見る視線が、いろいろな想像をかきたてられ、後味のよい映画に仕上がってると思います。
歴史スペクタクル好きの私ですが、この映画はちょっとイマイチだったかも。
舞台は16世紀イギリス。
スペインなどの列強から脅かされるなか、女王エリザベスは孤独と戦いながらも国を引っ張っていきます。
宗教問題、海賊の取り締まり、スコットランド女王処刑などの事件が重なり、苦悩します。
そしてついにスペイン無敵艦隊がイギリスに戦争を仕掛けてきたのです。
私は以前、エリザベス1世に関する本を読んだことがあるのでまぁまぁ楽しめましたが、予備知識がないとわけわからない可能性高いです。
この手の映画はどうしても人間関係がややこしくなったり、時代背景との絡みが難しかったりするのですが、それをすっきりと見せるが監督の腕の見せ所だと思います。
この映画はその点、成功してるとは言い難いですね。
個人的には、アルマダ海戦をもうすこし長く丁寧に描写すれば、映画にメリハリが出てよかったのではないかと思います。
良かったですね~~~~~
笑いと涙と感動の物語でした。
昨年前作「ALWAS 三丁目の夕日」を見て、ノスタルジーと最後のシーンに涙目になりながら感動しました。
なので、今回の「続編」はとても楽しみにしていたのです。
よく続編はイマイチだったりするのが世の常ですが、これは前作に劣らぬ名作ですね。
前作を気に入った人は絶対に見に行くべきです。
前作に引き続き、古き良き昭和の香りが漂い、私くらいの年齢(といっても、この物語の設定、昭和30年代は生まれてませんが)より上の人はとても懐かしいと思います。
珍しい古い車や家電製品なんかも出てきて、楽しいですね。
あの「さえない作家の茶川さん」はいったいどうなったのか~~~?
その答えは映画館で(笑)
心温まるお話がまってます。
今日はレンタルでDVD「ラブソングができるまで」を借りてきました。
前にながれ☆さんがレビューしていて、見たいな~って思ってたのです。
内容は80年代には人気があったけど、現在は忘れられたような存在の歌手と、作家志望だけど、心の傷のせいで書けなくなってた女性とのラブ・ロマンスです。
そして人気絶頂のセクシー・アイドルの曲を作ることになり、二人の共同作業が始まるのでした。
冒頭から80年代臭いプロモーション・ビデオでスタートします。
かつて人気があったヒュー・グラント演じるアレックスの人気絶頂時代のPVです。
私くらいの年齢のものにとっては、けっこう笑えます。
チェックのバック、80年代なヘアスタイル、腰ふりダンス、懐かしいような、ちょっぴり恥ずかしいような映像です(笑)
しかしそんなポップスターも、今じゃ当時を懐かしがるかつてのファンの間で、細々とライブを続けてます。
それも遊園地とか、同窓会とか…これが現実ってものですね。
ちょっと前にテレビで、かつてのアイドル田原○彦氏が場末のステージで歌ってるのを見ましたが、どこも同じですね。
そしてビッグ・チャンス到来。
新しい曲作りを文系の女性ソフィー(ドリュー・バリモア)と始めます。
曲が行き詰ったとき、ソフィーが印象的なセリフを口にします。
「メロディは第一印象、つまり肉体的魅力やセックス、相手の本当の姿を知ることが出来るのが歌詞、この二つが合わさって魔法が生まれるのよ」
やがて曲が完成し、デモ・テープ作りに入ります。
この辺りの流れは、いちおう作詞作曲編曲をかじったことのある私は、とても興味深く見れました。
その後、理想と現実、音楽とビジネスなど、現代社会に生きる上で避けれられない壁にぶち当たります。
アレックスとソフィーはどうなるのでしょうか???
と、後の楽しみは内緒にしときまして…
音楽好きの方、曲作りをされたことのある人は必見の映画です。
また普通に恋愛映画としても楽しめるし、若いカップルにもお薦めします。
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