家を建てるつもりなんて全くなかったのに、ひょんなことから入った住宅展示場。
そこ佇む三井ホームの洒落た雰囲気に魅せられた私は、無謀にも土地を買い、家を新築したのでした。
さて、築10年も経つとあちこちが痛んできます。
家はメンテしながら暮らすことにより長持ちするのですが、10年目には思い切ったメンテをします。
今回メーカーの推奨するメンテ+全塗装をやることにしました。
つまり外壁、屋根、雨樋、その他、外観を全て塗り替えるのです。
これをすることにより見た目だけは新築になります。
今の悩みは、次は何色にしようかということ。
今は黄色なのですが、これがけっこう気に入ってるので同じ色にするつもりだったのですが、思い切って違う色にしてみるのも面白いかもしれません。
中秋節と言っても一般的な日本人はあまりピンとこないかもしれません。
いわゆる「お月見」ですが、満月を見ながら月見団子を食べる、という風流なことをする家も今じゃ少ないでしょう。
これが中国では、旧暦8月15日(日本の9月14日)の中秋節(中秋节zhong qiu jie)は正月と並んで非常に需要な行事だそうです。
その日を迎えると会う人ごとに「中秋节快乐(zhong qiu jie kuai le)」とお祝いの言葉を言います。
正月に「あけましておめでとう」というような感じでしょう。
中秋節の最重要アイテムが、月餅(yue bing)です。
餅と言っても、日本のもち米を使った餅ではありません。
中国でいう餅は、小麦粉を練って円盤状に焼いたり揚げたりしたもののことで、もち米を使った日本式のものは年糕(nian gao)という別物です。
さて、日本にいる中国人たちは今年は月餅が食べられないと残念がります。
いつもなら、街で月餅を買ってきて、家族でそれを分け合って食べるそうです。
月餅が丸いのは、満月をイメージしたものであるほか、家族円満という意味も含むそうです。
彼女たちは何でも手作りで料理をするイメージがあるのですが、一般的に月餅は店で買うそうです。
日本では、神戸や横浜の中華街のほか、中国物産店などで買うことが出来るようですが、私の住む近辺ではありませんね。
まずは小林 多喜二著書「蟹工船・党生活者」
今年流行の小説ということで読んでみました。
80年前に書かれたプロレタリア文学の最高峰と言われる作品で、現在の格差社会、ワーキングプア問題などと共通するテーマがあると言われます。
しかし、読んでみると時代背景も違うし、言おうとしている方向性も違うような気がします。
人間以下の扱いで過酷な労働を強いられる蟹工船の人たちは、やがて立ち上がります。
これは、後の労働組合に繋がってるのではないかな?
次はpicoさんお勧めの伊坂 幸太郎作品を二つ。
「死神の精度」
音楽好きで雨男の死神が、ターゲットにした人間と共にいろいろな事件に巻き込まれる話。
どれもなかなか面白いのですが、「吹雪に死神」の章は、ベタな密室殺人物みたいでイマイチ。
好きなのは最初の「死神の精度」「死神と藤田」「旅路を死神」あたりで、最後の「死神対老女」はラストシーンが印象的でした。
ちょっと世の感覚とずれた死神「千葉」がクールで面白いです。
「陽気なギャングが地球を回す」
銀行強盗を趣味にした個性的な4人。
終始明るく、軽いノリで読めます。
この4人、とくにトーク担当の響野のセリフはセンスがあって面白いです。
そして強盗団のリーダー成瀬、最後の最後に「さすが!」と思わせてくれました。
来月映画が放映される東野圭吾著書「容疑者Xの献身」
東野圭吾の作品は5つほど読みましたが、どれも面白くはまります。
この作品も文句なく面白く、読みやすい文体で、胸が熱くなるような愛と天才的ミステリーが楽しめます。
天才数学者とガリレオ先生の天才対決、微妙な3角関係、そして深海よりも深い愛情、最後は泣けます。
これは来月の映画も見に行きたくなりましたが、映像で見ると違和感があったり、原作と比較したりしてあまり楽しめないような気もしますが。
曲はポリス「Every Breath You Take(見つめていたい)」です。
Youtubeにアップしたので暇な人は聴いてみて下さい。
http://jp.youtube.com/watch?v=3ohzgA3IgQg
(またしても携帯動画なので音質画質ともに悪いです)
まだまだ演奏が荒くて、何度もNGを出しながら録画しましたが、あと半年くらいしたらもうちょっとスムーズに演奏出来るかもしれません。
もう1曲練習してるのが、リクエストの多かったクイーン「ボヘミアン・ラプソディ」です。
現在、半分くらい、そう最初のバラードの部分ね、ここまでは弾けるようになりました。
そこから先のオペラ的展開部分が難しいのよ(汗)
いちおう目標は来月中にアップ、ということで(笑)
第76回名盤シリーズ
今回は先日来日公演を行って大好評だったマイケル・シェンカー在籍時のUFOが、70年代に残したライブ・アルバム「UFOライブ」だ。(1979年作品)
1970年頃、スコーピオンズのメンバーだったマイケルは、フィル・モグに引き抜かれてUFOに参加する。
ドイツ人である彼は、英語が上手く喋れないなど、遠く離れたイギリスでの生活は寂しかったらしい。
その寂しさを紛らわすためにギターの練習にのめりこみ、独特の哀愁を浴びたギター・スタイルを確立したといわれる。
そして酒とドラッグに溺れ、時には廃人寸前にまでなりながら、ロックンロール・ライフを続けるわけだが、やはりいろいろ苦しかったようだ。
しかしライブでは、アルコールやドラッグがいい方向に向くときもあり、そういうときは最高のパフォーマンスを繰り広げるのだった。
このアルバムは、そんなUFO全盛期の頃の様子が収められており、白熱したライブを楽しむことが出来る。
どの曲もスタジオ・ヴァージョンをはるかに上回るのだが、とくに「ラブ・トゥ・ラブ」「ライツ・アウト」は名演だ。
私自身もこれらのギターをコピーしたことがあるのだが、すごく勢いにのって弾きまくってるのがよくわかる。
名曲「ロック・ボトム」「ドクター・ドクター」ももちろん収録されていて、スタジオ版とは違った趣で、ライブならではの荒さと勢いがあり、結果として迫力ある演奏が存分に楽しめるのだ。
またポップな「レット・イット・ロール」や「シュート・シュート」もよりロック色が強まり、実にかっこいい。
もちろん、フィル・モグの味わい深いブリティッシュ・ボイスも絶好調である。
マイケルばかりが取り上げられ勝ちなUFOだが、フィルあってのバンドだ。
マイケルが脱退してからも、地味ではあるものの優れたアルバムを連発するUFOだが、これははりフィルの才能だろう。
学生時代、この2枚組LPが欲しくて、街のレコード・ショップを片っ端から周った記憶がある。
それがどこにもなくて諦めた18の夏。
今持ってるCDはLPと同じ曲順のものだが、現在発売されているのは、当時のステージ構成を意識した順番に変更されたものが主流のようだ。
曲数も増えているので、これから聴く人はそちらのほうがいいと思うが、私の世代からするとちょっと寂しい気もしないではない。
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