今年読んだ小説は60冊。(作品数ではなく冊数)
昨年は歴史小説「しか」読まなかったので、その反省としていろいろなジャンルを読むことにした1年でした。
そのジャンルごとの冊数ですが、
ミステリー 25冊
中国もの 20冊
歴史もの 13冊
その他 2冊
なかなかバランスよく読めたと思っております。
ミステリー、中国もの、歴史もの、それぞれに長編も読みました。
宮部みゆき「模倣犯」全5巻、北方謙三「水滸伝」全19巻、司馬遼太郎「坂の上の雲」全8巻です。
私はどちらかというと長編小説好きで、逆に短編集みたいなのは好みではありません。
なので来年は短編集を読まなきゃダメね。
次は作家別に見てみましょう。
北方謙三 20冊
東野圭吾 12冊
宮部みゆき 11冊
司馬遼太郎 9冊
その他 6冊
主に4人の作家の作品を読んでいることになります。
北方謙三と司馬遼太郎は以前からのファンなのですが、今年は宮部みゆきと東野圭吾に出会えたのが大きいです。
とくに東野圭吾にはすっかりはまってしまって、まだまだ読みたい作品がたくさんあります。
来年は、とりあえずは東野圭吾作品を好きなだけ読んでみようかと思うのと、他の作家の発掘ですね。
まだまだ私の血を沸き立たせ、時間を忘れて読みほうけるような小説があるはずです。
この宝の山をどうやって登ろうかと考えるのも楽しいものですね。
スマップの中居君がカップそばのCMをしているのを見て、急に食べたくなった私。
コンビニで買ってきて、お湯を沸かして「イザ!」とばかりにフタを開けると・・・
麺が白い!
そう、天麩羅ソバを買ったつもりが同じメーカーのきつねうどんを買ったのでした。
「まあ、いいや」と返品するわけでもなく(いや、フタを開けて返品なんて出来ませんが)、それを食べることにしたのでした。
そういえば私、以前はソバとうどんだったら、うどん派だったことを思い出しました。
どちらか選べば必ずうどん。
駅の立ち食いでも、高速道路のSAやPAでもうどんを食べてました。
なぜうどん派なのか?
それは中学生のときに読んだタケカワユキヒデ氏(ゴダイゴ)のエッセイを読んだ影響だと思います。
たしかこんな感じだったと思います。
そもそも食いしん坊の僕は、目の前に食べ物があるとつい食べてしまうのだった。
それは駅の立ち食いうどんでも一緒で、見かけるたびについ一杯、と食べてしまう。
このとき食べるのはうどんでなければならない。
だいたいソバなんて白か黒かはっきりしないし、ときには黒いブチまでついている。
こんな不純なものを食べてたら、心まで曇ってしまうに違いない。
それに比べてうどんは絹のように滑らかで純粋な白色をしている。
そうか、ソバよりもうどんのほうが清く美しいんだ、とバカな私はこのエッセイを真に受けてうどん派になったのでした。
そんな私が再びソバも食べるようになったのは徳大寺有恒氏(自動車評論家)のエッセイを読んでからだと思います。
重度の糖尿病患者である私は、もう以前のように食べたいものを食べたいだけ食べるというわけにもいかないので、多少は食に気を使うようにしている。
そこで目をつけたのが蕎麦だ。
古来より旨いものとされている蕎麦、こいつを突き詰めると実に奥が深く、これほどヘルシーでありながらうまいものは驚くほどうまい。
ジャグァーを走らせうまい蕎麦屋を探す、これが最近の私の楽しみである。
もう15年以上前だったと思うのですが、こんな感じだったと思います。
すぐに影響されてしまう私、いやはやなんとも(汗)。
話は戻ります。
久しぶりに食べたカップのきつねうどん。
カツオのダシが効いて美味しいです。
今の自分はうどん派でもソバ派でもありません。
旨いものは旨い。
そこに甲乙をつける必要なないと思うのでした。
すっかり寒くなりましたが、今日は朝からいいお天気です。
近所の公園も葉っぱがすっかり色づいて、住民の目を癒してくれます。
ちょっと寒いけど公園を散歩してみましょうね。
徒歩1分で公園に到着。
以前は毎日ジョギングやウォーキングをしていましたが、最近はすっかりサボってます。
いわゆる紅葉の名所なんかはもう散ってるところが多いようですが、ここはちょうど見ごろくらいです。
小さな池があり、いつもはアヒルやカモがいるのですが、見かけません。
そのかわり、紅葉が池に反射して綺麗です。
青空と紅葉って合いますね!
グランドでは少年野球の練習をしていました。
日本の秋を彩る木々、来週には散ってるかもしれません。
冬はすぐそこまで来ているのでした。
第80回名盤シリーズ
今はブルース・ギタリストとしても名高いギター職人ゲイリー・ムーアの作品だ。
LPレコード時代の邦題は「大いなる野望」。
(1980年作品)
私はゲイリー・ムーアが奏でるギターが好きだ。
好きなギタリストを5人上げよ、と言われたらいつもゲイリーが入る。
その骨太で熱いギターは、いかにも男のギターそのもので、いつ聴いても血沸き肉踊るのだった。
テクニックもスゴイ。
今でこそ彼より優れたテクニックのギタリストは大勢いるが、このアルバム発表の頃だとロックギタリストとしてはトップ・クラスだったと思う。
いつだってベキベキバキバキのハード・ピッキング、弦をぶち切る勢いのハードチョーキング、マシンガンのようなハード速弾き。
相当な指の筋力がないと弾ききれない開放弦を絡ませたトリル。
そして感情たっぷりの泣きのギター!
弾いてる本人までが泣いてるみたいな顔で弾くのだ。
音色から判断すると、おそらくけっこう太めのゲージを張っていると思うが、渾身の力でギターを弾き倒している感じがする。
とくにトリッキーなことをしてるわけでもないのに、すぐにゲイリーだと分かる個性的なギター・スタイルだ。
このアルバムはそんな彼の魅力が詰まった傑作で、どの曲からもゲイリーの魂の叫びのようなギターをたっぷり聴くことが出来る。
また、ソングライターとしても非凡な才能を見せるゲイリーだが、どれをとってもメロディアスで親しみやすいのがいい。
それまでのゲイリーはシン・リジィに在籍していたり、グレッグ・レイクと組んだり、もっと前はハードなジャズ・ロックをやっていたこともあった。
このハードロックという枠に収まりきらない彼のスタイルは、いろいろなタイプのミュージシャンと組むことにより、築き上げてきたのかもしれない。
それと、このアルバムでのボーカルは、ゲイリー本人である。
昔読んだ雑誌のインタビューによると、ゲイリーは自分の声が嫌いだと言っていたように思う。
だが、CDを聴く限り、なかなかソウルフルな歌いっぷりで、十分ボーカリストとして通じるし、充分うまいと思う。
ただ本人としては、ボーカルを誰かに任せて自分はギターに専念したいのかもしれないが。
このアルバム発表後、しばらくレコード会社とトラブルがあったり、ゴタゴタがあったようだが、優れたソロ・アルバムをいくつも発表している。
後に発表された「ダーティー・フィンガーズ」というアルバムも私のお気に入りだが、こちらはトラブルのせいでしばらく発表出来ずに眠っていた作品だったようだ。
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イヤな世の中になったものです。
「自分さえ良ければ他人はどうだっていい」
こういう考えはいけないと、誰だって子供の頃に教えられたものです。
しかし企業のお偉い方は、子供にだってわかるこの愚考を堂々と行っているのです。
そしてそれに反発することなく、こんなところでグダグダ書いている私は「つまらない大人」なのでした。
さて今回のタイトル「イカの炒め物」、これを中国語で書くと「炒鱿鱼(chao you yu)」となります。
これで「クビ、解雇、お払い箱にする」という意味になります。
会社をクビになり、寮から布団一つ抱えて出て行く…その布団を丸めた状態が、イカを焼いて丸まった感じに似ているからこういうそうです。
この不況の中、全国でイカを炒める人が大量に発生するようです。
来年は社員だって安泰とはいえなくなるでしょう。
ボーナスカットは覚悟しなきゃいけませんね。
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