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スマップの中居君がカップそばのCMをしているのを見て、急に食べたくなった私。
コンビニで買ってきて、お湯を沸かして「イザ!」とばかりにフタを開けると・・・
麺が白い!
そう、天麩羅ソバを買ったつもりが同じメーカーのきつねうどんを買ったのでした。
「まあ、いいや」と返品するわけでもなく(いや、フタを開けて返品なんて出来ませんが)、それを食べることにしたのでした。
そういえば私、以前はソバとうどんだったら、うどん派だったことを思い出しました。
どちらか選べば必ずうどん。
駅の立ち食いでも、高速道路のSAやPAでもうどんを食べてました。
なぜうどん派なのか?
それは中学生のときに読んだタケカワユキヒデ氏(ゴダイゴ)のエッセイを読んだ影響だと思います。
たしかこんな感じだったと思います。
そもそも食いしん坊の僕は、目の前に食べ物があるとつい食べてしまうのだった。
それは駅の立ち食いうどんでも一緒で、見かけるたびについ一杯、と食べてしまう。
このとき食べるのはうどんでなければならない。
だいたいソバなんて白か黒かはっきりしないし、ときには黒いブチまでついている。
こんな不純なものを食べてたら、心まで曇ってしまうに違いない。
それに比べてうどんは絹のように滑らかで純粋な白色をしている。
そうか、ソバよりもうどんのほうが清く美しいんだ、とバカな私はこのエッセイを真に受けてうどん派になったのでした。
そんな私が再びソバも食べるようになったのは徳大寺有恒氏(自動車評論家)のエッセイを読んでからだと思います。
重度の糖尿病患者である私は、もう以前のように食べたいものを食べたいだけ食べるというわけにもいかないので、多少は食に気を使うようにしている。
そこで目をつけたのが蕎麦だ。
古来より旨いものとされている蕎麦、こいつを突き詰めると実に奥が深く、これほどヘルシーでありながらうまいものは驚くほどうまい。
ジャグァーを走らせうまい蕎麦屋を探す、これが最近の私の楽しみである。
もう15年以上前だったと思うのですが、こんな感じだったと思います。
すぐに影響されてしまう私、いやはやなんとも(汗)。
話は戻ります。
久しぶりに食べたカップのきつねうどん。
カツオのダシが効いて美味しいです。
今の自分はうどん派でもソバ派でもありません。
旨いものは旨い。
そこに甲乙をつける必要なないと思うのでした。
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