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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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おはようございます、今日の話題はワビサビです。

よく苔むした日本庭園などで「わび・さびが感じられる」などと表現されたりしますが、私もようやくそういうのわかるようになった気がします。
ただ、それは「わび・さび」ではなく、この中の一つ、「さび」のほうかもしれません。

物が古くなり、経年変化による劣化に美を感じるようなことですが、「味わいがある」などと表現されることもあります。
ここでいう「さび」というは、いわゆる「アンティーク」「ヴィンテージ」と似てはいるものの、少しニュアンスが違う気もします。
ギターでも、数十年経つと塗装が剥げ、各種ノブが黄ばんだり、木材の色彩が濃くなったりして、独特の変化が出てきますが、見る人によっては、そこにカッコ良さを感じるわけです。
ただ、「カッコいい」という観念は「さび」にはないと思うので、やはり違うように思います。
まだ、家屋などで、数十年、あるいは100年以上経って、新築にはない重圧感が醸し出されてくるようなる、静かに、確実にそこに存在している…のほうが「さび」な感覚?
いや、違いますね、現役感があるのは「さび」ではない気がします。
廃墟、廃線、廃道など、かつてはそこに存在したものが、今まさに朽ち果てようとしている、そこに歴史の重みと滅びの美学を感じる…ことのほうが「さび」の一種かもしれません。
誰もおらず、物言わず、静かに、朽ちるにまかせる、そしていつかは自然に帰る、役目を終えて余生を過ごす「それ」に「さび」を感じる…という感覚。

次は「わび」。
簡単にいえば「シンプル・イズ・ベスト」ですが、「清貧」と言ったほうが適切な気がします。
具体的にはどういうことなのか?
質素な部屋に住み、質素な食事をし、物質的な贅沢はしない。
簡潔で清貧な生活に、さわやかな風が通り抜けるような清さと美を感じること…かな?

茶道の経験がなく、特に俳句を学んだこともないので、本当のところはわかってないのかもしれません。
「わび・さび」と人くくりで言う場合、「わび」の清貧さと「さび」の古さ、静けさがミックスされた、心に染み入るような味わい、と解釈したいと思います。
 

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こんばんは、今日の話題はワサビです。

刺身や寿司を食べるとき、山葵を多めにつけて食べるのが好きです。
ツンとして、少々刺激があるくらいがいいのですが、あまりそういう食べ方ばかりしてると、味覚障害になりそうなので、ほどほどにします。

ちなみに、回転寿司で、山葵入りのネタを選んでも、そのままだと物足りないので、付属の小さな山葵の包みを使用して増量して食べます。
その場合、ネタの上にチョコンと乗せるのではなく、ネタをめくって、シャリの上に乗せて、再びネタをかぶせ、あたかも最初からそうなっていたかのようにして食べます。
醤油のつけ過ぎは禁物。
極少量で十分です。

お茶漬けでも、山葵があるほうが好きです。
たとえば、家で永谷園のお茶漬けを食べるときでも、チューブ入りの山葵を少量追加して食べてます。

蕎麦なら普通に山葵ですが、冷やしうどんや素麺でも生姜ではなく山葵派ですね。

ただし、以前伊豆へ旅行に行ったときに食べた「ワサビアイス」、これは口にあいませんでした。

本当はチューブ入りの山葵ではなく、ちゃんとした山葵を卸して使いたいですね。
香りが全然違うのです。
ちょっとした贅沢ですね。
ロック・ボトムです。
「ロック・ボトム」と聴いて誰の曲を思い浮かべますか?

ここの読者的には

・キッスのロック・ボトム     約4割の人
・UFOのロック・ボトム     約3割の人
・そんな曲知らない       約3割の人

くらいでしょう。

私はどちらの「ロック・ボトム」も大好きなのですが、ボーカル、歌メロならキッス、ギターならUFOの方が好きですね。

哀愁たっぷりの美しいアコギのイントロから、突然ロックな展開になるキッスのロック・ボトム。
これは聴けば聴くほど味が出るスルメ的ロックンロールです。
よりカッコいいライブ・ヴァージョンを探したのですが、どれもエースのギターがロックしすぎていて(汗)、やむなくスタジオ・ヴァージョンで(笑)



こちらはUFOのロック・ボトム。
聴き所はなんといってもマイケルのギターです。
ここで意見が分かれるのが、スタジオ派とライブ派。
私は断然、オリジナルスタジオ・ヴァージョンが一番カッコいいと思ってます。



と、前置きが長くなりましたが、ここでようやく本題。

私は先週からUFOのスタジオヴァージョンのロック・ボトムを再コピーして弾いてるのですが、ちょっとだけ苦労話をさせてください。

前にここに書いたように、私のギターは21フレットまでしかありません。
そのため、この曲の22フレットの部分を弾くことが出来ません。
なので、以前は、この部分のみ1オクターブ下げて弾いてました。
しかし、この1番盛り上がる部分で1オクターブ下げると、ガクッと盛り下がってしまうのです。

というわけで、今回は、そこを無理やり弾いてみることにしたのでした。
22フレットでの1音チョーキングは、21フレットにて1音半チョーキング、そのあとの22フレ音は、21フレを半音チョーキング、そして、次の22フレから19フレへのプリングは、22フレあたりの部分を思いっきり押さえて、無理やり音を出すという、強引な手段です。



コピー度は7割くらい・・・かな?(笑)

映画「ソラニン」、レンタルで借りて見ました。
上映されたのは今年の春頃だったと思いますが、音楽、バンドものということで、ここの読者の方も何人か見に行かれたようです。

主演は宮崎あおいさん。
なんと彼女はこの映画のために、0からギターを練習してバンド演奏に挑んだそうで、最後のライブシーンも実際の生演奏でした。
よく見ると、右手首の柔軟さに欠けるとか、コードチェンジがぎこちないとかはあるものの、荒っぽいギター、ぶっきら棒な歌い方が実にロックしていてカッコいいです。
バンドを支えるのは、ベース。
この役のみプロの近藤洋一氏(サンボ・マスター)で、物凄い上手さです。
とにかく、メンバーが一丸となり、汗だくになって全力でライブする様は、感動的ですらあります。

音楽の話ばかりしましたが、映画としての出来も良いと思います。
現代劇なのに、ノスタルジーを感じるところがあり、思わず自分の若かった頃を思い出しました。
ダラダラした日々をおくりながら、少しづつ大人への階段を躊躇しながら登っていく、そんな日常が上手く表現されていて、切なさに溢れる展開は見事なものでした。

宮崎あおいさんは、「バンドってこんなに面白いものだと思わなかった」と言います。
ライブシーンでの彼女は、実にはまっていて、生粋のロッカーのようでしたね。

原作となった漫画は読んだことはありませんが、こういう作品がきっかけで楽器を手にする若者が増えていけば嬉しいものです。


 

以前ほどCDを買いまくることはなくなったのですが、それでも全く買わない月はないです。
でも先月1枚、今月1枚なので、かなりペースが落ちました。

先月買ったのはフォリナーの昨年のアルバム「Can't Slow Down 」



全盛期の頃とほとんどメンバーが違いますが、やはりフォリナーです。
そこには珠玉のメロディがあり、ハードさとポップさが高いレベルでバランスされた、王道アメリカン・ロックが完成されています。
面白いのは、このアルバムを賛美している人たちというのは、70年代から彼らを支持している生粋のファンで、往年の名盤と比較しても、決して劣らないクオリティだということ。
そして決して懐古趣味ではなく、現代のサウンドが確立されていて、若い人にも受け入れられる内容だと思います。

昨晩、このアルバムを買うつもりでCD店を訪れました。
アイアン・メイデン「Final Frontier 」



先週試聴したときの印象は良かったのですが、今回もう一度試聴してみると、ちょっと微妙な手触り。
前作「A MATTER OF LIFE AND DEATH」」は壮大なテーマからなる映画のようなスケールの作品で、そのときのライブは新曲から全曲順番通りに演奏するという、気合入りまくりの濃い内容でした。
おそらく、この新しいアルバムも聴きこみを要する楽曲郡だと思うのですが、ちょっとしんどそうなので、昨晩は見送りました。

せっかく来たのだから何か買って帰ろう、と思い、UFOの古いアルバムを買いました。
UFO「新たなる殺意(Lights Out )」



最近UFOいいな、と。何か惹かれます。
古き良きブリティッシュ・ハード・ロックですよね。
このアルバムはアメリカ進出を意識したとのことで、かなりポップな面が強調されてますが、それでもフィル・モグのボーカルとミヒャエル・シェンカー(当時はそう表記されてた)のギターが、いかにもブリティッシュしていて、独特の湿り気のあるロックになってます。

さて、昨日youtubeにて面白い音源を発見しました。
アイアン・メイデンによるUFO「ドクター・ドクター」のカバーです。
私は予てより「ドクター・ドクターはUFOヴァージョンでなければならない」と思ってました。
MSGでゲイリー・バーデンが歌ってるのは、何か違うな、と。
ましてや、ゲイリーのヴァージョンをコピーしたレイ・ケネディも戴けない。
しかし、このメイデン・ヴァージョンは非常にいい。
演奏はカバーというよりコピーだし、何よりブルース・ディッキンソンのボーカルが素晴らしい。
どことなくフィル・モグに似てますね。


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