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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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今年の五月の連休、日帰りで小旅行をしたのでレポートします。
・5月2日、滋賀県は長浜市へ浅井三姉妹の旅。
・5月4日、三重県伊勢市へ伊勢神宮の旅。
・グルメレポート

【長浜浅井三姉妹の旅】

大河ドラマファンの私、「江~姫たちの戦国」にまつわる催しが長浜市で行われているとのことで、行ってきました。
彦根へ行くときは、甲賀~東近江~彦根、というルートで行くのですが、今回はさらに北へ向かうので、四日市~関ヶ原~長浜というルートで向かいました。
当地で開催されている「浅井三姉妹博覧会」は、3つの会場で行われているのですが、3館通し券を購入して全て回りました。
長浜市内では、黒壁スクエアや長浜城跡を散策、レトロな町並みは観光できるように整備されていて、町の意気込みを感じました。

【伊勢神宮の旅】

私の家からは少し距離があるのですが、勤め先では伊勢から通勤している人が多いので、地元みたいなものです。
伊勢は全国から観光客が集まるので、連休中は凄い人出となります。
かなりの交通渋滞が予想されるので、松阪市からは電車で向かいました。
伊勢市駅で降りたあと、外宮周辺を散策、その後バスで内宮前へ、おはらい町やおかげ横丁で食事を楽しみ、内宮で御参りもしてきました。
神宮内は正月ほどではないにしても、おはらい町、おかげ横丁は凄い観光客で、どのお店も行列が出来ていました。

【グルメレポート】

私は旅行などで他所の土地を訪れた場合、出来るだけその地の名物を食べたいと思っています。
出来れば美味しいものが食べたい、そのためには行列に並ぶことも厭いません。
ただ、クセのあるもの、想像していたよりは美味しくないことも多々あるのですが、それはそれで、そこでしか食べられないものを体験できたということで、良しとします。

・ある程度、味が想像できるもの、でいえば「長浜のっぺいうどん」と「伊勢てこね寿司」。

 
のっぺいうどん(茂美志屋)          てこね寿司(すし久) 

のっぺいうどんは、あんかけうどんです。
トロトロのあんかけに直径10センチほどもある巨大しいたけが入っていて、生姜が効いた汁は冬だと芯から温まりそうなたべものです。 
京都の「湯葉あんかけ蕎麦」のうどん版みたいな感じですね。

てこね寿司は、カツオのヅケが乗った海鮮ちらしで、元は漁師料理の一つだったようです。
やや甘めの寿司酢が染込んだご飯にたっぷりのカツオが乗っていて、食べ応えも満点。
味噌汁と漬物、ひじきもついて約1000円というのは、かなりリーズナブルだと思います。
この手の食べ物(マグロのヅケ丼や海鮮ちらしなど)が好きな人には、期待を裏切らない味だと思います。

・味の想像がつきにくいもの、といえば「長浜鯖そうめん」と「伊勢うどん」でしょう。

 
鯖そうめん(翼果楼)              伊勢うどん(ふくすけ)

鯖そうめんは、鯖を煮た汁が染込んだそうめんと、そのときの鯖を一緒にいただくというもので、甘辛く染込んだそうめんと鯖の相性がバツグンなのです。
汁気はありませんが、鯖の旨味成分が存分に生かされていて、美味しかったです。
一緒に食べた鯖寿司も絶品、普通鯖の寿司といえば、〆サバが乗っかってるイメージが強いのですが、これは焼き鯖です。
香ばしくて凄く美味しかったです。



伊勢うどんは、以前ここで紹介しました。
もう何度も食べているので今更驚きはないのですが、やっぱりこれは通常のうどんとは別ジャンルの食べ物です。
コシが全くなく太くてモチモチした麺、異常に少なく濃い出汁、シンプルですが甘辛い出汁とソフトな麺との組み合わせは、好き嫌いがはっきり分かれるもの。
私はけっこう好きです。

・ブランド牛を使ったファーストフード

近江牛の肉まん(写真を撮るのを忘れました)と松阪牛のコロッケをいただきました。


松阪牛コロッケ

近江牛肉まんは、肉まんというよりすき焼きまんです。
すき焼きまんというのを食べたのはこれが初めてなのですが、なかなかよくあっていて美味しかったです。
ただし、この肉が近江牛である必要性がそれほど感じませんでしたが。
松阪牛コロッケもそう。
普通にコロッケとして美味しい、だけど松阪牛である必要性は感じませんでした。
ブランド名として使用する客寄せみたいなものですね。

 
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前に地元B級グルメとして「亀山みそ焼きうどん」を紹介しましたが、今回は「四日市とんてき」です。
とんてきというのは豚のステーキのこと。
ビフテキならぬトンテキなのです。
三重県北中部地方では、以前からわりと多くの店で食べられるので、私はてっきり全国区の食べ物かと思ってたのですが、この地方独自のものだと知ったのは最近です。

というわけで、四日市とんてきといえば、この店「まつもとの来来憲」です。



ここはテレビのグルメ番組などでよく紹介されているので、ご存知の方も多いでしょう。
実は「来来憲」という名の店は他にもあるのですが、その他の店でもとんてきを食べることが出来ます。
元は「来来憲本店」という店があって、そこから暖簾分けしたようです。
大変な混雑が予想されるので、午前11時くらいに店に入りました。
それでも半分以上席が埋まってたのは、さすが人気店で、食べ終わって席を立つ頃には満席になってました。

注文したのはもちろん名物「大とんてき定食」です。

 

写真ではわかりにくかもしれませんが、とんてきの上の部分がつながっていて、まるでグローブのようになってます。
上に乗ってるジャガイモみたいなのは、にんにくを丸ごと揚げたものです。

味付けはウスターソースを基本とした特性タレで、豚肉の旨味を引き出すことに成功しています。
やわらかさと食べ応えある歯ごたえとのバランスが絶妙で、ガツガツ食べましょう。
名前は「大とんてき」となってますが、それほど大でもなく、大人の男性なら普通に完食出来ます。
それでも油たっぷりなので、食べ応えありますが。

さて気になるお値段は、1675円。
この内容でこの値段は決して高くはなく、むしろリーズナブルだといってもいいでしょう。
しかし、しかしです。
B級グルメを名乗るなら、1000円以下であってほしいですね。
それは無理としても、ここは企業努力で、せめて1200円くらいで提供してくれないかな。
今日はギターオフ、ということで刈谷市まで出かけてきました。
今回はバンドではなく、ギターセッション大会ということで各自がギター持参で参加しました。
メンバーはポール森屋さん、KOSSさん、tomoさんと私の4人。
課題曲はとくに決めていなかったので、3コードセッションや、過去に演奏した曲を思い出しながらやりました。

この手のセッションに参加する楽しみの一つに、誰がどういう機材をもってきて、それはどういう音がするのかを聴くことがあります。

ポール森屋さんはまだ真新しいストラトタイプのギター。
少し弾かせてもらいましたが、新品特有の硬さが見られるものの、非常に弾きやすく、音色も力強くていい感じでした。

KOSSさんは、ギブソンのアコギ、これも弾かせてもらいましたが、私のモーリスよりもネックが太めでこっちのほうが弾きやすかったです。
音色は癖がなくマイルド、しかしその自然なサウンドは聴いて心地よいものでした。

tomoさんのギター、前のセッションのときにも感じましたが、実にクリアで綺麗なサウンドなのです。
今回は買ったばかりのアンプ持参で、それがまたこのギターの良い部分を引き出していて、まさに珠玉のような音色。
クリアなトーンが素晴らしかったです。

私はいつもの赤いストラトとゾーンのマルチ、フェンジャパのアンプ。
なんかデジタル臭いなあ、やっぱり、このマルチがネックです。
なんてったって、安かったからね、これは。
やっぱりまともなオーバードライブが欲しいところです(出来ればBOSS)。

次回はスタジオです。

京都は河原町にあるレトロな喫茶店「築地」、久しぶりに訪れました。

      

私が初めてこの店に行ったのは10年以上前のこと、当時と何も変わらぬ雰囲気で珈琲を楽しみました。
当時は写真好きのカメラ趣味、よく京都へ撮影に行ってたのですが、ここで休憩がてら名物のウインナーコーヒーを飲んだものです。
ここは10年前と何も変わらないのは当然のこと、10年前どころか、50年前、いやそれ以上前から変わっていないのでしょう。
何せ、ここは創業が昭和9年、おそらく建物や内装の調度品も当時のままなのです。
扉を開けると珈琲の匂いと共に、昭和の喫茶店へタイムスリップします。
歩くとギシギシ鳴る床、低い天井、渋い色調の椅子やテーブル、流れるクラシック音楽。
シンプルなメニューは純喫茶そのもので、全体にタバコの匂いが染み付いているのも昭和らしい気がします。
私はタバコは吸いませんが、昔の喫茶店はどこもこういう匂いがしたものです。

 

ここのマスターと一度クラシック音楽について話をしたことがあります。
はっきりいって愛想のないマスターなのですが、忙しい合間に音楽やレコードの話をしていただいたのを覚えています。
ここのBGMは全てマスターが選ぶクラシックのレコードなのですが、バロックから古典派、バッハとベートーベンが多かった気がします。
そういえば、若い頃常連だった伊賀上野の喫茶店のマスターも、まるで愛想のない人で、無口でいつも怒ってるような表情をしていましたが、今や接客業でこういう態度の人って珍しいですよね。



桜も綺麗に咲いていました。
 

珍しく、ライブDVDを買いました。
シン・リジィの1981年のライブで「アー・ユー・レディ?ライブ・アット・ローレライ・フューチャーリング・スノーウィ・ホワイト」というもの。
昨年の秋に発売されたものです。



私がシン・リジィの映像物を買うのは、これが3つ目。
他2つは、ゲイリー・ムーア時代のオーストラリアでのライブ(現在廃盤)と、1982年反逆者ツアーのライブ(ブートレグ)です。
もしブライアン・ロバートソン時代やジョン・サイクス時代のライブでフル収録のものがあれば買いたいのですが、残念ながら発売されていません。

さて、今回購入したライブDVD、その題名からもわかるように、スノーウィ・ホワイト時代のライブです。
ゲイリー・ムーアの後任としてピンク・フロイドのツアーメンバーから引き抜かれた彼ですが、なかなか味のあるプレイでリジィ・クラシックや、当時の新曲などをプレイしているのを見ることが出来ます。

当然ですが、バンドの中心はフィル・ライノット。
特徴的なアフロヘアー、やや高め構えたベース、スタッドベルトなど光物のアクセサリーの多い衣装など、実に彼らしい容姿がかっこいいですね。
スノーウィが「白」とすれば、「黒」はスコット・ゴーハム。
典型的70年代ロックギタリストのスタイルをもつ彼ですが、リジィ・サウンドによくあってると思います。
非常に過小評価されていると思うブライアン・ダウニーのドラムも素晴らしいし、当時10代のダーレン・ウォートンも目立ちませんが、一生懸命プレイしています。

それでもやはり注目すべきはスノーウィのギタープレイです。
本来畑違いのリジィ参加ですが、けっこう楽しんでプレイしているのがよくわかります。
彼のギタースタイルは、もろにブルース。
クラプトンやペイジなどのブルース・ロックではなく、直接黒人ミュージシャンの影響が強いプレイは、それだけで個性となり、歴代ギタリストの中でも異色のソロを聴かせてくれます。
現在も愛用しているギブソン・ゴールドトップ、独特の音色は、当時のハードロックバンドのギタリストとしては非常に個性的ですね。

 

3分25秒からのスコットのギターソロ、彼の指癖フレーズがよくわかります。
4分57秒からのスノーウィのギターソロ、チョーキングを生かしたさすがのプレイです。
これを見ると、彼はマイケル・シェンカーと同じで、人差し指と中指で大半のフレーズを押さえてるのがよくわかりますね
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