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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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最近見たテレビドラマで、元ロックバンドの人がレストランを経営する、というのがある。
その中で、ロックバンド仲間のような人が店内で鳴らしていたのはモーターヘッドの「エイス・オブ・スペイズ」だった。
この曲を聴くのはいったい何年ぶりだろう。
少なくとも25年以上は経っている。

私はモーターヘッドのCDは持っておらず、レコードも買ったことがない。
FMからエアチェックしたカセットがあったが、当然今はもうない。

私は産業ロックやハードロックなら出来るだけポップなほうが好きなのだが、ヘビメタなら極力ハードでヘヴィで暴力的なもののほうが好きだ。
なので、モーターヘッドには注目していた。
ジューダスやメイデンよりもうるさく、ハードコア的なヘヴィさがあった。
次買うレコードはモーターヘッドにしよう、と考えていたと思う。

しかし元来音楽浮気性の私は、常に聴きたい音楽がありすぎて、いつしか候補から外れたんだと思う。
そしてモーターヘッド自体、存在を忘れてしまっていた。

今回、テレビで流れていたのがきっかけで、久しぶりにモーターヘッドを何曲かyoutubeで聴いてみたが、思ったほどハードではない。
ちょっとだけ期待が外れたが、硬派な感じが伝わってきて良い。
なんといってもボーカルがいい。
ダミ声でまくしたて襲いかかってくるような迫力は、彼らの持ち味であり、ストレートなサウンドと相まってモーターヘッドの個性を出していると思う。

さて、どのアルバムから聴こうか?
また音楽の楽しみが増えたのであった。


 

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私の部署の女性は、何故か年下好みが多い。
彼女らのご主人、あるいは彼氏が年下であるからだ。
中には一回り下の男性と結婚した人もいる。
もちろん、それは年下だからということではなく、好きになった人がたまたま年下だったということなのだが。

思春期の頃、彼女にするなら年下、同年、年上の中ではどれがいい?という質問があったと思う。
私の知る限り、多くの少年は年下か同年だと答えていたと思う。
やはり大人ぶりたい年頃にあって、頼ってもらえる存在というのは大きい。
年上の場合、こちらが頼ってしまったり、あるいは自分がリードすることが出来なそうで、優位に立つことが困難な気がする。

それでも、どこか年上の綺麗なお姉さん、というのに憧れたりもする。
一つは、80年代アイドル全盛期、テレビに映る女性歌手のほとんどは自分より年上だったから、というのがあると思う。
松田聖子も中森明菜も小泉今日子も私より年上だった。

ここで一つ思い出したことがある。

あれは小学6年生のときだった。
近所に模型屋さんが新しく出来て、私はよくそこへ通っていたのだが、そこの店員さんが綺麗なお姉さんだった。
ちょうどピンクレディのケイちゃんみたいな美人で、年は自分より一回りくらい上(おそらく当時24歳くらい)だったと思う。
こんな綺麗な人が、自分の姉だったらいいのにな、とちょっとだけ思った記憶がある。

恋心に年齢は関係ない。
私の友人に「絶対、年下しかダメ」と言い切っていたヤツがいたが、そいつが結婚したのは5つ上の人だった。
しかし、ジョン・レノンのように、年上の女性に対して母性のようなものを求める人もいる。
女性からすれば、年下の男性というのは、キャンディーズの「年下の男の子」みたいな心境なのだろうか? 

久しぶりに奥田英朗を読んだ。
昨年の「家日和」以来だから約1年ぶりだ。
奥田英朗といえば、ドクター伊良部シリーズなどのコメディものや、近日映画化されるガールなど軽い短編のイメージが強いが、今回は久々のシリアスなサスペンスもの。
名作といわれる「最悪」や「邪魔」が読み応えたっぷりの傑作だったので、読む前から期待が高まる。

  

時代は昭和39年。
オリンピックの開催を控えた東京である。
昭和の象徴ともいうべきこの一大イベントを、警察、マスコミ、一般のOL、肉体労働者、そしてテロリストの視線から見据えたもので、まだまだ貧富の格差が激しかったこの時代の裏側を垣間見ることが出来た。
ここで面白いのは、表側の人物(警察、マスコミ、OL)の時系列と、犯人側の時系列が異なっていることだ。
事件が発生し(まず結果があり)、それから犯人側の視点に映る(種明かしが行われる)が繰り返され、少しずつ時系列が縮まっていき、やがて一致する。
そしてこれが一番大事なところなのだが、読者は本来凶悪犯であるテロリスト側を応援してしまうように物語が進行していくのである。
この辺りの感覚はいかにも奥田氏らしいところで、他にもビートルズ、左翼学生、格差社会など、奥田ワールド満載だ。
さらに登場人物、皆個性的で味のある人物ばかりなのだが、とくにスリ師の村田なんて本当に憎めない人物像に仕上がっている。

これだけハードな内容なのに、ビートルズファンのOLの話になると、とたんにコメディタッチが顔を出すのも奥田作品の味わい深さが出ている気がする。
また、殺人シーンは一回だけ登場するが、ここも非常にくだけた雰囲気で、本来最もシリアスになるところが、そうならないのも面白い。
文庫本で上下巻、少し長いがはまるといっきに読めるオススメの作品。

女性の方で、かぼちゃ、さつまいも、くりが好きという人は多い。
逆に男性でこれらが好きという人は少ない気がする。

なぜだろう?

たぶん甘いからだと思う。
甘くてホクホクした食感、いかにも女性が好みそうだ。
さらに食物繊維も豊富そう。

しかし、ご飯のオカズになりにくい、また酒に合わない。
これが男性が敬遠する理由だと思う。

料理方法でいえば、カボチャは煮物、さつまいもは焼き芋または蒸し芋、栗は焼き栗や栗きんとん。
これらが定番で、とくに女性好みな気がする。

もし居酒屋などで、「かぼちゃの煮物」とかあっても、多くの男性は注文しないだろう。
私も、家で出されたら食べるが、わざわざ外食で食べたいとは思わない。
焼き芋や焼き栗は、オヤツとしてなら食べるが、それも買ってまで欲しいとは思わない。
天ぷらの場合、かぼちゃやさつまいもより、しし唐やシイタケやタラの芽のほうがいい。

たしかに食べれば美味しいと思うし、決して嫌いではないのだが。

逆に女性でも酒好きの人、喫煙する人、塩辛いのが好きな人は嫌いなのかもしれない。
男性でも下戸で非喫煙者で甘党の人なら、、、それって自分だ!
食べ物の好みは一筋縄ではいかないね。

70年代半ば~後半にかけて、米英のハードロックバンドがアイドル的な人気を得ていたことがあったようだ。
キッス、クイーン、エアロスミスは、当時のティーンエイジャーにとって、まさにアイドルであり、カッコイイ兄貴であり、憧れの存在だった。
当時、私はまだ幼く、友人の家にキッスのポスターが貼ってあるのを見て、ただただ恐ろしいものを見たような気がしたのだが・・・。

さて、ご存知のように私はキッスファンである。
クイーンもまあまあ、代表的な曲は知っているつもりだ。
しかし、エアロスミスについてはアルバム「ロックス」とライブアルバムを少し聴いただけ、私にとってはまだ未知の領域といえよう。
噂にきく「ブルースをベースにしたアメリカン・ハード・ロック」ということなら、自分が気に入らないはずがない。

私がエアロを聴いていないのは、ただ単に聴く機会がなかっただけである。
いや、聴こうと思えばいつでも聴けたはずだが、逆に「いつでも聴ける」という状況が「今、聴かなくてもいい」と感じさせたのだろう。
しかし彼らも高齢、あと何回来日するかわからない、いや昨年来日したばかりなのでもう来ない可能性だってある。
「いつでも聴ける」から「もう、聴かなければ」に変わったのだ。

一番てっとり早く彼らの代表曲を知るには、ベストアルバムを聴くのがもっとも近道だろう。
しかしキャリアの長い彼ら、ベスト盤の種類も多い。
というわけで、ネット通販のサイトで評価の高い「アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ」というアルバムから入門することにした。

「いままで権利上の問題で実現しなかったデビューから現在に至るまでの全音源から選りすぐられた究極のベスト盤」の謳い文句どおり、2枚組たっぷりのボリュームだ。
それが古い順から並び、彼らの足跡を辿ることが出来るのである。
文字通り「エアロスミス初心者」の私には非常にありがたい。
ただ、「エアロ初心者」であっても「ロック初心者」ではない私は、70年代~90年代に発売されたアルバムは本来アルバム単位で聴くものだということも知っている。
いい機会なので、少しずつアルバムも聴いていこうと思う。

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