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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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今年も心に残るいいアルバムがたくさん発売されました。
私が今年買った海外アーティストの新譜は23枚、その他邦楽の新譜も6枚買ってます。
他、昨年以前に発売された旧作を6枚買ったので、今年買ったCDは34枚でした。
昨年の44枚より10枚少なく、年平均38枚よりも少なかった年でした。

では海外アーティストの新譜のみ5点満点で採点してみました。

The Agonist 「Once Only Imagined」           ★★★
Radiohead 「In Rainbows 」                 ★★★
Alicia Keys 「As I Am」                   ★★
Ava Inferi 「The Silhouette」               ★★★☆
Kingfisher Sky 「Hallway Of Dreams」          ★★★★
Cansei de Ser Sexy 「CSS」                ★★☆
TO-MERA 「Delusions」                  ★★☆
DRACONIAN 「Turning Season Within」         ★★★★
ASIA 「Phoenix」                                               ★
The Birthday Massacre 「Walking with Strangers」  ★★
Whitesnake 「Good to Be Bad」                           ★
Taria 「My Winter Storm」                               ★★★★
Children Of Bodom 「Blooddrunk」                        ★★★
庭竹 「雨聲」                               ★★★☆
Madonna「hard Candy」                                     ★★★★☆
Dreamtide 「Dream and Deliver」                       ★★★☆
The Ting Tings 「We Started Nothing」             ★★★★
Edenbridge「My Earth Dream」                          ★☆
Judas Priest 「Nostradamus」                           ★★★★
Slipknot 「All Hope Is Gone」                             ★★★★
KISS「地獄烈伝」                                              ★★★
Eli”Paperboy”Reed&The True Loves 「Roll With You」  ★★★
AC/DC 「Black Ice」                                        ★★★★
Jackson Browne 「Time The Conqueror」       ★★★☆

残念ながら今年は5つ星アルバムはありませんでした。
大御所バンドの新譜では、ジューダスとAC/DCは大当たり、エイジアとホワイトスネイクはハズレでした。
印象的なのは元ナイトウィッシュのターヤのソロ・アルバム、静かな大人のアルバムって感じで良かったです。
また台湾の新人ポップシンガー、庭竹のアルバムも良かったし、イギリスの新人チンチングスもよく聴きました。
でもなんだかんだ言って一番よく聴いたのはマドンナの新譜かな。
相変わらず前進し続ける偉大なるポップシンガーは、2008年も5年くらい先を見たサウンドで私たちを驚かせてくれたのでした。

邦楽ではベストアルバムの充実した年だったように思います。
実際2008年のオリコン・アルバム・チャートでは上位3位がベスト・アルバムでした。
エグザイル、安室奈美恵 、コブクロのベストなのですが、3枚ともに聴きました。
さすがに最も売れているアルバム、売れたシングルばかりなのでハズレなし。
J-POPなんて…と思ってる人にこそ聴いてほしいです。
チャートには入ってませんが、エゴラッピン「ベスト・ラッピン」、とても濃い内容で満足でした。
純新譜ではYUI「I Loved Yesterday」がなかなかのフォーク・ポップの好アルバムで、この秋に出たカップリング集「My Short Stories」も素敵です。

さて、来年はどんな新譜が発売されるのでしょう?
まだまだポピュラー音楽の可能性はあると思います。
心を打つ素敵な音楽との更なる出会いを期待しているのでした。

 

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(名盤シリーズ、ボツ記事)
今回は80年代、異色のポップ・グループとして日本でも大人気だったカルチャー・クラブのデビュー・アルバムです。
(1982年作品)



当時ミュージックライフを毎月読みながら、洋楽の情報を読み漁っていた毎日でしたが、ある月の表紙に綺麗な女性の顔が…。
はい、そうです。
この女の人というのが、ボーカルのボーイ・ジョージ氏でした。
80年代半ば頃、そんな男はいませんでした。
いまでこそオカマみたいなキャラの人はたくさんいますが、当時は本当に斬新だったものです。

この人たちはいったいどんな歌を歌うんだろう?
きっと女性みたいな美しく高い声でポップスを歌うに違いない、と思ってました。
学校では「カルチャー・クラブのレコード持ってない?」と聞いてまわった気がします。

そんなある日カルチャー・クラブの初来日公演があり、その模様がFMでオンエアされることになったのでした。
早速カセットテープを用意してエアチェックの準備をしたのを覚えています。
ラジオから流れてきた声を聴いてビックリ、もろに男性の声だったのです。
たしか1曲目は「Boy Boy (I'm the Boy)」だったと思うのですが、けっこう気に入りました。
私の仲間内で、このときのライブをエアチェックした人は多く、ボーイジョージの日本語MC「タノシンデクダサ-イ」とか「オドッテクダサ-イ」ってのをマネして遊んでました。

やがてセカンド・アルバムが発売され「カーマはきまぐれ」が大ヒット、しょっちゅうラジオで流れてました。
でも私はアルバムでいくと、今回取り上げているファースト・アルバムの方が好きでした。
とくに好きだったのは「Boy Boy (I'm the Boy)」、「You Know I'm Not Crazy」、「White Boy」あたりかな。

デュラン・デュランと並び、当時の若者に絶大なる人気を誇ったポップ・バンドでしたが、そのルックスゆえに音楽性が正統に評価されることはあまりなかったように思います。
今回久しぶりにカルチャー・クラブを聴いて思ったのは、80年代を象徴するようなバンドでありながら、今聴いてもけっこう光るものをもってると感じたことでした。
 

最近よく聴いているのが大阪のブルースバンド「憂歌団」です。
以前からこのバンドのことは知っていて、「かぞえきれない雨」とか「胸が痛い」は名曲だと思ってました。
で、最近なぜまた憂歌団なのかというと、日本語のブルースを聴きたいと思ったから。

このバンド、一般的には人気がありません。
誤解を恐れずに言ってしまうと、彼らの音楽はダサいのです。
これっぽっちもお洒落じゃなく、たまらなく不器用で、洗練とは程遠い音楽だと思います。
とくに初期のアコースティックの頃は下品で、いかにも労働者、いかにも下町の庶民、って感じがするのです。

しかしそれこそがブルースなのです。
吉本新喜劇にも通じる大阪の味わいに満ちていると思うのです。

というわけで1曲、彼らの代表曲「おそうじオバチャン」を聴いてもらいましょう。
http://jp.youtube.com/watch?v=qefRDxRztYU

彼らの熱い演奏がたっぷり聴けるライブ・バージョンです。
ボロボロのギターで弾く内田勘太郎氏の火を噴きそうなギターソロも凄いのですが、木村充揮氏の歯切れのいいカッティングと独特のボーカルがたまりません。
歌詞は…歌詞は…そうですね、放送禁止になったそうです(笑)

こちらは切ないバラード「胸が痛い」。
http://jp.youtube.com/watch?v=MbVFKLz6Pt8&feature=related

元のCDバージョンは売れ線を狙ったエレクトリックバージョンなのですが、こちらはアコースティックバージョン。
私は断然こっちのバージョンのほうが憂歌団の魅力に溢れていると思います。
とくに後半の盛り上がりは彼らの本領を発揮していると思うのでした。

残念ながら10年くらい前に解散してしまったのですが、一度生で見てみたかったです。
 

黒人音楽から来た「BLUES」、日本語では一般的にブルースといいます。
これを英語で発音すると[blue:z]となり、最後の音は濁音になります。
そのせいかどうか知りませんが、カタカナ表記をするときに「ブルーズ」と書く人もいます。
ちなみに私は書くときも人と喋るときも「ブルース」といいます。
ブルースに特に詳しくない普通の人にとって、ブルーズと言ってもピンとこないのではないでしょうか?
日本では「BLUES」は「ブルース」というのが一般的であって、決して「ブルーズ」ではないと思うのです。

正しければいいというものではないと思うのです。
会話というのは相手に自分の意思を伝えることなので、伝わる言葉を選ぶべきではないでしょうか?
「北京」を「ペキン」と言わずに本来の発音に近い「ベイジン」と言っても伝わりにくいのと一緒だと思うのです。

言葉は進化し、変化もします。
もし日本で「BLUES」を「ブルーズ」と発音するのが普通になれば、私も「ブルーズ」といいましょう。
「北京」を「ベイジン」というのが一般的になれば、私も「ベイジン」と発音しましょう。

外国語をその国の言語で書かない限り、日本語に直した時点でそれは日本語だと思うのです。
カタカナで外国語を表記することは不可能だからです。

逆に、ASIAは「アジア」、しかしロックバンドの名なら「エイジア」。
Radioは「ラジオ」、しかしロックバンドの名なら「レディオ(ヘッド)」。
これを「アジアのライブに行った」とか「ラジオヘッドの新譜を買った」とかいっても変人と思われるだけです。
日本人と日本語で喋るなら日本で通用する言葉を選びたいものです。
 



10月21日が何の日か知ってるか?
ん?知らねえ?
全世界のROCKファンが首をろくろ首にして待っていたAC/DCのニュー・アルバムの発売日じゃねーか!
そんなことも知らずによくROCKが聴けるな、オマエ。
今すぐAC/DCの全アルバムを買って朝まで聴いてろ!

何?聴いたけど何も変化がないだと?
んなもん、当たり前じゃねーか!
AC/DCだぞ、AC/DC、奴らは1973年からロックンロールし続けてるんだ。
不動のスタイルで同じロックンロールをやり続ける、それがどんなに大変なことかわかってていってんのか?
オマエは明日から半ズボンにランドセル背負って会社へ行け、いいな!

は?バラードやキャッチーな曲がない?
オマエ、そういうのが聴きたけりゃAC/DC聴かんだろ、常識的に考えて…
奴らはロックンロールしか出来ない大バカ者なんだよ、本当の大バカ者なんだよ。
しかし、バカを大真面目にやると、それはカッコいいんだよ、わかるか?
オマエのような半端者は、真冬でも上半身裸で、時には人前でケツ見せろ!

そりゃ人から「何やってんだ、あいつ」なんて思われるかもしれない。
でもいいじゃないか!
バカはバカ、それでもオマエを認めてくれる奴はどこかにいるはずさ。
バカでもいい、そこにロックンロールがあるなら…そんな彼女に出会ったら一言いえばいい。
「AC/DC聴こうぜ!」
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