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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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マニアの間で評価の高いヨーコ・オノの1973年発表の3rdアルバム「無限の大宇宙」を買いました。
彼女の音楽作品は、この作品に限らず発表当時まるで相手にされなかったようですが、最近になって再評価されてるようで、紙ジャケとかボックスセットとかも発売されてるようです。



一般的にヨーコの最高傑作と言われるこのアルバム、2枚組全22曲(+ボートラ2曲)全て彼女の作詞作曲、楽曲アレンジも彼女一人のクレジットになっていて、ジョン・レノンの名前は、プロデューサーとしてジョンとヨーコ、それと一部の曲にギターで参加してるだけです。

ヨーコの音楽といえば、ジョンやクラプトンをバックに奇声をあげたり、発狂したように叫びまくるイメージがあるのですが、このアルバムは普通のロック・アルバムです。
それも非常に完成度が高く、ほとんどヨーコ一人の力でこれほどのアルバムを作っているのには驚愕します。
やや泥臭いギター・ロックから、時代を先取りしたパンク・ナンバー、アダルト・テイストなスロー・ナンバー、おどけた調子のポップな曲までなかなか多彩な才能を発揮しています。

元々安田財閥系の華族だった彼女は、小さい頃から英才教育を受け、渡米してから大学で音楽を学びます。
作曲家の前夫と別れたあとジョンに出会うことにより、彼女にロックの火がついたのでしょう。

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少し遅れましたが、ドリーム・シアターのニュー・アルバムを買いました。



彼らの通常アルバムは、1stアルバム以外全て買っています。
どのアルバムも複雑で長い曲が多いのですが、決して難解にならず誰にでも取っ付き易いようにアレンジされており、それらを驚異的な演奏技術で我々を楽しませてくれます。
とくに2003年発売の「トレイン・オブ・ソート」以降のアルバムはどれも傑作と呼ぶに相応しいもので、前作「システマティック・カオス」に至っては「ついにここまで来たか」と思わせる超力作でした。

さて、今作。
出だしイマイチのち最高、ラストがっかり。
まず1曲目が良くない、そして全6曲の最後を飾る曲も好みに合いません。
とくに最後の曲は20分近い大作で、このニュー・アルバムのハイライトだと思うのですが、微妙なところです。
長い曲なので、部分的にはいいところもあるのですが。
でもその間の曲、つまり2曲目~5曲目は良いです。
中でも2曲目、3曲目は素晴らしい出来で、いかにもドリーム・シアターらしい優れたメロディと、それを表現する演奏テクニックが生かされた傑作だと思いました。
全体的にヘヴィさはなく、軽い印象ですが、キッチリカッチリ計算された音世界が楽しめます。

今回の新譜には豪華版ということで、3枚組のほうも同時発売され、本編のインスト・バージョンや、得意のカバー曲集などもあるようです。
このカバー曲の中でキングクリムゾンの「太陽と戦慄パート2」だけ聴いてみたいのですが、そのうちYoutubeにUPされるのを待ってます。
 

毎日手当たり次第エアチェックをしていた中学時代、とくにAMラジオからエアチェックしてた中学2年の頃の曲は今もよく覚えています。
中でも「オリバーツイストのように」という題名の曲が大好きで、毎日繰り返し聴いてました。
もちろんAMからの録音なので、1曲通しではなく、1分くらいしか聴けないのですが。
その後自分のおこずかいでレコードを買うようになるのですが、当然「オリバーツイストのように」のレコードも欲しいわけです。
でも悲しいことに、アーティスト名がわからないのです。

「ギルバート・オサリバンかもしれない」と思うようになったのは、彼の名曲「アローン・アゲイン」を聴いてからです。
独特の声質に、間違いないと思った私は、とりあえず彼のベスト・アルバムを買ってみることに。
しかし、目当ての曲はありませんでした。
このレコード自体は、上記の「アローン・アゲイン」をはじめ「ナッシング・クライム」など素敵な曲満載で満足したのですが。

それから時はすぎ、インターネット時代になりました。
早速「オリバーツイストのように」で検索するものの、ヒットするのはチャールズ・ディケンズの小説や、それの映画作品ばかり。
「ギルバート・オサリバン オリバーツイストのように」でもそれらしきものには当たりません。

そして先日、思い出したように久しぶりに探してみました。
有りました。
この「オリバーツイストのように」という邦題は現在使われていなく、英名の「Can't Get Enough Of You」で通っているようです。
Youtubeで探したらオリジナルのスタジオ・ヴァージョンの他、ライブ映像などいくつもありました。

約28年ぶりに聴く「オリバーツイストのように」。
探していた年数が長すぎたせい?私の心の中で過大に美化されすぎた?
たしかにこの曲で間違いありません。
しかし、もっともっと感動すると思っていたものの、「普通にいい曲」程度の感想。
でもなんだかんだ言っても、Youtubeで発見以来、10回以上聴いてます。
するとだんだんあの頃の記憶がよみがえってきて、つい何度も聴いてしまうのでした。 


昨日の朝、突如マイケル・ジャクソンが心配停止で病院に運ばれたニュースが全国に流れました。
その後死亡が確認されたとのこと。
享年50歳、早すぎる天才の死でした。

私はとくにファンではないのですが、初期のアルバム「オフ・ザ・ウォール」は好きでしたし、「スリラー」もいいアルバムでした。
90年代以降は、いろいろ奇行が目立つようになり、音楽で語られるよりも、整形や児童虐待など問題人間として世間を騒がしていました。
この辺はスーパースターゆえの孤独とか、そういう精神面での苦しみがあったのではないかと思います。

この訃報をきっかけに、今まで散々叩いていたマスコミが手のひらを返したような反応を見せるのはいかがなものかと思いますが、ご冥福をお祈りします。

100年に一度といわれる世界的な大不況はいつまで続くのでしょうか?
私も給料激減、ボーナス大幅減ということで、今までのようにCD買いまくりというわけにはいかなくなりました。
ちなみに昨年は34枚、一昨年は44枚でしたが、今年は半年で8枚。
このままいくと、あと8枚買ったとしても1年で16枚。
ここ10年くらいでは最も少ない数になりそうです。
アルバムが出るごとに買っているドリームシアターも、明日新譜が発売されますが、しばらく様子を見てからにしようかと思ってます。

ライブに行く回数も減りました。
多いときは年間7~8本行ってましたが、今年は2月のジェフ・ベックに行ったっきり。
あとは9月にシカゴのライブに行く予定です。

ギター、もちろん新しいギターを買うなんて夢のまた夢。
アコギの弦は1ヶ月ごとに交換してましたが、これも3ヶ月に1回に減らそうかと思ってます。

CDは買わずに過去の名作をレンタルで。
ライブは、幸い行きたいアーティストがあまりに日本に来ないので。
ギターは腕でカバー(?)
工夫をすればサイフを緩めずにいろいろ楽しめるものですね。

 

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