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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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熱いライブも終わり、開場を出たのが19時20分くらい。
時間が早いので、予てから言ってたように出待ちをすることにしました。

とりあえず出口はここかと、開場の横側の扉付近で待っていると、他にも数人のファンがやってきて一緒に待つことに。
ジャスミンさんが1stと2ndのLPジャケを持ってきてたので、私と手分けして持ちながら待ってたのですが、他のファンの方ともお喋りをしていました。
この時、四日市から来てた男性の方は、サイン本をゲットしたとのこと。
昼ごろから並んでいたらしく、私たちが店でロック談義を楽しんでいる間に売り切れたようです。
また、東京から来た女性の方は、あの20数年前の「エイジア・イン・エイジア」にも行ったことがあり、今回は名古屋と東京でも見るとのこと。
名古屋でサイン本が買えなかったようですが、東京では買えたのかな?
やがて出口から人が数人出てきたと思ったらジェフ・ダウンズの登場です。
しっかりLPを渡してサインをしてもらい、写真も撮りました。
その隙に、他の3人が車に乗ってしまい、最後カール・パーマーに手を振っておしまい。
でも、いい思い出になりました。

 
ジェフのサイン             サインするジェフ   

それから4人(Jさん、picoさん、ひろりんさん、私)で近くの居酒屋へ。
ここでもロック話やネット話に華を咲かせながら、楽しい時間を過ごしました。
帰りの電車の都合で22時に店を出た後、私は家路に向かいましたが、残った3人は栄で飲んだそうです。
今回お会いした方々、ありがとうございました。

 

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開場に到着して、ジャスミンさんはサイン入り本を買うつもりだったのですが、すでに売り切れ。
後でわかったことですが、3時くらいの先行販売で売り切れていたようです。

ここで私だけ座席が違うので一旦別れます。
場所は1階10列目の左のほう。
昨年とほぼ同じ場所で、スティーブ・ハウのプレイをしっかり見れるのでいい席だといえましょう。

開場が暗転し、SEが流れるなかメンバーが登場。
ややマニアックな「Daylight 」でライブがスタートしました。
オープニングでこの曲だと、ちょっとインパクトに欠ける気がしましたが、なかなかタイトな演奏で良かったと思います。
その後「Only Time Will Tell 」のイントロが流れると一気に会場が沸き立ち、多くの人が立ち上がりました。
それからは、途中のアコースティックコーナー以外は立って聴く人が多かったです。

今回感じたのは、昨年に比べて演奏がしっかりして80年代の頃と遜色なくなったと思われることです。
とくに「Roundabout」「Time Again 」など難しめの曲でそれを顕著に感じました。
それとスティーブ・ハウの活躍です。
レコードではあまり目立たない感じですが、ライブではバンド・サウンドの中心になってたと思います。
私は生でハウを見るのは3度目ですが、見るたびに上手くなっている(いや、見るたびに全盛期に近づいている)ようです。
特にアコギのソロ・パートの上手さは70年代を超えたように思います。

それと前回聴けなかった曲が聴けたのもよかったです。
新曲も違和感なく溶け込んでいたし、「Don't Cry 」が聴けたのもよかったです。

ジョン・ウェットンのボーカルは安定していて声もしっかり出ていたし、カール・パーマーのドラムもソロを含めて迫力ありました。
ジェフ・ダウンズもしっかり活躍していて「Video Killed the Radio Star 」では、銀色スーツとメガネで決まっていたし、「Heat of the Moment 」では手で抱えるキーボードが登場しました。

今後の動向ではイエスが再始動するということなので、エイジアでの来日はしばらく無いかもしれません。
今回見ておいて本当に良かったと思いました。

Daylight
Only Time Will Tell
Wildest Dreams
Never Again
Roundabout
Time Again
Cutting It Fine (キーボード・ソロ)
Steve Howe solo
Voice of America
The Smile Has Left Your Eyes
Ride Easy
Open Your Eyes
Fanfare for the Common Man
Without You
An Extraordinary Life
The Court of the Crimson King
Video Killed the Radio Star
The Heat Goes On (~ドラム・ソロ)
Heat of the Moment 

(アンコール)
Don't Cry
Sole Survivor

昨日はエイジアの名古屋公演を見に中京大学オーロラホールへ行ってきました。
昨年来たばかりですが、今回は新譜の発表に伴うツアー(といっても新曲は2曲しか演奏されませんでしたが)ということで、再び名古屋に来たのです。

ライブそのものが楽しみなのは当然として、最近ではネット仲間とのオフ会も重要な楽しみです。
今回もロック通が6人集まり、楽しい時間を過ごしました。

昨日は日曜日ということもあり、開場が16時半、開演が17時とロック・コンサートしては異例に早い時間帯です。
メンバーも高齢だし、ファンも平均年齢40歳を過ぎてるようなので、これくらいでいいのかもしれません。
それで14時に金山駅で待ち合わせをして、近くの店でオフ会をしたのでした。

メンバーは私と、ジャスミンさん、picoさん、ポール森屋さん、KOSSさん、少し遅れてひろりんさん。
ジャスミンさんと会うのは昨年のラウド・パーク以来で約半年ぶりです。
スリムな体に黒い服が似合う姉御です。
picoさんはネットで何かとお世話になったり、同じライブを見たりしているのに、会うのは今回が初めて。
落ち着いた大人の女性です。
ポールさんとはこの中では最も多く会っています。
相変わらず兄貴株な雰囲気の人で、太っ腹なところも見せてくれました。
KOSSさんとも何度か会っています。
マニア向けのロックにも精通していて、この日はイタリアン・プログレの話題で通ぶりを発揮していました。
ひろりんさんとは初対面です。
今回のオフでは最年少ですが、落ち着いていて、しかしその音楽趣味は拘りがあり、プログレにも詳しそうでした。

カジュアルな雰囲気の店で、お互いの音楽感、楽器、ネットの話などで盛り上がりました。
今回はジャスミンさんとpicoさんからお土産があり、ジャスミンさんからはブログで取り上げられたアルバムからのベスト選曲オムニバス、picoさんからはお勧めCDを。
まだ聞いてないのですが、おそらく彼女たちが選んだ音楽に間違いはないでしょう。

楽しい時間は過ぎるのも早いもの、気がつけば4時半。
ここでポールさん、KOSSさんと分かれて、残る4人で開場へ向かったのでした。
(つづく)

第70回名盤シリーズ
今回はスティービー・ワンダー2枚組の大作「キー・オブ・ライフ」。(1976年作品)

この頃のスティービーは、出すアルバム出すアルバム、全て大ヒットを記録し、絶頂時代を迎えていた。
そんな中、2枚組+シングルという変則的な組み合わせで発表されたのが本作である。
このアルバムを彼の最高傑作としてあげる人は多いようだが、私はこのアルバムしか聴いたことがないので、なんともいえない。
ただ、このアルバムはとても心地よく、これだけたくさん曲が入ってるのに、捨て曲、駄曲が1曲もない。
やはり最高傑作なのかもしれない。

私が初めてこのアルバムを聴いたのは16歳か17歳くらいの頃だったと思う。
当時、ポール・マッカートニーの「エボニー&アイボリー」という曲で共演していたのが、スティービーだった。
ビートルズファンの私は、スティービーって誰なんだろう?ポールと組むくらいなのだから、大したものだと関心していたのだ。
そこへ学校の先輩から「興味があるならこれを聴け」と言われて貸してもらったのが、このアルバムだった。

しかし最初は地味でパッとしないアルバムだな、と感じた。
エイジアやTOTOなどの派手なサウンドに慣れた耳には、地味で無駄に曲がたくさん入っているような気がして、どれも同じに聴こえたものである。
先輩から「どうだった?」と聞かれ、怖い先輩にイマイチだったなんて言えるはずもなく、「とても良かったです」なんて答えたような気がする。
しかしその後、夏休みだったかに暇だったのでずっとこのアルバムを部屋で流してた。
そしたら、心地よくなってきて、なにかよくわからないものの、気に入ってきた。
よく、スルメのように後から噛めば噛むほど味が出る、なんて言葉を聞くが、私にとってこの「キー・オブ・ライフ」はまさにスルメだった。

このアルバムから1枚に3曲づつ選ぶとすれば、1枚目からは「Love's In Need Of Love Today」「Have A Talk With God」「Knocks Me Off My Feet」、2枚目からは「Black Man」「As」「Saturn」だ。
もちろん楽しい「Sir Duke 」も好きだし、インストの「Contusion」も緊張感溢れる演奏がカッコイイ。




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第69回名盤シリーズ
カンタベリー系の最高傑作との呼び名も高いハットフィールド&ザ・ノースによるセカンド・アルバム「ザ・ロッターズ・クラブ」(1975年作品)



このアルバムは、プログレやカンタベリー・マニアの間では非常に評価が高いものの、一般的な知名度は決して高いとはいえない。
いわゆるマニア向けのアルバムで、ヒットチャートの上位に食い込むアルバムほどとっつき安いわけではないだろう。
それでも、この手のアルバムの中では敷居が低いほうだと言われる。

このバンドのボーカルは、元キャラバンのリチャード・シンクレアで、もちろんベースを弾いているのも彼だ。
この、人が良さそうで平和的なボーカルは、それだけで親近感がわき、曲をマイルドなイメージに仕上げているように思う。
メロディ・ラインも普通にわかりやすく、ストレートに良さが伝わってくるのだが、ピリリと辛いスパイスはしっかり効いている。
このスパイスというのが、アルバム全体に流れるジャズ・エッセンスであり、ただのロック・アルバムではないところなのだ。

彼らの演奏力の高さも特筆すべき部分であり、重要な聴き所だ。
だからといって決して派手ではない。
同時期のハードロックや、有名プログレ・バンドのような華やかさ、派手さがないのに、よく聴くと物凄いテクで演奏しているのである。
こういった部分も、いわゆる「玄人向け」といわれる所以だろう。

1曲目「Share It 」、6曲目「Fitter Stoke Has a Bath」あたりは、聴きやすくポップな楽曲で親しみやすさがある。
リチャードのボーカルも独特のノホホンさがあっていい。
ただ、キャラバン時代にも披露していたウガイみたいなブクブクボーカルはどうにも違和感あるが・・・。

このバンドの演奏力の凄さがよくわかるのが、ボーナストラックで入っているライブ録音だ。
とにかくハードな演奏を展開していて、緊張感溢れるインストが聴ける。





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