私はたまに中国の人に反日について尋ねることがあります。
答えはだいたい想像通りで、やはり根強いものがあるようです。
先日、会社でテレビガイドを見てたらドラマか映画の予告で東条英機(元首相)と思われる写真がありました。
それを見た中国人女性はすかさず「この人悪い人ね」と指差したのですが、日本人の20歳前後の女性で東条英機を知ってる人がどれだけいるのかな?
今回のインタビュー
湖北省出身女性22歳(大卒)
私「中国では日本人あるいは日本が嫌いな人が多いですか?」
中「多い、とても多いです」
私「それはどうして?」
中「日本は昔、中国に悪いことをいっぱいしたから」
私「たとえば、戦争?」
中「そう、南京大虐殺とかね」
私「それは学校で教えられるの?」
中「学校で映画を見せられるの。幸せな家族を日本兵が襲ってきたり、大量殺戮をしたり」
私「それで、日本人は悪い人だと教えられるんだね」
中「それに日本を含む8つの国が中国人をたくさん殺して、歴史的な宝物をいっぱい奪っていった」
私「それは義和団の乱(1900年)のことだよね。一般的に日本人はその乱のことは知らないと思う」
中「中国人は皆知ってるよ。中国人かわいそう」
私「実際に日本に来てみてどう思った?」
中「日本はすごく綺麗で先進国なんだなって思った。それと日本人は皆やさしくて親切」
私「だったら来年中国へ帰ったら、君が日本のいいところを中国の人に伝えなければいけないね」
中「うん、そうする」
私「君たちが日中友好の架け橋になるんだ」
中「頑張るよ」
ちなみに日本に来て2ヶ月の人の日記から日本の印象を書いたものがあったので貼ってみます。
来日本已经快2个月了,感觉过的好快哦,
日本是一个不错的国家,它很富有,我认识的日本人都好友好
日本的房子很漂亮,真的很喜欢
我不希望等以后回国了在后悔,所以要加油,
(訳)
日本に来て2ヶ月が経ちました。早いものですね。
日本は素晴らしい国です。とても裕福で、私の出会った日本人は全ていい人ばかりです。
日本の家は綺麗だし、本当にうれしいです。
中国へ帰ったあと後悔しないようにしなければいけません、頑張らなきゃね。
アコギを弾くようになってからカポ(カポタスト)を多用するようになりました。
これは弾き語りをする上で非常に便利なもので、手軽にキー調整が出来ます。
しかしアコギ弾き語り系のギタリストでも、カポなしで全ての曲を演奏する人もいます。
ざっと思い直したところ、ロック/ブルース系のギタリストはカポなしで演奏する人が多く、フォーク系の人はカポを多用する人が多いように思います。
これはやはり、演奏を重視するロック系の人はフレットが制限されるカポを嫌い、歌詞を重視するフォーク系の人はカポを使ったほうがフレット移動が少なく歌に力を入れることが出来るからでしょう。
たまに「カポはヘタクソが使うもの」などと間違った認識を持ってる人がいます。
カポを使うのとギターの上手い下手は全く関係ありません。
逆に、単純なコードストロークしかしないのに、無理してオールセーハで演奏するのは痩せ我慢に近いと思います。
エレキならともかく、アコギでカポを使わず弾くには、カポなしでしか出せない音を弾くべきじゃないでしょうか。
私が愛用しているのは梃でガチンとはめ込むタイプで、着脱が容易で実に使いやすい一品です。
ただ、私のギターは安物なのでカポを使うと若干チューニングが狂うのが難点。
まだ我慢出来る範囲内なのでこのまま使ってます。
ギターは楽しく弾いてなんぼ。
私はラクしてギターを弾きたいのと、自称シンガーソングライターなのでこれからもカポを使っていきたいと思ってます。
というわけで、こういった小休止的な役割にもってこいなのが東野圭吾作品です。
どれもスラスラと読みやすいのでいつでもどこでも、手に取れば作品の世界に没頭できます。
今月は5冊。
「放課後」
今話題の「容疑者Xの献身」のトリック、 Aの問題に見せかけて本当はBの問題 の原点がここにあるような気がしました。
なかなか複雑なトリック、犯人が誰かわからないところなどは面白いのですが、現在の東野作品にあるどんどん飲み込まれていく奥深さは感じられませんでした。
まぁまぁかな。
「さまよう刃」
少年犯罪を題材にしたもので、復讐に燃える被害者の親、警察、潜伏する犯人らの人間模様が上手く描かれてます。
冒頭から重苦しくハードボイルド的な展開で物語は進みます。
ここでは「少年だから刑も軽い」というのは本当に正義なのか?加害者を更生させることに重点を置きすぎていて被害者側の立場はどうなのか?ということを訴えています。
少女が少年達に弄ばれたあげく死に至ったのに、少年だからという理由で大した処罰もされない、それで本当にいいのか?
納得の出来ない親と世論、法治国家ゆえに法を守らねばならない警察、いろいろ考えさせられます。
東野作品らしく読みやすい文体なので、この先どうなるのか気になり一気に読ませられ、非常によく出来たエンターテイメント小説に仕上がってます。
最後にちょっとだけヒネリがあり、読後に深みを与えてくれます。
「秘密」
娘の体に死んだ妻の精神が宿るという摩訶不思議な現象により、親子であって親子でない、夫婦であって夫婦でもないという状態に苦悩する夫の姿が描かれてます。
親子愛、夫婦愛、そして家族の愛が上手く表現されていて、楽しく読めました。
二人だけの秘密、最後は一人の秘密、東野圭吾作品としては、後味のいいラストシーンとなってます。
ただね、良い話なんだけどね、他の東野作品と比べてとくに優れてるとは思いませんでした。
「殺人の門」
まるで江戸川乱歩の小説に出てくるような陰気な少年時代時代から青年になり大人になっていく主人公。
彼の不幸には必ず一人の男の影が付きまとう。
成功しそうになると不幸へ、そこから努力してまたしても幸福になりそうになるとまた不幸へ。
「手紙」と「白夜行」の面白さがミックスされた感じですね。
「悪意」
読み始めて半分くらいまではツマラナイと思いました。
これは東野作品の中で一番の駄作ではないかと思ったほどです。
しかし半ば以降の展開はなかなか面白かったと思いました。
後半の意外な方向は、さすがと思わせてくれました。
マイホームのリフォームが終わりました。
今回のリフォームでお願いした項目ですが
・床下防虫処理
・浴室パッキン張替え
・屋根の板金修復
・屋根塗装
・外壁塗装
以上6点、これ以外にサービスで郵便ポストと外灯も塗りなおしてくれました。
この中で最も今回気を使ったのが、外壁の色です。
元々黄色系の色だったのですが、今回も同系統の色にしました。
ガラッと全然違う色にしても良かったのですが、あまり濃い色だと経年変化で色あせする可能性が高いのです。
ピンク系も良かったのですが、あまりにも可愛らしすぎるのもちょっとアレなので、無難に黄色にしました。
前はもっと黄土色っぽかったのですが、今回はヤマブキ色っぽい色。
中々気に入ってます。
これで築10年の家が、見た目だけは新築になりました。
家となんとかは新しいほうがいいといいますが、外観だけでもリフレッシュするといいものですね。
お金はそれなりにかかりましたが、やって良かったと思ってます。
今話題の映画「レッド・クリフ」を見てきました。
三国志の一部を映画化したもので、2部構成のうちの前半が今回見に行ったものです。
後半は来年上映の予定で、そのスケール、制作費ともに映画史上最大級のものとのこと。
中国通の私ですが、三国志はまだ読んでません。
なので予備知識ゼロで見ました。
吹き替えではなく、中国語に日本語字幕のほうで見ましたが、私の語学力ではまだまだ字幕に頼らなければ楽しんで見ることが出来ません。
それはさておき、映画の方、これはなかなか良かったと思いました。
原作を読まずに行ったのが逆に正解だったようで、細かいところ(ここは違うとか、そうじゃないとか)を気にせず純粋に映画として楽しめました。
「赤壁の戦い」というのがクライマックスで、映画のテーマでもあるのですが、今回はその赤壁までの部分です。
さすがに大軍と大軍がぶつかる戦闘シーンの迫力は相当なもので、息をするのも忘れるほど凄まじいものでした。
水滸伝を読んだときにも感じたのですが、この手の中国戦士物には必ず超人的な武芸の達人が出てきますね。
この映画でもそういう人が何人か登場して見せ場となっています。
源義経やアキレスのように、大将でありながら最前線で戦う強い将軍、というのが好きなんでしょうね。
来年上映の2部が今から楽しみです。
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