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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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本屋でたまたま手にした「最悪」というミステリー小説。
私が奥田英郎さんの本を手にしたのはこれが初めてでしたが、そのとき以来奥田作品ばかり読んでます。

「最悪」



町工場のオヤジ、銀行員のOL、街のチンピラ、という接点のない3人が、それぞれささいなことから歯車が狂い、どんどん転落していって最悪の事態に陥る、最後は取り返しのつかないことになってしまいます。
現実感があり、とくに町工場のオヤジなんてリアリティがありすぎて、読んでて苦しくなってきます。
しかし3人が交わるところから、リアルすぎる現実感が薄くなり、小説的展開になって精神的に読みやすくなりました。
私が奥田著書にはまるきっかけになった本です。

「邪魔」

 

人間の弱さがリアルに描けてる物語だと思いました。
口では強いことを言ってても、世間の目、最愛の人を亡くした悲しみ、暴力、組織には逆らえない。
そしてどんどん坂を転げ落ちてしまう…。
たいていの小説は、結局は「悪は裁かれ、善は報われる」のですが、この小説は違います。
「こう来たか…」と思ってしまうラストは悲しいです。

「ウランバーナの森」



休業中のジョン・レノンが軽井沢に来てたことを題材にしたお話。
便秘に苦しむジョンが不思議な医者へ行き、不思議な体験をするのです。
ハンブルグ時代のことを思い出したり(ここで登場するのはポールやジョージではなくピーターってのがマニアックです)、なぜかキース・ムーンまで出てきます。
面白いと言えば面白いのかもしれませんが、小説としては今ひとつだと思います。

「マドンナ」



40代中間管理職の日常を描いた短編集です。
殺人とか誘拐とか暴力と縁のない、普通のサラリーマンやOLの何気ない日常のちょっとした事件、苦悩がリアリティたっぷりに書かれていて、「うん、あるある」と膝を叩くような話。
気軽に読めてそれなりに面白かったと思います。

「ララピポ」



ダメ人間、というより世の中の裏側で生きてる人達の人間ドラマです。
全体的に風俗関係中心の内容なのですが、人間の弱い部分がリアルに、そしてユーモアたっぷりに描かれていて面白いです。
社会の底辺、といっては失礼ですが、それでも人は一生懸命に生きてるというのが伝わります。
映画化されたようなのですが、レンタルで借りて見てみたいです。




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名古屋を中心に東海地区全体に店舗を広げる「コメダ珈琲店」。
この地方に住む人にとってはお馴染みですが、ここには「シロノワール」という名物デザートがあります。
パイ状のケーキの上にソフトクリームが乗ってるのですが、多くのファンがいるようです。



私はコメダ珈琲店を利用するのは10回や20回ではないのですが、実はいまだに「シロノワール」を食べたことがありませんでした。
いつか食べなきゃとは思うものの、「いつでも食べられる」と思うと「いつでもいいや」ということで、いつもコーヒーしか飲んだことがなかったのです。

しかし今朝、たまたま見ていたテレビで「名古屋メシを食べよう」みたいなのがありました。
そこでこのシロノワ-ルが紹介されていて、レポーターの人が美味しそうに食べてるのです。
これは行かなきゃ!

というわけで、シロノワール目当てで行ってきました。



冷たいソフトクリームと暖かいケーキの組み合わせがなんともいえません。
見た目よりもアッサリしていて食べやすいのと、付属のメイプルシロップをかけると味にコクが出て美味しさアップ!。
量が多いので、二人で1つを食べるくらいでちょうど良さそうですが、一人用にミニシノワールってのもあります。
会社のシノワール好きの人は、一人でミニじゃないほうを全部食べるそうですが、これなら私もいけるかもって思いました。
今日皆様にご紹介するのは、U2のニュー・アルバム「No Line on the Horizon 」です。



80年代、彼らが「WAR」を発表した当時、20年後ここまで大物になってるとはとても思いませんでした。
触れればスパッと切れそうな乾燥した冷たいサウンド、切ないメロディ、たしかに非凡なところのあるバンドだとは思いましたが、当時はその他大勢のバンドと比較して、それほど突出してるとも思えなかったのです。

その後10年以上洋楽ロックから遠ざかり、21世紀になってから再び洋楽を聴くようになったとき、彼らは超大物になってたのでした。

このアルバムを作るにあたりボノは「誰にも似ていない、自分たちのどのアルバムにも似ていないものを作る」と宣言したそうです。
これだけ大物なのに、全く守りに入っていない、まだまだ時代の先端を突っ走ろうとする姿勢は尊敬に値します。

というわけで久しぶりに買ったU2、まだ3回くらいしか聴いてませんが、これは早くも名盤の予感。
まず、とてもメロディアス、そしてカッコイイ。
2009年に発表される新譜として相応しい現代的なサウンド、だけど「WAR」の頃の雰囲気が残ってるのです。
FMでも頻繁にオンエアされてるシングル曲「Get On Your Boots 」メチャメチャカッコイイ!
思わず「U2ってウニって読むの?」といってた竹沢君(当時17歳)を思い出しちゃいました!

1曲目からU2独特の憂鬱なサウンドに浸れるアルバム、オススメです。
今日は小川珈琲店という喫茶店へ行きました。
目的はここのロールケーキを食べるため。
昨日はイタリアン・レストランで3種類もデザートを食べたばかりというのに、なんて甘党なんでしょう(笑)



ここの店自慢のケーキは「京ロール」といって、米粉を使ったスポンジと丹波黒豆が入ってるのが特徴です。
ブレンド・コーヒーと一緒にいただきました。

スポンジがとてもやわらかく、スーパーで100円くらいで売ってるロールケーキとは比較になりません。
それに生クリームがとてもミルキィでやわらかいスポンジとよく合うのです。
さらに黒豆がいいアクセントになってます。
お店の内装も木目を生かしたブラウンとクリーム色のコーディネートでセンスが良かったです。

最近は喫茶店というと、コメダ珈琲店やスターバックスで友人との会話目的や時間つぶしが多かったのですが、ここは味をしっかり楽しめるところなのでした。
複合型商業施設「スズコミ・フレスポ鈴鹿」というのが昨年末くらいに出来ました。
来月にはここから発信される「FM鈴鹿」もオープンするようです。
さて、今回は会社の人からここのイタリアン・レストランが美味しいとの話を聞いたので、早速行ってきました。
いかにもイタリアン・レストランらしい外観のオシャレな店、そこが目当ての場所です。



店内は少し薄暗く、雰囲気があっていい感じ。
若いカップルも多いです。
今回注文したのは、ピザとパスタ両方食べられる2人分のセットメニューです。
これにはフリー・ドリンクがついているので、まずはオレンジ・ジュースでも飲みましょうか。
そうしてる間にピザとサラダが登場。





写真をご覧になるとわかるように具らしきものはほとんどありません。
でも元の味が美味しく、とくにチーズがコクがあって美味しいです。
サラダはシーザー・サラダで、これにもチーズがかかってます。

次はカルボナーラ。



テーブルの横にて、大きなチーズをくりぬいた入れ物の中で、茹でたパスタをからめ、そのあと鉄なべ風の入れ物にいれます。
その場で生卵をからめ、パセリとチーズを降って完成。
濃厚な味わいで、好みに応じて岩塩を少量かけると、さらに美味しさが引き立ちました。

最後はデザート。
ショーケースの中から好きなものを3つ選べます。



私がチョイスしたのは、マンゴープリン、生キャラメルプリン、チーズケーキです。
それにフリードリンクでアールグレイを選び、食後のひと時を楽しみました。

これだけ食べて3900円くらいでした。
ちょっぴり贅沢ですが、たまにはいいでしょう。
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