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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

私は「いい人になりたい症候群」だと昨年末に書きました。
なぜいい人になりたいのか?
それは今いい人ではないから。

ダメな人間、無能な人間は、それを克服するために努力をしなければいけない。
しかし努力は面倒だし、大変だし、その気力も体力もない。
だから「真面目」という生き方に逃げる。
「真面目」という生き方は、何の努力も必要なく、悪いことをしなければ、ただそれだけで「あの人は真面目」だと評価される。

つまり、真面目な「だけ」の人間は、無能と同じなのである。
「真面目」というのは当たり前であり、ことさらそれをアピールするようなことではない。

歴史上の偉人は必ずしも真面目ではなかった。
織田信長なんて、現代の価値観から見れば犯罪者といってもいいだろう。
真面目でなかったからこそ、真面目なんてくだらないものに拘らなかったからこそ、偉業を成し遂げたともいえる。
大物政治家、大物芸能人、大物ロックンローラーやギタリスト、大物になるのは、不真面目な人間が多い。

本当に出来る人間なら、酒びたりであろうが、ギャンブル好きであろうが、夜遊びに明け暮れようが、少しも問題ないのである。
チマチマと「道徳心」とか「モラル」なんて気にする必要などないのである。
それは人間の器の大きさなのかもしれない。
器の小さい人間ほど、真面目さや道徳心などに拘ってしまうのである。

だったら真の実力を手に入れるため、出世するため、偉業を成し遂げるためなら、どんなことをしてもいいのか?

人を踏み台にし、上役にゴマをすり、人を利用し、人を騙してのし上がる。
そして利用するだけ利用して用が無くなれば、バッサリ切り捨てる。
それが出来るのも実力の一つだと思う。
真面目なだけの人間は奇麗事を言うが、真の実力者は実を取るのである。

騙す人と騙される人がいる。
オレオレ詐欺などにひっかかるのは、間違いなくいい人である。
お金に困っている息子や孫を助けたいと思う、とてもいい人である。
しかし世間は、騙された「いい人」をバカだという。
詐欺をした犯人よりも、騙された善人を非難する。

しかし、それでも、それでも私は、「いい人」でありたいと思う。
お人良しな人をバカにはしない。
不器用に真面目に生きる人に、心の温かさを見出す、そんな人間でいたいと思う。

 

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「過去を振り返らない」
これを座右の銘のようにいう人がいます。
これは過去の栄光にすがったり、過去の過ちをいつまでもクヨクヨ考えたりはしない、という意味ですが、この言葉を肯定的に使ってるの聞くたびに違和感を感じます。
何かミスをする、あるいは大成功する、これについて振り返り、なぜミスをしたのか?なぜ大成功したのか?これを考えることは決して無駄なことだとは思いません。
むしろ、一度過去を振り返ることにより、それをステップとして一歩前進するんだと思います。
もちろん「昔は良かった」とか「最近の若いもんは」などというのはいけません。
これらは過去を賞賛することにより、現在を否定しており、そこに未来へ繋がる指針は見当たりません。

現在の否定、といえば、現在進行形の音楽を聴かず、70年代や80年代のものばかり聴くのもそうかもしれません。
ただ、これは趣味の問題であり、その人の趣向なので、他人がとやかく言うものではありませんね。
骨董趣味というのもあるし、古くても充分現代に通用する芸術作品なんて山のようにあります。

そんなわけで、今年を簡単に振り返ってみたいと思います。
といっても趣味の音楽関連だけですが。

今年の始めごろ、音楽好きの人を「リスナー派」と「プレイヤー派」にわけたりしましたが、私的には今年はプレイヤー派でした。
聴くほう、今年もCDはいくつも買ったのですが、一時の勢いは完全になくなり、またコンサートに足を運ぶことも極端に少なくなりました。
その代わり、ギターはたくさん弾いたと思います。
とくに今年はコピーをよくやった年でした。
ざっとあげてみると

宿無し/ツイスト (再コピー)
銃爪/ツイスト (再コピー)
ポップコーンをほおばって/甲斐バンド (再コピー)
飾りじゃないのよ涙は/中森明菜 (コピーというよりカバー)
T.N.T/AC/DC
地獄は楽しいところだぜ/AC/DC
スリルに一撃/AC/DC
ロング・トレイン・ランニン/ドゥービー・ブラザーズ
ホテル・カリフォルニア/イーグルス
パラノイド/ブラック・サバス (再コピー)
ジュニアーズ・ファーム/ポール・マッカートニー&ウィングス
ホット・ブラデッド/フォリナー
ジューク・ボックス・ヒーロー/フォリナー
ロング・ウェイ・フロム・ホーム/フォリナー
ヘッド・ゲームス/フォリオナー
コールド・アズ・アイス/フォリナー
ダーティー・ホワイト・ボーイ/フォリナー
ブルー・モーニング・ブルー・デイ/フォリナー
トゥー・レイト/フォリナー
ナチュラル・シング/UFO
ロック・ボトム/UFO (再コピー)
アームド・アンド・レディ/MSG (再コピー)
オーキッド/ブラック・サバス

23曲、昨年0曲のことを思えば、とても多いです。
残念ながら、ほとんど忘れました、今は弾けません。
得たものは、耳コピ力の向上と、わずかながらのテクニックのアップ。
今後のギター趣味に役立つものです。

音楽以外も少し。

私は日ごろ、真面目でありたい、道徳的でありたい、との思いが強い人間だと思います。
自分で「いい人になりたい症候群」だと思ってます。
今年一年、朝7時より遅く起床したことはなく、ほとんど6時30分には起きているのですが、こういった一見意味のないことでも、続けようと試み、実際に実施しました。
禁酒、禁煙、禁ギャンブルはもちろん継続中。
道路交通法も厳守したいのですが、速度に関しては流れに乗った方が人に迷惑がかからない、しかし自分としては守りたい、と現在検討中。
なぜ、自分はこういうことにこだわってしまうのか、これについては年明けに書きます。

それでは良いお年を。

 

先週の記事で、自分は嫌韓ではない、日韓友好と書きましたが、実は韓国についてほとんど知りません。
韓国ドラマは見たことないし、歌手やアイドルグループもよく知りません。
ただ、近くの国として敵対するのはよくない、友好であるべきだと思っています。

皆さんご存知のように、一般的に韓国人は日本が嫌い、と言われます。
そして日本にもやたらと韓国が嫌いな人がいて、必ず彼らは北朝鮮と中国も大嫌いで、そしてかなりの確立でロシアも嫌いなようです。
(さらに、日本の核武装推進派で、外国人選挙権反対派で、つくる会推進派であることも多い)

大の親韓、親中で有名な漫画家の雁屋哲氏が、自身のブログであるエピソードを紹介しています。

http://kariyatetsu.com/nikki/672.php
以下引用

私は、日本国内でこうして堂々と自らを「親韓派」「親中派」と言っているが、韓国や中国で、自分のことを「親日派」と言ったらどうなるか。
それこそ、民族の裏切り者として、袋だたきにあう。
2005年に、韓国の人気歌手、趙英男(チョ・ヨンナム)氏が、「殴り殺される覚悟で書いた親日宣言」という本を書いたところ、韓国国民の激しい反発を買い、凄まじい非難を浴びて、テレビで13年間続けていた番組の司会を下ろされてしまった。
(中略)
「国民の税金で運営する公営放送で親日派が司会を務めるのは国民の感情に反する。どんな弁解も許されない」
「国の自尊心を踏みにじった」
「趙氏はこうした言葉を口にしながら、果たして日本大使館の前で沈黙デモを行っている元慰安婦女性を考えたことがあるのか。情けない」
「趙氏の発言は韓国国民の感情に火をつけるかのようなとんでもない話だ。大韓民国の国籍を捨て日本へ出て行け」
などと言う激しい非難が溢れ、氏はテレビの司会を下ろされ、歌手としての仕事も干された。

なんというバカな国、というか世論というか、呆れます。
おそらく、全韓国人がこう思っているのではなく、一部のタカ派だけだと信じたい。
しかし、こういう「愛国精神」(←実に胡散臭い)を駆り立てる発言というのは、普段は意識していない一般国民にまで「そうだ、そうだ」と言わせてしまうものなのでしょう。
それは韓国だけでなく、日本もそうだし中国もそうなのです。

だから私は流されない。
一部の反日韓国、中国人の挑発には乗らない。
一部の嫌韓、嫌中の言葉に惑わされない。
私に言わせれば、むやみに他国を攻撃することこそ、国の品位を落とし、国民が自国を愛せなくなり、誇りを持つことも出来なくなるんだ、と思うのでした。
 

韓国のドラマや歌手などを総じて「韓流」といいますが、私はずっと「カンリュウ」と言ってました。
最近では「ハンリュウ」という言い方が主流のようですね。
なぜ?

「韓流」とかいて「ハンリュウ」と読む、私が真っ先に思い浮かんだのは中国語です。
中国語では「韓流」と書いて「hanliu」、ほぼ「ハンリュウ」です。
では韓国語は?
調べたところ、「ハルリュ」あるいは「ハッリュ」といった発音らしいです。

おそらく、韓流ファンの方が自分のマニア度をアピールするために「和製韓国語」を作り出したのでしょう。
韓国側から「韓国の文化である韓流を日本語読みのカンリュウと呼ぶのはダメ」と言っていないことを願いますが。

金さんという人がいたとしましょう。
日本語=キン
ハングル=キム
中国語=ジン

金さんが韓国人(あるいは北朝鮮人)であった場合、日本でも「キム」と呼ばなければなりません。
金さんが中語人(あるいは台湾人)であった場合は、日本で日本語読みの「キン」で問題ありません。

逆に、田中さんという人が韓国に行ったとしましょう。
韓国でも田中さんは「タナカ」と呼んでくれます。
しかし中国に行った場合は、中国語読みで「ディエンジョン」と呼ばれます。

では漢字を使わない国、例えばアメリカへ行った場合は、元の国の言葉に準じた発音で呼ばれます。
韓国人の金さんは「キム」、中国人の金さんは「ジン」、日本人なら「キン」と呼ばれます。

これはアルファベット使用国でもこういう問題があります。
一般的に、個人名もその国の発音で呼ばれるようです。

例えば、Michaelという人。
ドイツ語なら「ミヒャエル」、英語なら「マイケル」です。
もしMichaelさんがドイツ人でも、イギリスへ行けば「マイケル」と呼ばれるし、アメリカ人のMichaelさんがドイツへ行けば「ミヒャエル」と呼ばれるのです。
フランスならミッシェル、スペインならミケーレ?

では、アルファベットを使わない国は?
やはり基本的に、その本人の国の発音で呼ぶのが正しいわけで、同じ綴りでもドイツ人なら「ミヒャエル」、英語が母国語の人なら「マイケル」となるわけです。

ではドイツ人ギタリスト、Michael Schenkerは日本でどう呼ぶのが正しいのか?
個人としてはミヒャエル・シェンカーでしょう。
しかし彼はアーティストであり、それはドイツから海外へ輸出しているのではなく、イギリスやアメリカのレコード会社から海外へ発信されているので、マイケルで問題ないんだと思います。
歌詞も英語だし、バンドメンバーも英語圏の人ですしね。

なので、韓国が日本でも漢字を韓国語読みしろ、と主張するのは間違ってるような気がするのでした。
といっても、韓国ではほとんど漢字は使われていないので、今だけのことでしょうけどね。

(注)私は決して嫌韓ではありません。日韓友好!

私は21世紀以降、購入CDについては全て、どこで何をいくらで買ったかをつけています。
それによると、21世紀に入って現在までに435枚のCDを買ったことがわかりました。
金額は、107万4123円、軽自動車が買えそうな値段です。
これ以外に、私はレンタルでもCDを借りますし、友人から借りたり、ダビングしてもらったりということもあるので、聴いたCDの量としてはもっと多いです。





2001年、KISSのフェアウェルツアーを見て以来、再びロック熱に浮かされてしまった私が、それまでのブランクを取り戻すようにCDを買っていき、やがて落ち着いてきた、というのがよくわかります。

購入量と金額が必ずしも比例しないのは、CD値段の格差(ブートなど高額CDもあれば、100円で売られてるものもあります)の割合の影響です。

来年は枚数としては20枚以下、金額にして4万円以下を目指したいと思います。
 

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