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昨晩はKOSSさんの友人である、らうむ木村さんが経営する弾き語り専門店「ナイトカフェ弾き語り」へ行ってきました。
今年4月にオープンしたばかりですが、多くの常連さんで盛り上がり、楽しい夜となりました。
私もアコギを抱えて店に入ったわけですが、音響の素晴らしさに助けられて、気持ちよく演奏することが出来ました。
私は基本的にオリジナル曲をやります。
理由として、自分のギターテクのレベルで弾けること、自分の声域で歌えること、自分の歌いやすいメロディで歌えること、歌詞を間違えても誰も気が付かないなど、いろいろありますが、音楽の創作が好きっていうのが一番かもしれません。
ただ、難点として、誰も知らない曲をやると場の空気によっては盛り下がってしまう、ということ。
なので、次回から数曲邦楽のコピーをレパートリーにいれていきたい、と思っています。
昨晩ですが、早目に到着して、お客さんの少ないときにリハーサル的に5曲やりました。
1.君と夜明けの海
2.枯れた女のブルース
3.旅立ち (元はアップテンポでしたが、今回はアルペジオでバラード風に)
4.悲しみは雪のように (浜田省吾カバー→浜省専門の人がいたのでやってみたのですが、全く練習なしで挑んだため、途中で自爆)
5.悪女 (新アレンジでやってみましたが、古い曲は歌詞がダサいのであまりやりたくない)
満席になってからは、本番ということで、最初の2曲をやりました。
この2曲は最近のセッションで歌ったこともありますが、大変気持ちよく出来たと思います。
店に来ていた他の方、皆演奏も歌も上手くて、いい音楽を生で聴いた実感に溢れるひと時でした。
マスターのらうむ木村さんとも楽しいお喋りがたくさん出来て良かったです。
イエスが約10年ぶりとなる新作を発表するようです。
いろいろな情報が飛び交うなか、ちょっとだけまとめてみました。
・現イエスのメンバー
クリス・スクワイア=b
アラン・ホワイト=ds
スティーブ・ハウ=g
ジェフ・ダウンズ=key
ベノア・デイヴィッド=vo
トレヴァー・ホーン=プロデュース
・新作の核となる組曲「We Can Fly From Here」は、実は1980年ドラマツアーの時に演奏されていた、スタジオ未発表曲
・1980年当時、クリス、アラン、ハウの3人は、バグルズの二人を加えたメンバー構成に手ごたえを感じていて、もっと続けたかったらしい
(アルバム「ドラマ」の売り上げの低迷、ツアーが酷評されたことなどで解散)
2011年にもなって、今更こういうメンツでイエスが再始動するとは思いもしませんでした。
エイジアからハウとダウンズがイエス入り(出もどり)しているけど、何も問題はなかったのでしょうか?
ジョン・アンダーソンはこの編成についてどう思っているのでしょうか?
私としては、アルバム「ドラマ」が好きなので、このメンツでの新作は非常に興味深いです。
前作「マグニフィケイション」はオーケストラの大胆な導入など聴き応えのある作品でしたが、購入時以来ほとんど聴いていないのが現実。
次こそプログレッシブ・ロックの大名盤を期待・・・していいのか?
youtubeに新作らしき音源がありました。
新ボーカルさん、ジョンやホーンに似ていて、かといってアーネル・ピネダみたいなそっくり過ぎることもなく、良いと思います。
透明感のあるハイトーンがイエスの曲にあっていて、これならライブでイエス・クラシックを歌っても大丈夫でしょう。
曲の感じはイエスというより、どちらかというとエイジアっぽいかな?
私はかなり気に入りました。
発売が待ち遠しいです。
ギターを弾きながら歌う人、大勢いますよね。
8ビートでコードストロークをしながら歌う人から、ありえないほど複雑なフレーズを弾きながら歌う人まで、レベルに応じて楽しむ方が多いです。
ジミ・ヘンドリックス、ポール・スタンレー、スティーブ・ルカサーなど、けっこう複雑なフレーズを弾きながら歌う人がいますが、あれっていったいどうやって練習するだろうってずっと思ってました。
何も考えずに、ほとんど無意識にギターが弾けるようにならなければならない?
いや、逆に無意識に歌が歌えなければいけない?
答えはどちらも違います。
これはリズム感なんです。
基本的にギターフレーズとボーカルメロディは同じリズムの上に構成されるわけですが、同時進行しているかぎり、音符が一致する部分がいくつもあります。
そこを意識して、歌いながらギターを弾くと少しづつ出来るようになってきました。
メロディによっては、なかなかタイミングがあわなかったり、失敗することもあるのですが、速弾きの練習と同じように、最初はゆっくりから少しづつテンポを上げれば出来るようになります。
今日の記事を書いてみようと思ったきっかけの動画。
歌うどころか、弾くことも困難なギター演奏、何をどう弾いてるのかわかりません。
それを難なく弾きながら、こんなにソウルフルに歌うって、同じ人間技に思えないほど凄いと思います。
アコギのギターボーカルについては、この辺を目標に定めたいところですね。
どうせ80年代から一歩も出ていない過去回帰なアルバムなんだろう、と思ってたから。
それが昨年からの産業ロック見直しの気分が盛り上がっていた自分にとって、やはり現在のジャーニーというのは無視出来ない存在で、今回新譜も発売されたので、youtubeで全曲聴いてみました。
感想です。
私の好みからいくと、ちょっとハード過ぎます。
もう少しポップで大人しいほうがいいかな。
それと、やはり80年代的で、とうてい今の若者が聴くような音楽ではなく、完全に中年向きロックです。
前作から参加のアーネル・ピネダさん、いいボーカリストです。
スティーブ・ペリーそっくりで、ジャーニーサウンドとのマッチングは完璧ですね。
このアーネルさん、以前からペリーそっくりというのは知っていたし、新曲も聴いたことはあったのですが、前作「レヴェレイション」のボーナスCDに収録されていた過去の名曲のセルフカバー集、これを聴いてぶっ飛びました。
予備知識なしで聴いたら、間違いなくペリーが歌ってると思ったでしょう。
「何を今さらそんなこと言ってるんだ?」
と怒られそうですが、今回たまたまyoutubeで聴いたのです。
新作よりも前作の「レヴェレイション」が欲しくなりました。
もちろんセルフカバー付きのほう。
新譜「エクリプス」より「To Whom It May Concern」
こちらはセルフカバー「Don't Stop Believin'」(ボーカルはアーネル・ピネダ)
産業ロックが好きです。
「産業ロック」という言葉も。
一般的に産業ロックというのは、いい音楽を追求するというスピリットを捨て、売れ線狙いに魂を売った音楽とされ、いい意味では使われません。
しかし、魂を売れば全米ナンバーワンヒットが生まれるのでしょうか?
そんな甘いものではありませんよね。
やはり真にいい音楽を作らなければ大ヒットなどしないのです。
魂を売ってヒットさせようとするのは、某アイドルグループのように、音楽で勝負せず同じアルバムのジャケ違いや初回特典をたくさんつけて売るようなやり方でしょう。
私は基本的に、大ヒットした音楽というのは好みの違いこそあれ、いいものがほとんどだと思ってます。
もちろん、全然ヒットしなかった音楽にも感動的な曲はたくさんありますが、全く売れなかった曲と大ヒットした曲を比較した場合、後者にいい曲がある確立は非常に高いと思います。
というわけで、70年代後半から80年代にかけて、ヒットチャートを賑わした産業ロックのアルバムは、やはりいいものが多いですね。
産業ロックという言葉を嫌う人は、「アメリカン・プログレ・ハード」などといったりします。
私はこれのほうが嫌い。
「アメリカのプログレッシブなハードロック」、ということになりますが、たいしてプログレッシブでもないし、ハードロックでもないのにこの名前はおかしい。
プログレッシブでハードはロックは、本来ドリームシアターのような音楽だと思います。
前置きが長くなりましたが、久しぶりに古い産業ロックを4枚買いました。
ジャーニー「インフィニティ」
ジャーニー、新譜が出ましたね。
なかなか評判も上々のようで、そちらにも興味津々なのですが、今回買ったのは1978年のアルバムです。
スティーブ・ペリーがバンドに参加して初めてのアルバムです。
実は彼らのスタジオアルバムは「エスケイプ」と「フロンティアーズ」しか知らず、他に「ライブエナジー」という初期のライブ盤を知るのみです。
そのライブ盤に収録されている初期の曲は、なかなか魅力的な曲が多く、いつかアルバムで聴かねば、と思っていました。
はい、1曲目からバラードでビックリしました。
以降、コーラスを生かした曲やポップな曲など、聴きやすい曲が並びます。
ニール・ショーンのギターはやはり凄いのですが、サウンドの中心はペリーのボーカルになっており、ここから我々がよく知る彼らの音楽性が始まったようです。
REOスピードワゴン「グッドトラブル」
昨年初めて買ったREOスピードワゴンのアルバム「禁じられた夜」が気に入ったので、ぼちぼちと他のアルバムも聴いているのですが、どれも期待を裏切りません。
このアルバムも王道産業ロックサウンドで、悪いわけがありません。
明るくポップで軽い、決してハードでもプログレッシブでもない、まさに80年代にしか出来なかったアルバム。
次は「人生はロックンロール」か最近のアルバムを聴いてみたいです。
カンサス「暗黒への曳航」
初めてのカンサスです。
どれから聴こうか迷ったあげく、最高傑作の呼び名が高い本作をチョイスしました。
(イエス+ELP+フォリナー)÷3=カンサス、といった感じでしょうか。
想像していたよりプログレっぽいです。
でも1曲目のサビなんて、完全に産業ロックしててカッコいいと思いました。
ブリティッシュ・プログレのような暗さはなく、やはりアメリカンな明るさがあり、それでいてプログレ好きをも満足させる複雑さも兼ね揃えています。
ハート「デザイアー・ウォークス・オン」
ハートも初めて聴くバンドです。
本当は「HEART」「Bad Animals」など大ヒットアルバムから聴きたかったのですが、BOOK-OFFで格安で叩き売られていた本作を発見、とりあえず購入しました。
まずまずかな。
いい曲はいくつかあります。
でもハードな曲は、ちょっとハード過ぎて聴きづらいです。
私はヘビメタでもデスメタルでも聴きますが、こういう暑苦しいメロディアスハードみたいなのは苦手です。
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