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人身売買をテーマにした「闇の子供たち」
タイの貧困層から売られる子供、買う人。
買われた子供は、裕福層や日本など先進国の外人相手の売春、または臓器移植の強制ドナーになります。
臓器を取られて死んだり、エイズなど危険な病気になった子は捨てられます。
人権などありません。
家畜以下の扱いとはまさにこのことだと思います。
この映画は良かったとか、感動したとか、そういうものではありません。
非常に重く、フィクションでありながらドキュメントのような映画です。
ラストシーンもドーンと重く、これほど後味の悪い映画も珍しいと思いました。
けっこう目をそむけたくなるシーンもあり、けっしてお勧めしませんが、これに近いことが現実にも行われてるようなので、興味のある方は見てみるのも悪くないでしょう。
最後のオチは衝撃的でした。
第92回名盤シリーズ
70年代アメリカン・ハード・ロックを代表するバンド、G.F.R「アメリカン・バンド」。
(1973年作品)
グランド・ファンク・レイルロードは1969年にデビューし、伝説的な大雨の中の後楽園球場ライブを行うなど精力的な活動を行っていたが、1972年にバンド名をグランド・ファンクに改めた。
再結成後には再びグランド・ファンク・レイルロードと名乗っているようだが、このアルバムが発表されたのはグランド・ファンク時代なので、表記もそうした。
キッス以前のアメリカン・ハード・ロックは、現在の感覚でいうハード・ロックとは異なり、どちらかというと「元気なロック」といった感じでだろうか。
このアルバムで聴けるサウンドは、同時期のオールマン・ブラザーズ・バンドやレイナード・スキナードなどのサザン・ロックに近いように感じる。
初期の作品は聴いたことがないのだが、レッド・ツェッペリンやブラック・サバスに対抗できる唯一のアメリカン・バンドだったとのことなので、もっとブリティッシュな雰囲気だったのかもしれない。
1曲目から明るくポップともいえるロックンロールがスタート、歯切れの良いギターがカッコイイ。
その名も「俺たちゃ、アメリカン・バンドだぜ!」(勝手に邦題つけました)、言われなくても誰でもわかる典型的なアメリカン・ロックだ。
シングルとしても発売され、全米1位という大ヒット!
この曲や2曲目「Stop lookin’ back」、3曲目「Black licolice」、7曲目「Walk like a man」あたりのハードなロック曲は、このバンドの持ち味を発揮してると思う。
私はこのバンドのライブを見たことがないが、当時を知る人からすれば、同時期のツェッペリンと互角の勝負が出来る凄いライブだったそうだ。
ライブを見せて客のハートを掴む、まさにそういうバンドだったのだろう。
また3曲目の「Creepin’」みたいなしっとりした曲も非常に良い曲で、ただのハード・ロック・バンドではないことがよくわかる。
ソウルフルな味わい、幻想的なギター・ソロ、ジャジィなオルガン、これらは都会的雰囲気すら感じさせ、懐の深さを知ることが出来た。
よくグランドファンクを「世界一のイモバンド」みたいな言い方をする人がいるようだが、単なるイモバンドにこういう曲は作れない。
この辺の感覚はプロデューサーのトッド・ラングレンの手際だそうだ。
全盛期の彼らの人気は相当なものだったようで、ライブ・チケットのソールド・アウトした早さがビートルズを上回ったとか、どこそこのライブでは何万人集まったとか、そういう伝説も多々あるようである。
これは彼らのライブ・アルバムも聴いてみなきゃいけないと思うのだった。
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第91回名盤シリーズ
スティーリーダンのドナルド・フェイゲン、ファーストソロアルバム。
(1982年作品)
90年代半ば頃だ。
神戸へ遊びに行ったとき、たまたま入ったCD屋さんになぜかこのアルバムが平積みされていて、試聴出来るようになっていた。
私の見る限り、次々とお客さんがそのCDを手に取りレジへ持っていくので、気になっていたのだ。
レトロっぽいジャケが印象的なこのアルバム、しかしそのときは買うことをせず、私がこのCDを手に入れたのは10年近くの歳月が経ってからだった。
このままスティーリーダンのアルバムだと言っても間違いではないほど、スティーリーダン的なアルバムである。
洗練された都会的センス、ジャジィなメロディ、80年代風に言えばA.O.Rな雰囲気そのものという気がする。
このアルバムが発表されたのは80年代だが、私が聴いたのはまだ最近だ。
スティーリーダン自体は聴いていたので、だいたい想像のつく音楽だったが、それは良い意味での想像通りだった。
期待通りだったと言い換えることも出来る。
「良質のポップス」という言葉がピッタリなアルバムなのだが、このアルバムのセンスを象徴しているのが、このアルバムジャケットだと思う。
非常にクールで、かっこつけすぎな雰囲気がとても良いと思うのだ。
それと音質の良さ、とても82年発表と思えない高音質で作られていて、非常に耳に心地良い。
さすがにアレンジは「今聴いても古さを感じない」とはいえないのだが。
1曲目の冒頭のシンセ音なんて80年代すぎて古さを感じさせる。
しかし、それでも拘りを感じさせるアレンジは説得力があり、どの曲も都会の夜のような妖しさたっぷりで、大人の雰囲気に満ちているのだ。
大人は大人っぽい音楽を聴かなければならない、なんてことは断じてないが、10代後半くらいの人がこれを聴くと「こういう音楽を聴く俺って大人」という勘違いをするに違いない。
私が一番好きなのは2曲目「グリーン・フラワー・ストリート」、適度な緊張感が駆け抜ける軽快な曲だ。
年齢だけは大人になった今の自分だが、こういうセンスが内側から滲み出る前に老けてしまわないよう気をつけなければならない。
そんな気にさせてくれるアルバムだった。
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ここのところ、あちこちの音楽系ブログで彼の追悼記事が書かれていますし、FMなどでも特集を組まれてます。
日本の音楽界において、やはり彼の存在は大きかったんだなと、実感しますね。
私は彼の活動はRCサクセション時代しかよく知らないのですが、RCサクセションは好きなバンドでした。
学生時代1年ほどRCサクセションを得意とするバンドに入っていて、代表的な曲を演奏してました。
(私がいうのもなんですが、このバンドは地元で人気があり、後にオリジナル曲でテレビ出演やレコーディングも行ってます)
RCサクセションでどれか1曲といえば、私ならこれ。
「トランジスタ・ラジオ」
http://www.youtube.com/watch?v=jCZSmXSD2OQ
この唯一無二のボーカルスタイル、これほどの個性と存在感のあるボーカリストは滅多にいません。
彼の音楽のルーツはソウルやR&Bだと思うのですが、完全に自分のスタイルに消化してます。
また独特のメイクや髪型、衣装も奇抜で彼らしいものでしたね。
生涯ロックンローラーだった忌野清志郎氏。
この先も伝説として語り継がれていくことでしょう。
この人、今年初めに昇格したのはいいけど、突然の単身赴任ということで、夫と小さな子供を残して来日したばかりです。
まずは「帰る」。
「回家 (huijia 家に帰る)」、「回国(huiguo 国に帰る)」など、元にいた場所に戻ることです。
次に「変える」
「改变(gaibian)」、「 变更(biangen)」、「更改(genggai)」
こちらは、それまでと違う状態にすることですね。
そして「蛙」。
これは中国語と同じ「蛙(wa)」ですよ。
「オ~、ワタシ、カエル大好きデスネ!トテモオイシイデスネ!」
そ、そうですか…、私食べたことないですよ。
「为什么你没吃过?很好吃啊!(どうして食べたことないの?とっても美味しいのに!)」
だったら今度あなたの好きな蛙料理作ってください。
ただし、その辺にいる蛙捕まえてきて食べさせようってのはナシよ。
炒め物にすると、鶏肉より美味しいそうです。
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