第4回フォリナーセッションに参加してきたので、そのレポートをお届けしよう。
「日本で唯一のセッションイベント!異色のロックバンドForeignerの熱狂的コピーBandの集まり」
熱狂的コピーBandなのかどうかわからないが(笑)、その盛り上がりはまさしく熱狂的であり、夏の暑さを超えるHOTな夜だった。
今回予定されていたのは全部で20曲で、そのうち7曲に参加する予定だったが、後半時間が余ったので3曲追加し、結局23曲中10曲参加となった(曲のダブりあり)。
前日に愛用のマルチエフェクターが故障したこともあり、急遽ギターとアンプをダイレクトにプラグインすることになったが、これが結果的に大成功。
やはりマーシャルアンプを大音量で鳴らすのは非常に気持ちがいい。
知っている人も知らない人も、多くの人と一緒に演奏出来て素晴らしい夜だった。
どの曲も完璧とはいえない(汗)、しかし、楽しさは完璧だったといっていい(笑)
では参加曲の反省点を少し
・Double Vision
セッション第一曲目から参加。
演奏直前までアレンジがあやふやだったのと、始まってイントロの繰り返し回数がライブバージョンだったのでちょっと戸惑ったが、まあまあ良く出来たかな?
曲そのものは非常にかっこいいので、オープニングに相応しいと思う。
・At War With The World
・・・う~ん、・・・まあ、こういうこともありでしょう(汗)・・・では次。
・I'll Get Even With You
とくに問題はなく、綺麗に演奏出来たと思う。
イントロのメインリフが少し弾きにくいのだが、それさえクリアすればあとはリラックスして弾ける曲。
・Feels Like The First Time
イントロで少しピッキングミスがあった気もするが、それ以外は良かったと思う。
中間部の3連トリルのギターソロも問題なく完了。
・Seventeen
自分としては見せ場になる曲。
なかなか上手く演奏できたかな。
後半の長いギターソロも、ノリと勢いと一気に弾いて、エンディングも上手くまとまった。
・Dirty White Boy
開始前、少しギターからノイズが出てたものの、そのままスタート。
この辺りからお祭り騒ぎ状態になってくる(笑)
ステージは出入り自由で、多くの人がコーラスで参加。
・Hot Blooded
本編ラスト、やはり締めくくりはこの曲だ。
事前の打ち合わせで、ライブを意識して、途中客との掛け合いをやることにし、実際、かなり盛り上がった。
エンディングに急遽ギターソロを入れることになり、即興で演奏。
途中、少し構成がおかしくなって戸惑うこともあったが、大盛り上がりの中終了。
・Double Vision(2回目)
時間が余ったので、盛り上がる曲をやろうということで、1曲目のこれを選択。
1回目とは若干違うメンバーで演奏した。
完全にお祭り状態。
http://www.youtube.com/watch?v=wfK01SprkrU
Double Vision
(映像的には奥のほうで目立ってませんが、音的には目立ってます)
・Long long way from home
予定していなかった曲。
なので、弾けないのだが、強引に参加(笑)
弾けないとはいっても、前に弾いた経験はあったので、うろ覚えのままスタート。
途中、不協和音(汗)を鳴らしながらも、お祭り騒ぎ状態なので、問題なかったようだ(笑)
・Feels Like The First Time(2回目)
前曲から間髪いれずにスタート。
1回目とは異なるメンバーだったが、これもノリと勢いで盛り上がった。
ほとんど酔っ払いのバカ騒ぎ(笑)
みんなで歌って、盛り上がって、たとえグダグダであっても、楽しさ優先でとても良かった。
http://www.youtube.com/watch?v=RmCBL59_9bQ
Long Long Way From Home~Feels Like The First Time
(奥のほうにいます、音だけはデカイですが、その分ミスは目立ちます)
今回参加された方、見にきてくれた方、そして何より、企画していただいた忍者さん、お疲れ様でした。
先週24時間テレビが放送されていた。
私はたまにチラっと見るくらいだったが、毎年必ず放送されているということは、視聴率がいいのだろう。
そして、テレビ局としては、確実に儲かるのだろう。
この番組は昔から批判が多い。
おそらく始まった当初から批判する人が多かったのだろうが、ネットの時代になり、視聴者の意見がダイレクトに伝わるようになると、出るわ出るわ、批判の嵐。
今回、ツイッターで「24時間テレビ 偽善」で検索すると、それこそ日本国民全員がそう思ってるのではないか?というくらいヒットした。
それでも、2億数千万円の寄付金を集めたという。
偽善だ、障害者をネタにしている、寄付金よりギャラのほうが高い、感動の押し売り、とか言われながらも、これだけの金額を集めた。
もちろんこれにもビジネスが絡み、当たり前だがテレビ局をはじめ、これで儲ける連中も存在する。
しかし、この番組に共感し、感動し、人助けをしたい、誰かの役に立ちたい、と思う人がいて、結果を出した。
パソコンの前で批判だけしている人は、純粋に寄付をしている人を傷つけていることに気がつかなければいけない。
批判家たちは何かをしたか?
エアコンの効いた部屋で、「24時間テレビ?くだらない、あんな偽善番組、さっさと放送中止にしろよ」と文句を言ってるだけだ。
批判家たちに言わせると、24時間テレビに感動しているような人間は、愚民、B層、平和ボケ、頭の中お花畑、らしい。
しかし、私は思う。
もし彼らが理想とするような賢い国民ばかりになって、寄付金が1円も集まらなかったら?
そんな国は心底イヤだ。
今日のタイトル「やらない善よりやる偽善」について。
(ヤフー知恵袋より)
例えば、電車の中でお年寄りが座る席が無いので立っていたとします。
A君はこう思いました「かわいそうだなぁ。座れるといいのになぁ。こういう場合は席を譲ってあげるべきなんだろうなぁ」・・・そう思いながらも何の行動も起さないA君。
一方、B君はこう思いました。「ババアがつらい思いをしようが俺は知ったことじゃないが、ここで席を譲らなければ、俺は周りの人から冷たいやつだと思われるだろう。俺はいい人に見られたいので、しょうがないから席を譲ってやるか」・・・そうして席を譲るB君。
明らかにB君は偽善者です。しかしお年寄りにとっては、A君のような人ばかりが乗っている電車よりも、B君のような人ばかりが乗っている電車に乗り合わせてしまった方が助かります。
ここでいうA君は善なのだろうか?
ではもう一人C君というのを足してみよう。
C君はこう思いました「なんだこのババア、誰が席なんか譲ってやるもんか」・・・と何もしないC君。
心は優しいが行動できないA君と、悪意に満ちたC君は、お年寄りから見たら同じではないだろうか。
というわけで、「やらない善は、悪と同じ」つまり、「やらない善などない」が正解なのかもしれない。
・スカートの中
下ネタ満載のガールズバンド。
残念ながら、この夏に解散したらしい。
スカートの中「大好きな人が作ったカレーに大嫌いなピーマンが入ってた事件」
http://www.youtube.com/watch?v=Mh3B0V2GIwo&feature=related
・クリトリック・リス
超個性派ユニット。
音楽というより、ほとんど小話に近い。
ボーカルの男、かなりやばそうだが、インパクトは絶大だ。
題名は不明だが、ウンコの歌、裏ビデオ屋の男の歌、オバケのオバチャンの歌の3曲。
オバケのオバチャンはちょっといい話だ。
http://www.youtube.com/watch?v=dOJdVV0ryIY
・ギターパンダ
なぜかパンダの着ぐるみを着て弾き語りをするアーティスト。
歌詞はメッセージ色が強く、少々忌野清志郎っぽいところもある。
ギターパンダ「人類滅亡」
http://www.youtube.com/watch?v=392iYstLzx4
・モーモールルギャバン
キーボードトリオで、今回紹介するアーティストの中では一番売れてそうなイメージ。
ドラムの男はかなりアクが強く、キーボードの女も過激な一面を見せる。
モーモールルギャバン「サイケな恋人」
http://www.youtube.com/watch?v=y-dHSfQMh3k
トリビュートとは「賛辞。贈り物。敬意・謝意・賞賛・リスペクトを伝えるために捧げる物。音楽においては、偉大な曲へのリスペクトを込めてカバーすること。」
よく過去の有名アーティストのカバーアルバムをトリビュート・アルバムと呼ぶことがあるが、厳密にいえばカバーとトリビュートは少し違う。
そこに尊敬の意思があるかどうかだと思う。
カバー曲の役割としては、過去の名曲を今の若い人たちに聴いてもらいたい、というものだと思う。
なので、聴く対象者は、元の曲を知らない人だ。
それに対して、トリビュート曲は、元の曲が好きだった人に対してのものだろう。
この場合、私はカバー曲のほうが、未来へ向けての意思表示であり、前向きな考え方だと思う。
原曲の可能性を広げ、時には大胆なアレンジをしたり、全く別の曲のように生まれ変わらせるが出来る。
もしヒップホップのミュージシャンがロックな元曲をカバーし、新たなヒップホップ曲として再生した場合、原曲のファンは怒るかもしれないが、無視すればいい。
ただし、トリビュートアルバムと名乗っているのに、原曲を損なうアレンジを行うのはよくないだろう。
あくまでも、原曲が大好きなんだ、という意思表示が感じられる演奏が好ましいので、その場合、どうしても原曲に忠実な演奏がわかりやすい。
以前、B’zの松本氏がハードロックのトリビュートアルバムを出したことがあったが、かなり原曲通りで、これだけ忠実なら原曲聴けばいいのでは?と感じたほど。
少し話しがそれるが、ギタリストが入れ替わるバンドにおける、そのトリビュート度合いについて考えてみよう。
例1 オジー・オズボーン・バンド
・初代ギタリスト、ランディー・ローズは、ブラック・サバスの曲を演奏するさい、トニー・アイオミをトリビュートしていない。
・ブラッド・ギルス、ジェイク・E・リーは、トニーもランディーもトリビュートしておらず、自分のほうが上手いアピールが強い。
・ザック・ワイルドは、過去のギタリストをトリビュートしていたと思う。彼らのプレイを意識し、その上で自分の個性を盛り込んでいた。
例2 キッス
・2代目ギタリスト、ヴィニー・ヴィンセントは、初代ギタリスト、エース・フレイリーを全くトリビュートせず、自分のほうが上手いアピールが強い。
・3代目、4代目のギタリストも、エースおよび、過去のギタリストをトリビュートしていない。
・5代目となるトミー・セイヤーは、エースに多大なるトリビュート精神がある。
例3 イーグルス
・ドン・フェルダーの後釜に入ったスチュアート・スミスは、ドンの完全コピーをしているが、トリビュートはしていない。
ここで面白いのは、ザック・ワイルドとスチュアート・スミスだ。
ザックは完全コピーではないのにトリビュート精神が感じられ、スチュアートは完全コピーなのにそれが感じられない点である。
オジー・オズボーン・バンドにおけるギタリストの役割は、原曲を損なわなければ、自由に弾いてもいいのだろう。
しかし、それでも過去のギタリストが弾いたフレーズを意識し、それをコピーした上で、自分の味付けをしている点にトリビュート精神が感じられるのだ。
それに対して、スチュアートだが、イーグルスという世界的一流バンドにおいて、求められるのはファンが求めているものを提供することだ。
それはレコードのフレーズをそのままライブで演奏すること。
もちろん、少しのミスも許されない。
トリビュートしているとか、リスペクトしているとか、そんなことはどうでもよく、一流のテクニックを持つプロの仕事が求められるのだ。
スチュアートは見事にその仕事をやってのけている。
最後にアマチュア・バンドにおけるトリビュートについて。
私は演奏する人、見る人がそれぞれ楽しめればいいと思っている。
アマチュアの場合、仕事でそれをしているわけではないので、多かれ少なかれ、原曲のファンであり、そのアーティストが好きなのは間違いがない。
それだけで、もうトリビュートしているといっていいだろう。
あとは、男性ボーカルが女性であってもかまわないし、ツインギターが一人、あるいはトリプルギターでもかまわない。
本来キーボードのパートをギターで弾いていてもかまわないし、その逆もありだ。
ギターソロやキーボードソロが原曲と違っても、少しも問題がないと思う。
そのアーティストの曲を演奏している、というその事実だけで、トリビュートなのだ。
最近、トヨタの86というスポーツカーをよく見かける。
スポーツカー冬の時代といわれる昨今、これだけ見かけるのは異例のヒットといっていいだろう。
このクルマはトヨタとスバルの共同開発車で、86の兄弟車がスバルかも発売されている。
さて、この86という奇妙なネーミングはどこから来ているのか?
私と同世代のクルマ好きの方ならご存知だと思うが、昭和の名車AE86から来ているのは間違いない。
AE86というのは昭和58年から62年に発売されていたトヨタ・カローラ・レビン、スプリンター・トレノのことだ。
(ただし、それは1600の4AG型エンジンを積むモデルだけの形式であり、1500の3AU型エンジンのほうはAE85という)
当時、カリスマレーサーの土屋圭一氏がこのクルマを操りレースで大活躍、瞬く間にクルマ好きの間で大人気となった。
あらゆる改造パーツが発売され、多くの若者が自分なりのAE86を作り上げ、ドライブを楽しんだのだった。
以降、アニメやマンガ、ゲームの世界でもAE86は大活躍し、名車の地位を不動のものにした。
元々カローラ・レビンというクルマは、お金のない若者のために、大衆車のボディに強力なエンジンを積んでみた、というのが成り立ちだ。
重要なのは、基本的にカローラなので、ボディはコンパクト、値段は若者の手の届く範囲、そして重量は1トンを切る軽さだったということだ。
メーカーの目論見どおり、このクルマは兄弟車のスプリンター・トレノと共にヒットする。
今発売されている86というクルマは、大衆車ベース、コンパクト、安価、軽さ、そのどれにも当てはまらない。
なので、私としてはこのクルマに86という名前を使ってほしくない。
今のカローラは大きく重くなり、大衆車というより中流っぽくなってしまったので、ヴィッツやアクアをベースに作れば、本来の86に近くなったと思う。
もし、どうしても懐かしい昔の名前を使いたいのであれば、セリカにすれば良いのだ。
ただし、ネーミングを別にすれば、このクルマはなかなかカッコいいと思う。
やはりスポーツカーがヒットするのは、いろいろな面でいいことだ。
あまりにエコカーやミニバンばかりでは夢がない。
86がヒットすることにより、元来この手のクルマが得意なマツダやホンダからもスポーツカーが発売されれば、きっと面白いものが出来るに違いないと思うのだった。
(余談)
私もカローラ・レビンを所有していたことがある。
AE86ではなく、その次のAE92というモデルで、アペックスという豪華装備のグレードだったが、エンジンはAE86と同じ4AG型で、ツインカム16バルブだ。
色はシルバーのツートンで、県内では数台しかいなかったという超希少色だった。
現在、このクルマは不人気で全然売れなかったイメージがあるが、それは間違いだ。
歴代カローラ・レビンで最も売れたモデルであり、当時は走り屋以外にデートカーとしての需要もあり、かなり人気車だったのである。
09 | 2025/10 | 11 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |