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(20世紀の洋楽名盤を私なりに100枚選んで紹介しています)
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「邦楽」
今年も今日で最後となりました。
今年の邦楽、といって思い浮かぶのはAKB48とKARAなどのK-POP勢でしょうか。
今ってアイドルの時代なのか、やたらアイドル系ばかりが売れた、そんな年だった気がします。
元来アイドルに縁のない私は、いまだにAKB48のメンバーで顔と名前が一致する人、3人くらいしかいないんですが。
そんななか、私の琴線に触れたのは、斉藤和義氏。
ロックなサウンドでメッセージ性の強い歌詞、これは来年も注目したいですね。
「今年買ったCD」
(青文字は今年発売された新譜)
シン・リジィ「脱獄、アリバイ」
ウィズイン・テンプテーション「ジ・アンフォーギヴィング」
ジャーニー「インフィニティ」
REOスピードワゴン「グッド・トラブル」
カンサス「暗黒への曳航」
ハート「デザイアー・ウォークス・オン」
ジャーニー「エクリプス」
イエス「フライ・フロム・ヒア」
キング・クリムゾン・プロジェクト「ア・スケアシティ・オブ・ミラクルズ」
UFO「クリサリスイヤーズ」
ボズ・スキャッグス「シルクディグリーズ」
ホワイトスネイク「フォーエヴァーモア」
ホワイトスネイク「アーリーイヤーズ」
ホワイトスネイク「ラブ・ハンター」
ホワイトスネイク「サーペンス・アルバス」
マイケル・シェンカー「テンプル・オブ・ロック」
スーパーヘヴィ「スーパーヘヴィ」
ドリームシアター「「ドラマチック・ターン・オブ・イヴェンツ」
新譜の中で、とくに印象的だったのはイエスですね。
新ボーカル、バグルス組の復活、それらが新しいマジックを生み出し、傑作アルバムとなりました。
旧作では、UFOの5枚組セットが、内容、ボリュームともに大満足でした。
買ったCD以外に、youtubeで全曲聴いたアルバムもいくつかありました。
枚数について。
2枚組を1枚とカウントした場合、今年のCDは18枚
昨年は28枚で、2011年は20枚以内に収めたい、という目標はクリアしましたが、2枚組を2枚とカウントした場合、23枚となりオーバーです。
「ギター」
2011年のギター、昨年はエレキな1年でしたが、今年はアコギな1年。
弾き語りを中心に練習しました。
何より、「ナイトカフェ弾き語り」での人前での演奏、これは自分にとっていい刺激になり、練習の励みになります。
また、今年は新しいギターも購入(アプローズ)。
来年も精力的に頑張りたいと思います。
ナイトカフェ弾き語りの常連さんであるマルさんのご厚意で修理をしていただいたのですが、修理代金は全額被災地への寄付という素晴らしい方です。
ネックの修理だけでなく、ストラップピンの取り付け、弦高の調整などもしていただき、新品の弦まで張ってくれて嬉しいかぎりです。
あいにく昨晩お会いすることが出来なかったのですが、この場でお礼を言わせていただきます。
ありがとうございました。
実際に弾いてみて全く違和感がなく、完璧な状態です。
また、弦高を調整していただいたおかげで、以前よりも弾きやすくなりました。
ラウムさんのお店にいくといつも思うのですが、70年代フォークって本当に名曲が多いですね。
昨晩は吉田拓郎、中島みゆき、井上陽水、浜田省吾、その他いろいろ実演を聞かせていただきましたが、私の知らない名曲がたくさんあって、良い耳の保養になりました。
今日はクリスマスです。
本来宗教的な儀式であるクリスマスですが、日本では宗教性を廃し、そのイベント性だけを取り入れて、今や国民的行事になりました。
日本人は宗教が嫌い。
もし街の若者に宗教についてアンケートをとったら、決していいイメージの結果は得られないと思います。
なぜなら、宗教というと胡散臭い新興宗教のイメージがあるから。
元来、神道である初詣、七五三、おみくじなどと、仏教であるお盆、葬式の儀式、この両方を違和感なく受け入れている民族なのです。
だいたい日本人にとって神様って多種様々ですよね。
仏陀の他、アマテラス、スサノオ、サルタヒコなどの日本神話の人、さらに坂上田村麻呂、徳川家康、乃木希典など歴史上の人物、キツネ、大蛇などの動物、もっといえば大木から山、さらにはトイレの神様まで、いたるところ神様だらけなのです。
この何でもかんでも神様、という状況は、逆にいえば神様などいない、というのと一緒だと思います。
これが、海外では違うでは違います。
キリスト教徒にとって神といえばイエス・キリストであり、イスラム原理主義者になると、他の神など認めない唯一絶対なものでしょう。
神社へいっても、寺にいっても、あるいは祠の前で手を合わせても、それは単なる気休めでしかないことを知っている現実主義者、これは日本人の特徴の一つだと思います。
さて、クリスマスです。
コンビニや宅配ピザの店員はサンタクロースのコスプレをし、スーパーのレジの人もサンタの帽子をかぶっていたりします。
スーパーの惣菜売り場は、パーティー用の食材が並び、フライドチキン屋には長蛇の列。
分譲地にはクリスマスのイルミネーションで装飾した家屋が並び、洒落たレストランは若いカップルの憩いの場となります。
親は子供へ、恋人は愛する人へプレゼントをあげます。
そして、クリスマスなんて関係ない、どうでもいい、という考えも認められる自由。
宗教性を無視し、楽しければなんでも良いじゃん、みたいな楽天性と個人の自由、これは今の日本人の美徳の一つのような気がします。
少し前、司馬遼太郎「坂の上の雲」を読みましたが、なるほどよく出来た歴史小説で、大胆にフィクションを織り交ぜ、あらゆるタイプのリーダー像が描かれた傑作でした。
それをNHKが桁違いの予算を使って製作、3年にわたって年末に放送するという壮大な計画、明日で終了しようとしています。
視聴率がかなり悪いらしい。
もしNHKがこういう莫大な費用、年月を使って何かをドラマ化する場合、坂の上の雲以外に何かいい原作はあったでしょうか?
小説が原作でなく、オリジナル脚本であっても、どういうドラマだったら良かったのか?
私は戦後の復興を扱ったもの、あるいは明治時代しかないかな、と思います。
戦国もの、幕末もの、源平ものは散々通常の大河ドラマでやっているし、それ以外の時代もあまり相応しいものはないような気がします。
そう考えた場合、優れた原作があり、しかもそれは大ベストセラーであることから、やはり坂の上の雲が、この大きなプロジェクトにもっとも相応しい題材だったと言わざるをえません。
では何故、視聴率が悪いのか?
登場人物について。
坂の上の雲に出てくる登場人物は、戦前ならまだしも、現代人からすれば知名度が高いとはいえないでしょう。
東郷平八郎、乃木希典といった人たちも、織田信長や坂本龍馬など老若男女誰でも知ってる有名人と比べれば、知名度は高いとはいえないし、秋山兄弟なんて無名に近いと思います。
この辺りのとっつきにくさ、わかりにくさ、というのは大きな影響があるでしょう。
(個人的には、軍人が英雄扱いされていないのは、良いことだと思います。)
内容について。
内容、とくに戦争シーンのわかりにくさ、これは原作を読んでいないと、何がどうなっているのか難しいと思います。
この辺は、純粋な戦争映画、例えば「二百三高地」などのほうが簡潔でわかりやすかったですね。
今やっている日露戦争だけでなく、第1部で放送された日清戦争もわかりにくかったです。
3年という放送期間について。
仕方が無いという事情があったとはいえ、これはマズイでしょう。
スタート地点では、けっこう期待して見始めたという人もいると思いますが、それが途中で終了、次回は1年後、というのは、一般視聴者が逃げてしまいます。
民法ではCMを挟んだだけで視聴者が逃げる恐れがあるために、期待だけさせといて「続きはCMのあと」という姑息な手段を用いますが、これが年単位となるとさすがに長すぎました。
司馬遼太郎原作について。
世の中にはアンチ司馬という人たちがけっこう存在し、司馬遼太郎なんてのは歴史の間違いが多く読む価値などない、という人たちは、当然「坂の上の雲」なんて見るわけがありません。
とくに普段、「歴史群像」みたいな戦史関連の雑誌を読み漁っている、いわゆる「軍ヲタ」みたいな人は、徹底的に司馬批判を繰りかしています。
(「歴史群像」自体は、決して右派ではなく、なかなか面白い雑誌だとは思いますが)
結局、これを喜んでみているのは、原作のファンだけ。
きちんと見ている人からは、かなり賞賛されています。
実際、かなり凄いです。
安っぽさ皆無、本当の明治の時代を映像化したようなリアル感、本当の戦場のような臨場感、徹底的に作りこまれた本物の歴史ドラマだと思います。
このレベルのドラマは、おそらく二度と作られることはないでしょう。
司馬遼太郎ファンでいて良かった、と思いながら、明日の最終回をワクワクして待っています。
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