今日は朝からポール森屋さん夫妻とプチオフ会でした。
と言っても、私は11時くらいから別の用があったので、ファミレスに行っただけですが。
朝8時過ぎに別用でこちらへ来ていたポールさんたちでしたが、その時間帯にやってる店は少ないので、デニーズへ行きました。
私はすでに朝食を食べてあったのですが、一緒にモーニングを食べました。
いろいろ音楽の話、その他の会話でとても楽しいひと時を過ごしました。
その後、恒例となった会社の中国人研修生のお別れパーティーに出かけました。
テーブルいっぱいに並べられた中華料理の数々に圧倒されながらも、美味しくいただきました。
ここで「回鍋肉(ホイコウロウ)」が出たのですが、私が、というより日本人の思ってる回鍋肉とは全然違い、中華風肉ジャガみたいな感じでした。
青椒肉絲(チンジャオロウスウ)は、ピーマンが細切りではなく、玉葱と豚肉が入ってました。
どちらも味はちょっとピリ辛で美味しかったです。
そのまま切れ目なくティータイムにつながり、ここでも色々な珍しい饅頭とかお菓子をいただきました。
中でも豆腐を固めてスティック状にした辛口のお菓子は、今まで味わったことのない味覚でした。
夕方からは古い友人と会いました。
この友人とは実家の家も近く、2~3歳頃からの付き合いです。
小学校、中学校と同じで、高校以降は別の学校に別れ、それぞれ住む街も変わってしまいましたが、今も付き合いがあります。
夕食を市内の「ララミー」という喫茶で食べました。
この店は、小さな個人経営でありながら、実に美味しい料理があり、なかでもハンバーグ定食は訪れる人の半数以上が注文する名品です。
古い友人と昔話や近況について話し合い、若かりし頃を思い出したりしたのでした。
というわけで、今日はとても充実した1日を過ごしたのでした。
第55回名盤シリーズ
今回は、スティーリーダン「彩(エイジャ)」だ。
(1977年作品)
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーによるプロジェクト的なユニットで、初期の頃から知的なサウンドでアメリカのインテリ層を中心にヒット作を連発していた。
中でも今回紹介する「彩(エイジャ)」は200万枚を売り上げ、その年のグラミー賞を受賞するなど、彼らの代表作といえる。
私がスティーリーダンの音楽を聴いたのは、そんなに古い時期ではなく、初めて買ったアルバムは、20年ぶりの新作と言われた2000年発表作「トゥー・アゲインスト・ネイチャー」だ。
ここからのシングル曲がFMでよく流れていて、一発で気に入りCDを買った。
第一印象は「マイケル・マクドナルド時代のドゥービー・ブラザーズみたい」だと思ったこと。
マクドナルド時代のドゥービーは大好きだったので、このアルバムはよく聴いた。
さて本題に戻りるが、この77年のアルバムも基本的には同じ都会的なポップスがギッシリ詰まった傑作だ。
そして、「トゥー・アゲインスト・ネイチャー」よりも親しみやすい曲が多い。
さすが、当時一流のポップ・スターのアルバムってとこだ。
やはり70年代後半っぽく、フュージョンの影響も強い。
表題曲なんてモダンなジャズと言っても差し支えない曲で、そのメロディ・ライン、テンションの効いたコード、そして後半のサックス・パートなど最高にクロスオーバーしている。
このアルバムに参加しているミュージシャンに、ジャズ系の人が多いことも影響しているのだろう。
私はギター趣味人なので、誰のどのアルバムを聴いても、ついギターを中心に聴いてしまう癖があるのだが、そういった視点からもこのアルバムは聴き所満載である。
とくに歌のバックでさりげなく使われるコードカッティングや、単音をミュートしてポコポコさせたりなど、フュージョン的プレイが心地よい。
そのセンスの良さは、ディストーション一点張りのヘビメタ・ギターと違い(いや、これはこれで大好きなのだが)、シーンに応じて巧みに音色を変化させ、クリア・トーンの素晴らしさを教えてくれる。
もちろんゾクゾクするようなギター・ソロも聴ける。
中でも「アイ・ガット・ザ・ニュース」におけるクリア・トーンのソロは、まさにジャズなハイ・センス・プレイで、もちろん恐ろしく上手い。
それともう一つ、重要な役割を果たしているのが、随所に登場するピアノの響きだ。
これもやはり、ジャズ的なテンション・コードを多様していて、底の深さを感じさせる。
これだけジャズの要素が多いにも関わらず、とても親しみやすく、非常に聞きやすいアルバムで、普通のポップ/ロックを聴く多くの人に受け入れられたのだった。
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今日は(というか、もう昨晩だけど)パイレーツ・オブ・カリビアンの最終作を見てきました。
何といっても毎月1日は1000円で見られるので、フライデー・ナイトということもあり行ってきたのです。
パイレーツは前2作を見ているので、何となく最終作も見なきゃって思ってたのですが、正直期待はあまりしていませんでした。
続きもの映画はやっぱり第1作が一番面白い場合が多いと思います。
昨年見に行った「2」も面白かったんだけど、「1」のほうが良かったですね。
で、見に行ってどうだったのか?
まぁまぁでした…(汗)
前半の展開が分かりにくく、見に行く前に前2作のDVDを見ておいたほうがいいかもしれません。
先週、テレビで1作目が放送されてましたが、見てなかったのです。
前2作を知らずにこれを見ると、わけがわからなくなると思います。
それでも小道具は凝ってるし、ちょっとしたギャグもあるし、最後の戦闘シーンはかなり迫力があります。
そしてもちろん恋も…。
ついでにローリング・ストーンズのキース・リチャーズも海賊の親分として出演してます。
なかなかの悪親父ぶりで似合ってたと思います。
パイレーツ・ファンは見に行きましょう!
読んでみて思ったのは、同じ歴史、同じ人物を取り扱っていても、全然違う印象の本に仕上がってるということ。
作者が変われば、文章はもちろん、歴史の解釈、事実の裏づけ、不明な部分の想像などが全て違ってきます。
まず子母澤寛氏の「新撰組始末記」と「新撰組遺聞」。
これらの作品は氏の“新撰組3部作“と言われるもので、本当はもう1冊あります。
ただ、買うときにこの2冊しかなかったので、また見つけたら読みたいと思います。
昭和3年に発表されたこの作品は、実際の隊士の生き残りや、その家族知人、あるいは事件の目撃者など、新撰組に関わった人からの証言をまとめた、ドキュメントです。
そのため非常にリアリティがあり、その文面から迫力が伝わってきます。
人を切れば血も出るし、人が死ねば腐敗もします。
そういった血の臭いがするような生々しさがあってスゴイです。
その後の研究により、事実と異なる部分もあるようですが、そんなことは気にせずに読んだほうがいいでしょう。
次は北方謙三氏の「黒豹の柩」。
ハードボイルド作家(というか最近は完全に歴史作家ですが)による新撰組物です。
男の生き様、カッコよさを書かせたら一流の北方氏ですが、元々北方小説の主人公のような新撰組の面々なのではまり役ともいえます。
さすがに最近の作なので、今までの新撰組とは一味も二味も違う感触があり、かなり新しい解釈です。
史実をあらゆる側面から可能性を引き出し、事実を歪曲することなく、面白い作品に仕上げてますね。
普通はクライマックスの一つといえる「池田屋騒動」からスタートしたり、土方と山南が親友だったりなど前半から読み応え満点。
ちょっと2巻目の前半がダラダラと弱い気もしますが、衝撃のラストシーンを含め後半は再び盛り上がります。
初めて読む新撰組としてはお勧めしませんが、2冊目、3冊目として読むにはかなり面白い作品だといえます。
そして司馬遼太郎氏の「新撰組血風録」
昨年末に読んだ「燃えよ剣」以来、久しぶりの司馬氏の新撰組物です。
これは新撰組を題材にした短編集で、読みやすく、娯楽小説として大変面白い作品です。
近藤や沖田など有名隊士だけでなく、無名の隊士についての物語もあり、かなりフィクションが多いようです。
歴史小説というより、時代小説ですね。
命知らずの新撰組隊士であっても、やはり人の子。
恋もすれば、嫉妬、ねたみ、あるいはイジメなどもあり、とても人間臭い内容です。
大した実力もないのに威張り散らしたり、近藤や土方などにゴマをすったりしているようなヤツは、結局死んだり、落ちぶれたりしてしまう。
そんな物語が多いですね。
ZARDの坂井泉水さんが階段から転落して、頭を強く打って亡くなられたそうです。
1967年生まれの40歳、私と同じ年です。
90年代、J-POPを中心に音楽を聴いていた私にとって、ZARDは大変好きなアーティストでした。
たぶん、20世紀に発売されたアルバムは全部買ったと思います。
21世紀になってからは、再び洋楽に夢中になったので、それ以降の活躍についてはよく知りません。
やさしく包み込むようなボーカルで、ロック色の濃いポップスを得意とするプロジェクトで、固定メンバーは坂井さんだけだったようです。
作曲陣は織田哲郎氏などのヒットメイカー、作詞は坂井さん自身が書いていました。
初期の頃には、坂井さん自身も作曲していましたが、中々ハードなロック風の曲でした。
とくに好きだったアルバムは「Forever You」という95年頃に発売されたCDです。
この中の「ハイヒール脱ぎ捨てて」という曲がとても好きで、よく聴いてました。
最近は子宮癌の手術で、入退院を繰り返していたとのこと。
少し幸薄な雰囲気のある人で、ほとんどテレビに出ないし、ライブ活動も少しの期間だけだったようです。
ZARD結成以前には、レースクイーンなどもしていたようで、一部の雑誌にお宝写真とかがスクープされてましたね。
40年という短い生涯を終えた彼女。
ご冥福をお祈りします。
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