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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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「エアロスミスを聴こう計画」は着々と進行している。
まずは2枚組ベストアルバムから入門したわけだが、それ以降は1枚目から順に聴き進んできて、スタジオ盤は4枚目「ロックス」まで来た。
さらにライブ盤「クラシックス・ライブ」も聴いた。
キッスと違い、デビュー時からバラエティ豊かな曲が揃っており、親しみやすく当時大ブレイクしたのも頷ける。

では簡単ではあるが、各アルバムの感想を書いてみよう。

「野獣生誕(エアロスミス1)」

1曲目から激しくカッコイイリフが炸裂する。
この時点ですでにルーズな持ち味が発揮されていて、ナマクラな中にも鋭く光る部分があり、聴けば聴くほど深みにはまっていくようだ。
「ドリーム・オン」もいいが、やはり「ママキン」のようなロックンロールなナンバーのほうがいい。
中でも「ウォーキン・ザ・ドッグ」はこのアルバムで最も気に入った。
実にカッコイイ、最高のロックンロールだ。


「飛べ!エアロスミス」

前作よりも楽曲の質があがったように思う。
個人的には前作のほうが好きだが、一般的にはこちらだろう。
とくに1曲目から4曲目までの流れは、アレンジといい、メロディ作りといい、彼らの成長が伺える。
しかし、最も素晴らしいのはカバー曲「トレイン・ケプト・ア・ローリン」だろう。
ライブでも定番らしいが、たしかにこの曲のノリはいい。


「闇夜のヘヴィロック」

出だしからスピード感あふれるナンバーでスタートするこのアルバムは、世間では次の「ロックス」と並んで傑作とされる。
確かに代表曲とされる「ウォーク・ディス・ウェイ」や「スウィート・エモーション」が収録されている以外にも、聴き応えのあるナンバーが揃っているようだ。
また、このアルバムは楽曲の幅が広く、いろいろなタイプの曲があるのも魅力の一つだと思う。
月並みではあるが、このアルバムではやはり「ウォーク・ディス・ウェイ」が一番。
リフのカッコよさと、そこにのっかるボーカル、全体のグルーブ感、文句なしの出来だ。


「ロックス」

唯一、以前から知っているアルバムである。
前は1曲目と2曲目の出来が際立っていて、他の曲の影が薄い気がしたが、今回久しぶりにフルできちんと聴くと、決してそうではないことがわかった。
「コンビネイション」「リック・アンド・プロミス」など気合の入った曲が多く、中でも「ホーム・トゥナイト」は泣きの男のバラードで素晴らしい。
エアロはストーンズやツェッペリンの影響が強いと言われるが、ビートルズの影響もかなりのものだと思う。
どちらかというと、リフ中心の縦ノリの曲はストーンズやツェッペリン、メロディアスな曲はビートルズっぽい部分があると思った。


「クラシックス・ライブ」

本来ならば5枚目「ドロー・ザ・ライン」を聴かねばならないのだが、先にこちらが届いたのでこれから聴いた。
元々は1枚ずつ「Vol.1」と「Vol.2」に分かれて販売されていたようだが、今はまとめて1枚ものとして聴けるのでお買い得である。
70年代エアロスミスの若さあふれるライブ演奏がギッシリ詰まっていて、非常にヨロシイ。
何よりも選曲がいい。
まさに当時のグレイテスト・ヒッツ・ライブといったところで、最初から最後まで一気に聴きとおせる。
演奏は荒削りでボーカルも決して上手くはないが、それでもこのライブはいい。
何度でも聴きたくなるアルバムだ。


とりあえず、初期のエアロスミスを聴いてきたが、ここで一旦中断しようと思う。
なぜなら今月末にはマイケル・シェンカーの来日が控えているからだ。
さらにUFOの新譜も発売されたし、4月には80年代のアルバムを集めた5枚組も発売される。
他にもZZトップやモーターヘッドなども聴きたい。
次の「エアロスミスを聴こう計画」は初夏くらいの予定にしたい。

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» 初来日
ロックスが発売になって来日でした。
同じ頃キッスも初来日ですが、当時はキッスのほうが人気でわたしもキッスのほうがステージが楽しくて、好きでした。
エアロはライブのほうが好きです。
私はドリームオン大好きです。
れい 2012/03/03(Sat)23:17:15 編集
» キッスとエアロ
れいさん、おはようございます!
キッスやエアロの初来日の頃って、すごく盛り上がったそうですね。
とくにキッスの初来日は伝説になっているようですが、NHKのヤングミュージックショーで放送されたのって初来日の武道館でした?
あれを見ると、最前列の人が皆座っていて、今の感覚だと違和感あるのですが、やはりレインボーの事件があってから厳しくなったのかもしれませんね。

たぶん若い人、とくに10代の子が聞く場合、やはりキッスのわかり易さってのは大きな武器ですよね。
初来日の頃は、私は10代にもなっていなくて、それでも強烈なインパクトがあったし、曲もシンプルでわかりやすいですね。
それに比べてエアロは、ちょっとグニャグニャしてるっていうか、ある種の取っ付き難さがあるように思います。
どちらかというと、すでにストーンズとかツェッペリンとかを聴いていたような人たちが、食いついたんじゃないかな?
と、リアルタイムではない私が想像してみました。

さて、エアロはまた来日してくれるでしょうか?
クラプトン、マッカートニー、ストーンズがまだ現役なので、エアロ、キッスはまだあと2回くらい来てくれそうですが、次は絶対に行きたいと思ってます。
そういえば、昨年の今頃、急遽キッスの来日決定とかでチケットが発売されて、私は即効で予約したのですが、すぐに中止(というより来日情報がガセ)になって残念な思いをしました。
にゅーめん 2012/03/04(Sun)07:16:50 編集
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