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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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先週、注文してあったソフトマシーンの「バンドルズ」が入手出来ないかもしれない、と書きましたが、その後3日くらいして届きました。



およそ15年ぶりのCD再発ということで、それまでオークションで高値で取引されていたものが普通に定価で買える、こんなチャンスは滅多にありません。
とはいっても、私の場合、入手困難ならさっさと諦めますが。

なぜこのアルバムがそんなに話題になるのかというと、ソフトマシーンにアラン・ホールズワースが参加した唯一のアルバムだということ、その1点のみなのです。

知る人ぞ知る孤高のギタリスト、アラン・ホールズワース。

私が彼の参加するアルバムを買ったのは、UKの1st、ブラフォードの1stに続き3枚目です。
ソロになってからは、80年代中ごろに来日した際、FMでライブがオンエアされたのをエアチェックしましたが、少しも良さがわかりませんでした。

さてこのアルバム、組曲風の長い曲が2つ、これはなかなかいいです。
この手のフュージョン、ジャズ・ロックとしてはかなり聴き応えのある内容だと思います。
なんといっても聴き所は、ホールズワースのギタープレイで、すでにありえないほどの超速弾きを、これでもか!ってくらい弾きまくってます。
ただ、この初期の段階では、まだロックギターっぽい弾き方もしていて、後の最初から最後までウネウネと音階を無視したようなフレーズばかりってことはないです。

組曲以外の短い曲はツマラナイ。
とくに最後の2曲なんて、私に言わせれば捨て曲以外の何者でもない。

アラン・ホールズワース好きの人にはお勧め。


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» メルヘンチック
無事にゲットできて、おめでとうございます。
「入手困難」のメールが来たのに諦めなくてよかったですね。
アラン・ホールズワースのプレイは初めてみました。プレイヤーではないので、専門的なことはわかりませんが、指数が多くてテクニシャンって感じですね、すごっ!。
そして、アルバムジャケのアートワークが、メルヘンチックでとっても可愛いです。

nagarebosi★ 2010/06/05(Sat)11:48:41 編集
» マニアですら謎
5〜6年前にアラン・ホールズワースのライブいきました。演奏後、かなりコアなマニアの人たちが「あの曲はあれとあれをつないだのかな?途中が何かわからない」などという話をしていたのが面白かったです。

その時は、ドラムのチャド・ワッカーマンのプレイがすごくて、釘付けでした。
忍者 2010/06/05(Sat)13:42:30 編集
» エディのおかげ
nagarebosi★さん、こんばんは!
無事ゲット出来ました!
それもけっこう早いうちに入荷して良かったです。
今見るともう在庫切れになってましたから。

アラン・ホールズワースが一躍メジャーになったのはエディ・ヴァン・ヘイレンが彼をリスペクトし、大々的に影響を公言したからでしょう。
ホールズワースがUK在籍時のアメリカツアーの際、前座を努めたのが無名時代のヴァン・ヘイレンで、そのプレイを見て衝撃を受けたそうです。
ホールズワースの速弾きは、ほとんど左手のみで弾かれるのですが、エディがそれをマネしようとしたところ、指が短くて届かないことがあり、それを補うために右手で指板を押さえたとのこと。
それが後のライトハンド奏法になったとのことです。

このアルバム・ジャケット、その内容とは裏腹にとても可愛いですよね。
これを何も知らずにジャケ買いしたら、普遍的なロックではないために、賛否わかれそうです。
にゅーめん 2010/06/05(Sat)20:07:42 編集
» 真のファン
忍者さん、こんばんは!
そういえば数年前、ホールズワースがソロで来日してましたね。
ちょっと興味はあったのですが、ソロになってからの曲はあまり知らない、ていうか、自分の好みでは無さそうな気がしたのでやめときました。

80年代、ちょうど「ロードゲームス」が出た頃は、日本のアマチュア・ギター界ではちょっとしたホールズワース・ブームがありましたよね。
ギター雑誌が挙ってホールズワースを取り上げ、その独特の奏法が解説されてました。
でも、このとき、あたかも「俺は100年前から彼のファンだ」とでも言わんばかりの人が大勢現れたのには閉口しました。
でも、数年前のライブに訪れたマニアの人ってのは、本当にホールズワースのプレイが好きで、聞き続けてるのでしょうね。
いかにもミュージシャンズ・ミュージシャンって感じがします。

>ドラムのチャド・ワッカーマン
この手のバンドは、ドラムやベースには、とてつもないテクが求められるのでしょう。
ジェフ・ベックのバンドもそうですが、本当のプロのミュージシャンですよね。
にゅーめん 2010/06/05(Sat)20:15:44 編集
» 無題
エディ・ヴァンヘイレンはマイケル・シェンカーの次に好きなギタリストです。

なのでアラン・ホールズワースはかなり気になっていました。
初めて映像を観ましたが、
すごいですね~
まず、手の大きさにびっくり!

テクニックも半端じゃないです。
左手で全部やってのけるのですから。

私は無理そうだったら諦めますが、
エディは
無理なら他の方法はないものか
と工夫するところが
凡人とは違うのでしょうね。

あれ?エディを褒めるコメントになってしまいましたね。
失礼しました(汗)

space child 2010/06/08(Tue)14:15:45 編集
» オリジナリティとテクニック
space chilさん、こんばんは!
忍者さんのコメントにも書きましたが、80年代にギター雑誌ではよくアラン・ホールズワースが「神」として取り上げられており、奏法が解説されたりTAB譜が載ってたりしましたが、私の周りでは誰ひとり彼の音楽を聴いたことがある人はいませんでした。
なので、名前は知ってる人は多いけど、聴いたことがないギタリスト、ナンバーワンじゃないでしょうか(笑)

彼のギターテクニックは、はっきりいって異常です(笑)
他の誰とも似ておらず、ロックギターとかエレキギターの弾き方の常識にとらわれず、完全にオリジナルなギター奏法ですが、ちょっとドが過ぎていて、誰も、マネしようとは思いませんね。
それを唯一マネしようとしたのが、エディだったわけですが、そこから新しいギター奏法が生まれたってのも、また凄いところであり、ギターの面白い部分ですね。

ホールズワースのギター奏法は、テクニック面とオリジナリティは郡を抜いているのですが、唯一の欠点(?)は、「メロディがない」ことだと思います。
この辺がマイケルやペイジと違うところで、イマイチ彼がメジャーになれない最もたるところだと思います。
にゅーめん 2010/06/08(Tue)21:18:27 編集
» 正直
私がライブに行ったのは、たまたま誘われてで、それまで彼の曲を聴いた事はありませんでした。予習用にCD-Rに編集したベストをもらいましたが、はっきり言って、曲の区別がつかず(笑)確かに速いのですが・・・

>「メロディがない」ことだと思います。
まさにそう思います。誤解を恐れずに書きますと、音の羅列なんですよね。メロディが無いのは、音楽として致命的・・・と言うか、それはある意味音楽ではないと言えると思います。そこに驚嘆はあっても感動はありません。じっくりと聴いてないので、言い過ぎかもしれませんね。ジャズの中には、よくわからないものもありますし。ちゃんと聴きもせず、いい加減なことを言うなと言われそうです(笑)
忍者 2010/06/09(Wed)00:48:48 編集
» テクと音楽
忍者さん、おはようございます!
生ホールズワースを体験された経緯にはそういうことがあったのですね。
彼がソフトマシンやUKなど、バンドの一メンバーとして加入しているものは、たいていリーダーは別の人なので、音楽的にも聴きやすくなってると思うのですが、ソロになってからの作品は、完全に彼のワンマンだと思うので、けっこうキツイものがありそうです。
忍者さんの聴いた印象のように、どれも同じ曲に聴こえるようなものでしょうね。

80年代、多くの速弾きギタリストが出てきて、ギター雑誌を賑わしていましたが、テクニック競争みたいになってきて(とくにヤングギター誌)、ホールズワースは、その時代に受け入れられたのでしょう。

私もジャズについてはわかりません。
あれがギターだから「スゲー!」となりますが、ピアノだったらどうでしょう?
他の楽器に置き換えても、それでも彼の奏でる音楽は素晴らしいと言えるのか?となると、やはりキビシイのでは(汗)
にゅーめん 2010/06/09(Wed)06:21:57 編集
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