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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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最近はyoutubeでロックコンサートなどのライブ音源をフルで聴けるようになりました。
いい時代になりましたね。
以前は、こういうのを聴こうとすると、ブートCDを買わなくてはいけませんでした。
これってけっこう高価なんですよね。
だいたい1枚もので2,000円~3200円くらい、2枚組だと4200円~6500円くらい。
もっともブートの種類が多いアーティストの一つであるレッド・ツェッペリンなんかだと、1万円以上するものもありました。
たまにジャンク品みたいな感じで、ダンボールの中に大量にCDが入っていて、そういうのだと500円くらいからありました。
情報源としてよく利用してたのは、ビートレグという雑誌。
他に、ゴールドワックスもよく読んでました。
なんせ、適当に買って、さあ聴こうとCDをセットしたらほとんどノイズだらけで、とても音楽を鑑賞するレベルじゃないのも多いですからね。
ブート屋の宣伝文句、「過去最高音質」「極上オーディエンス録音」「ステレオサウンドボード」とかに乗せられて、高い授業料も払いました(汗)

そうやってブート雑誌のレビューを読み、充分に吟味して買っていたライブブートですが、今は種類は多くはないものの、ただで聴けるのは嬉しいかぎりです。
そんな中、最近聴いたライブ音源を紹介しましょう。

「YES-Live 1974(Cobo Hall Detroit) 」。
イエスです。
それもいわく付きのツアーである「海洋地形学の物語ツアー」から1974年のコボホールです。
内容は危機全3曲と海洋地形学全4曲を演奏してアンコールに「ラウンドアバウト」という凄まじいセットリスト。
何が凄まじいって、約20分の曲が5つも演奏されるというゲップが出そうな濃い内容。
そして濃いのはセットリストだけではありません。
その演奏の凄さ、さすが全盛期だけあって、鳥肌が立つほど迫力のあるステージで、難易度の高い長尺曲を次々にこなしていく様はさすがとしかいいようがありません。
とくにそれが顕著に現れているのが、「神の啓示」「古代文明」といった海洋地形学からの選曲です。
中でも「古代文明」はこのときのツアーでしか演奏されていないので、とくに貴重といえましょう。
また、LPでは冗長でイマイチ魅力に欠ける「追憶」も、ライブではかっこよく、改めてこの曲の魅力が再発見されたようです。
オフィシャルでは「イエス・ソングス」や「イエス・ショウズ」が発売されていますが、それらを凌ぐ生の迫力が伝わってくる音源です。



0:00:00~ 火の鳥
0:01:30~ シベリアン・カートゥル
0:11:05~ 同士
0:20:32~ 危機
0:40:26~ 神の啓示
1:01:39~ 追憶
1:23:00~ 古代文明
1:44:04~ 儀式
2:00:18~ ラウンドアバウト
 

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