[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
約10年ぶりにbeatleg誌を買った。
この4月号はマイケル・シェンカー特集ということで、今回久しぶりに購入したのだが、相変わらず濃い内容で満足した。
小さな雑誌だが、写真や広告が少なく、小さな文字でビッシリと記事が書かれているのも昔と変わらない。
ブートレグという、ある意味「動かぬ証拠」から、当時の各アーティストの様子を検証するという、ドキュメンタリータッチの音楽誌だ。
私は2001年~2002年頃の間、この雑誌を毎回買っていた。
そのきっかけは2001年キッスのフェアウェルツアーを見て、それについての記事を読みたいと思ったからだ。
いろいろ音楽誌を探していたのだが、定番のバーン誌は毒も華もないありきたりな内容だったのに対し、このビートレグ誌は非常に細かく連日の詳細が記されており、その内容の濃さに購入を決めた。
そして禁断のブートレグの世界を知ってしまうのである。
まずは、自分の見た3月18日名古屋レインボーホールのライブCDの存在を知り、何としても手に入れたいと思った私は、千種区のマンションの一室みたいな店で初ブート入手に成功する。
その後、私はずいぶんブートCDを買ったと思う。
情報収集のため、ビートレグ誌のバックナンバーも2000年以降のものは入手した。
さらに、ゴールドワックスという別のブート雑誌も読むようになり、こちらは定期購読の手続きをし、毎月発売日に家に送られてくるようにした。(こちらは、その後1年ちょっとで廃刊になった)
結局、ゴールドワックス廃刊と同時くらいに、値段の高さ、音質の悪さなどで目を覚まし、この手のものはあまり買わなくなった。
また、キング・クリムゾンをはじめとするオフィシャル・ブートレグの存在(実際、これによりクリムゾン関連のブートは激減した)も大きいと思う。
さらにyoutubeの普及により、ほぼブートCD、ブートDVDの役割は終わった気がするのだった。
それでも世の中にはコレクターという人も存在し、聴くことよりも集めることを主眼においた彼らは、今もせっせとブート収集を続けているようだ。
ビートレグ2001年4月号の三田村善衛氏のコラム「70年代懐古録」にコレクターの心情みたいなものが書かれている。
以下抜粋してみよう。
・たとえば1970~75年のレッド・ツェッペリンの全公演ブートCD-R BOXSETみたいなものがもしも出たら、ほとんどの人はローンでそれを買い求めるような気がする。
・僕の場合、せめて70年代だけでもすべての音源をそろえてから死にたいと思っている。
・よい音の、よい出来のブートだけを厳選して手元にそろえる、という賢いコレクターもいらっしゃるようだが、いや、コレクターと名のるからには、やっぱり音のさほどよくないものも、すべてそろえたいといのが正直な気持ちなのではないか。
私はコレクターではないので、どれも同意できない。
ツェッペリンは好きだが、70年~75年全公演ブートボックス(300枚組くらい?)なんていらないし、まったく意味がない。
それでも、「全初来日公演18枚組」みたいなボックスセットが発売されているところを見ると、本当に全公演をそろえたいと思っている人々は存在するようだ。
ブートCDを買う買わないは別として、ビートレグ誌のマニアックな視点によるロック・ドキュメントは読みものとして面白い。
今月号もマイケル・シェンカーをはじめ、ブラック・サバス、ローリング・ストーンズ、レッド・ツェッペリンなど興味深い記事が満載だ。
そして、また読み始めてみようかな、なんて思ったりするのだった。
レッド・ツェッペリン72年武道館ライブ。
当時としては極上の部類に入るオーディエンス録音。
ブートCDで買えば6000円~8000円くらいだろう(ツェッペリンはとくに高価なのだ)。
濃い内容なんですね~
一度も読んだことがありません
バックナンバーとかあれば
一度貸して下さいね。(^^)v
春が近づいてきました
とりあえず二人セッション計画しますかね。
日程調整よろしくお願いします。
この雑誌は一般書店ではなく、タワーレコードやHMVなど大型CD店か、ディスクヘヴンなどマニア向けCD店に置いてあります。
なかなか濃い内容で、読み物としても楽しめます。
ゴールドワックス誌は一般のマニアの方(yumicさんとか)が執筆されていたようなのですが、こちらはプロのライターが書いているようです。
もうすぐは~るですねぇ、ギターしてみませんか♪(キャンディーズの節で)
最近は再びエレキ弾いてます。
弾くのは、シェンカー他、キッス、フォリナー、イーグルス、ドゥービーあたり。
エフェクターつなぐのが面倒で、アンプ直です。
アンプ直ならAC/DCも弾きたいですね。
それとZZトップもいいなぁ、なんて。
また一緒にやりましょう。
かなりコアな内容ながら、読み物としてはなかなか興味深かったです(^^)
マイケルの場合、ライヴver.よりもスタジオver.をこよなく愛する私(笑)としては例外を除き、今後もブートを購入することはまずないと思います....(^^;;
そうなんです、買っちゃったんです(笑)
読み応えがありますよね。
それに以前よりも本の厚みが増して、さらに濃くなってます。
そういえば、これを読んでる人って、たぶん我々と同世代から一回り上くらいの人が多いと思うのですが、10年前と比べて字が大きくはっきり印刷されています。
やはり読者の年齢と共に老眼対策なのかな(汗)
私はいろいろなアーティストのライブ音源を聴いてきましたが、たくさんのライブを聴きたいアーティストと、そうでないアーティストがいますね。
これを書き出すと長くなってしまうのですが、簡単にいえば「良い意味での荒さ」のあるバンドのほうが、ライブ音源が面白いです。
ZEPのライブが面白いのは、やはりそこがポイントですね。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |