洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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奥田英朗作品はまりました。
面白いです。
気軽に読めるし、笑えるし、読書が楽しいです。
というわけで、ここ最近読んだ奥田作品の紹介です。
「サウスバウンド」
過激派の両親とその子供達の話。
成田闘争の英雄で、その界隈では有名人の父は、そのまっすぐ過ぎる性格ゆえにあちこちで騒動ばかり起こすのですが、そのハチャメチャぶりが面白くおかしく描かれているコメディ小説です。
沖縄へ移住してからの話はちょっとベタな気もしますが、最後はいちおうハッピーエンドです。
いろいろな左翼用語も出てきて、ちょっと勉強になりました。
「イン・ザ・プール」
現代病ともいえるいろいろな心の病を持つ人たち。
マジメ過ぎたり、頑張りすぎが災いして日常生活にも支障を感じるほど追い詰められていくのですが、変人精神科医のおかげで結果としては完治してしまいます。
この変人精神科医の伊良部と愛想の欠片もないセクシー看護婦マユミのキャラが面白すぎます。
ほとんどマンガ感覚で読めるコメディですが、実はけっこう深いような気がします。
続編も出てるので読みたいです。
「東京物語」
おそらく奥田氏自信のことを書いたと思われる自伝的小説。
主人公は私より一回り以上年上になりますが、80年代の社会、流行、ヒット曲などとても懐かしく感じました。
名古屋出身の若者が東京で過ごした80年代の青春物語。
ただ、あまりにも日常的すぎて小説としてはちょっと退屈な気もします。
「真夜中のマーチ」
肩肘張らずに読める大衆娯楽小説です。
ミタゾウ、ヨコケン、クロチェの25歳トリオが大胆な10億円強奪に挑戦するドタバタコメディで、軽いノリで読めます。
このまま映像化しても楽しめそうです。
「延長戦に入りました」
スポーツに関するエッセイ集です。
どれも日常のささやかな疑問から、作者なりの少しズレた視点からの回答。
34のエッセイはどれも面白く、ユーモアあふれる文章センスで、とくに関心のなかったスポーツ(ハンドボールやゴルフ)の内容でも楽しめました。
「港町食堂」
港町で入った食堂やスナック、人々とのふれあいをテーマにしたエッセイ集です。
車や電車で行けばすぐにつくのに、わざわざ船に乗って港へ行くというバカバカしさ、有り余る時間をたっぷりムダに使う贅沢、美味しい食事、普通の会社員には出来ない旅を奥田氏ならではのユーモア溢れる文章で読ませてくれます。
おそらく著者は左よりの思想だと思うのですが、資本主義社会に対するアンチテーゼのようにも感じられます。
面白いです。
気軽に読めるし、笑えるし、読書が楽しいです。
というわけで、ここ最近読んだ奥田作品の紹介です。
「サウスバウンド」
過激派の両親とその子供達の話。
成田闘争の英雄で、その界隈では有名人の父は、そのまっすぐ過ぎる性格ゆえにあちこちで騒動ばかり起こすのですが、そのハチャメチャぶりが面白くおかしく描かれているコメディ小説です。
沖縄へ移住してからの話はちょっとベタな気もしますが、最後はいちおうハッピーエンドです。
いろいろな左翼用語も出てきて、ちょっと勉強になりました。
「イン・ザ・プール」
現代病ともいえるいろいろな心の病を持つ人たち。
マジメ過ぎたり、頑張りすぎが災いして日常生活にも支障を感じるほど追い詰められていくのですが、変人精神科医のおかげで結果としては完治してしまいます。
この変人精神科医の伊良部と愛想の欠片もないセクシー看護婦マユミのキャラが面白すぎます。
ほとんどマンガ感覚で読めるコメディですが、実はけっこう深いような気がします。
続編も出てるので読みたいです。
「東京物語」
おそらく奥田氏自信のことを書いたと思われる自伝的小説。
主人公は私より一回り以上年上になりますが、80年代の社会、流行、ヒット曲などとても懐かしく感じました。
名古屋出身の若者が東京で過ごした80年代の青春物語。
ただ、あまりにも日常的すぎて小説としてはちょっと退屈な気もします。
「真夜中のマーチ」
肩肘張らずに読める大衆娯楽小説です。
ミタゾウ、ヨコケン、クロチェの25歳トリオが大胆な10億円強奪に挑戦するドタバタコメディで、軽いノリで読めます。
このまま映像化しても楽しめそうです。
「延長戦に入りました」
スポーツに関するエッセイ集です。
どれも日常のささやかな疑問から、作者なりの少しズレた視点からの回答。
34のエッセイはどれも面白く、ユーモアあふれる文章センスで、とくに関心のなかったスポーツ(ハンドボールやゴルフ)の内容でも楽しめました。
「港町食堂」
港町で入った食堂やスナック、人々とのふれあいをテーマにしたエッセイ集です。
車や電車で行けばすぐにつくのに、わざわざ船に乗って港へ行くというバカバカしさ、有り余る時間をたっぷりムダに使う贅沢、美味しい食事、普通の会社員には出来ない旅を奥田氏ならではのユーモア溢れる文章で読ませてくれます。
おそらく著者は左よりの思想だと思うのですが、資本主義社会に対するアンチテーゼのようにも感じられます。
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