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第72回名盤シリーズ
今回は70年代アメリカン・サザン・ロックの雄、レイナード・スキナードのデビュー作「レイナード・スキナード」。(1973年作品)
当たり前だが、ヨーロッパでもアフリカでもなく、ましてや日本でもない、正統派アメリカン・ロックと呼ぶに相応しいサウンドだ。
70年代のアメリカン・ロックはこういう豪快なものが多い。
同時期のオールマン・ブラザーズ・バンドもこんな雰囲気があった。
イーグルスもある意味、正統派アメリカンだが、そっちはもっとカントリーよりである。
ブルースを下敷きにしたロックンロールを、豪快に大人数で演奏する、聴くほうもビールを飲みながら楽しむ、そんなおおらかさがあるのが、こういった南部のロックンロールだ。
そんな豪快さが売りのレイナード・スキナードだが、意外にもすごくメロディアスなのだ。
単なるパーティー・バンドではなく、素晴らしいメロディ・センスがあり、それを元気いっぱいに歌い、演奏するのである。
スローな曲、このアルバムだと「チューズデイズ・ゴーン」「シンプル・マン」辺りは、メロディの良さが引き立ってるように思う。
また、このアルバムを代表する名曲「フリー・バード」の前半部分も実に味わい深い。
彼らの曲はアレンジも非常に凝っていて、ギターのアンサンブルも聴き応えがあり、「フリー・バード」後半のインスト・パートは長くて実にカッコイイ。
しかし、やっぱり彼らの持ち味を発揮してるのはロックンロールな曲だろう。
これらの曲は、後のアメリカン・ハード・ロックの下地になってるのは間違いないと思う。
「アイ・エイント・ザ・ワン」は初期のヴァン・ヘイレンっぽいし、「ギミー・スリー・ステップス」は初期のキッスっぽい。
後に飛行機事故でメンバーの多くを失うことになるのだが、今も現役で活躍しているようだ。
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その力強い一言が全てを物語ってますね。
そう、ゴタゴタいうんじゃなく、聴けばわかる、とにかく聴け!って感じです。
あとは、ビールとハンバーガー(ホットドッグでも可)、それと綺麗な姉ちゃんがいればOK。
または、車(古いちょっとくたびれたカマロ、トランザム、あるいはカプリス・ステーション・ワゴンなんかもいい)で窓を開けて、大音量で聴きたいところです。
多くの方がそうだと思いますが、フリーバードに尽きます。イントロのピアノの美しさ徐々にギターが入ってきて盛り上げて、最後はトリプルリードギターで疾走する。実によく考えられたアレンジに脱帽です。曲途中、鳥の鳴き声の感じをギターで出してますが、ギターギブソンSGでブリッジあたりをボトルネックでこすっているんですよ。1年位前かなスタジオライブをBSでやってて知りました。
By KOSS
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