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トニー・マーティンとの最後のアルバム「フォービドゥン」は思ったほど成功せず、再びサバスは活動停止状態に陥ります。
そして、またソロ・プロジェクトを始動させたのでした。
まずプロジェクトの相棒として選んだのは、当時ジューダス・プリーストを脱退していたロブ・ハルフォード。
しかし、結果を残せないままロブと分かれて、またもやグレン・ヒューズとコラボを始めます。
こちらは一旦ボツになったものの、数年後に「デプ・セッションズ」として発表されました。
その頃、世間ではオリジナル・ブラック・サバス再結成を求める声が高まり、シャロン・オズボーンを中心にプロジェクトが動き始めます。
そしてまず、オズフェストにてアイオミ、オジー、ギーザーにオジー・バンドのマイク・ボーディンを加えた形でサバスが始動します。
その後、ビル・ワードにも正式に参加要請がかかり、ここに晴れてオリジナル・サバスの再結成が実現したのでした。
このオリジナル・サバス・リユニオンは大きな反響を呼び、それまで伝説だったライブ・パフォーマンスにて名曲の数々を演奏したのでした。
ライブ・レコーディングされ2枚組として発表されたこの「リユニオン」には、この時の興奮が詰まっています。
ツアーは大成功で、若手バンドからのリスペクトもあり、「メタルの王者」として不動の地位を得たのでした。
改めて「リユニオン」を聴くと、まずオジーの歌の下手さが耳につきます。
ほとんどカリスマ性だけでもってるような人ですが、「ウォー・ピッグス」における音痴ぶりはちょっと聞き苦しいかも(汗)
しかしそれ以外の曲では、それほど聞き苦しくもなく、迫力あるショーが展開されているのがわかります。
こうやって聴くと、やはりオリメン時代の曲はオリメンで聴くのが一番素晴らしいことに気がつきます。
オジー・バンドの明るくメタリックな演奏もいいけど、またロニーやマーティンが歌うのもいいんだけど、やはり違うなって思います。
さすがにビルのドラムはちょっともたつくし、若い頃のキレはないんだけど、アイオミとギーザーは素晴らしいですね。
その後の彼らはシャロンにいいように利用されて、振り回されているように思います。
本来、ブラック・サバスというのはトニー・アイオミのものだと思うのですが、シャロンにしてみればオジー以外のサバスは認められないようです。
まるで、オジーがいなかった時期はなかったことになってしまったようで、非常に寂しいものを感じます。
そのため、アイオミ、ギーザー、ロニー、ヴィニーという全員元サバス(オリメン2人)というメンバーでもサバスの名が使えないようですね。
かつてはアイオミ以外全員無名の新人でもサバスだったのにね。
日本ではオリジナル・サバスの人気が欧米ほどでもないためか、未だに一度も来日していません。
これはとても残念なことですが、現在オジーはもうまともには歌えないと思うので、下手に来日してガッカリするより伝説のままのほうが良いのかもしれません。
しかしアイオミ、ギーザーは今も現役ミュージシャンとして衰えはほとんどないので、今年の来日はとても期待できるのでした。
(おしまい)
そんなワケで、ではサバスのアルバムを大人買い!・・・なんて余裕はないので、you tubeで鑑賞しています。便利な時代ですねぇ。
私にいたっては85年以降はほとんど知らない状態で、21世紀になってからKISSとサバスとクリムゾンだけはCDを買い集めました。
もう90年代とかスッポリ抜け落ちていて、まだ最近の洋楽のほうが知ってます。
今はYoutubeとかMyspaceとかで気軽に動画を見たり試聴出来るので便利になりましたよね。
昔はLPレコードを買うなんて賭けに近かったしね。
今回のサバスの記事は、数年前によく読んでいた「ゴールドワックス」を引っ張り出してきて参考にしました。
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