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1998年1月から2009年10月まで乗っていたVWヴェント、大変思い出深いクルマです。
1997年の年末、突然、前車が事故で廃車となり、急遽買うことになったのでした。
年が明けて1998年、予算200万円で次のクルマを探すことになったのですが、前からドイツ車への憧れがあったので、思い切って中古でいいからとVWを買ったのです。
当時、通勤の大半が名阪道だったこともあり、高速に強く、長時間ドライブでも疲れ知らずで、耐久性の高いドイツ車が欲しかったのです。
会社の先輩の知り合いが、輸入車のブローカーをしていたので、その人に頼んで1台探してもらったのが、96年式のVWヴェントでした。
ボクシーなスタイル、素っ気無いシンプルな内装、硬い足回り、ドッシリ安定した高速走行性能、うるさいがトルクの太いエンジン…。
この頃までのVWは、まさに質実剛健、古き良きドイツ車そのものなクルマでした。
大衆車である限り、決められたコスト内でクルマを設計しなければならないのですが、内装や装備など見た目は割り切ってコストを下げ、その替わり走りに関わる部分には思いっきり金をかけられているのです。
爪があたればすぐに傷がつく内装材、軽自動車でもありえない間接照明のメーター類、存在感ありまくりのエンジンも慣れれば気になりませんでした。
そのかわり、数時間座りっぱなしでも腰も背中も痛くならないシート、×××キロのスピードでも手を離せそうな安定性、ドアやトランクを閉めたときの金庫みたいな感触、これらは最新の国産車でも追いついてない気がします。
それと、私のクルマは当たりが良かったのか、エアコンがスゴク効きました。
どんなに暑い真夏でも、ドライアイスのような冷たい風で、室内を快適な温度に保ってくれました。
しかし、そんなVWヴェントも、10万キロを過ぎたあたりから、細かいトラブルが頻発するようになりました。
エンジンやミッションなど、肝心な部分は頑丈なのですが、電気系統などが弱かったです。
それと、街中での燃費、これは酷かったですね。
100キロ以上の速度で巡航すると驚くほど伸びるのですが、市街地だと高価なハイオクガソリンを垂れ流してるかのようでした。
2009年7月の転勤、車暦13年以上のエコカー減税を機会に手放しましたが、本当にいいクルマでした。
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