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個人が自分の好きな音楽を聴くだけなら、誰が何を聴こうがそれは個人の自由だ。
しかし、ブログなど公の場で音楽を語るなら、そのジャンルの基本や定番を押さえていなければ話にならない。
洋楽や邦楽のポピュラーミュージックについて多くを語る私は、いちおう基本的なアルバム、アーティストは聴いてきたつもりだが、まだまだ抜けが多く、やはりこの世界は奥が深いことを今更ながら思い知った。
そんな抜けている大物ロックバンドの一つがザ・ドアーズだ。
「ドアーズも知らないでロックを語るなんて何事か」とお叱りのメールが来る前に、彼らの1作目「ハートに火をつけて」と2作目「まぼろしの世界」を聴いてみた。
60年代後半特有のサイケ風味が混じったロックサウンド、ジム・モリソンのボーカルは音域が低くて個性的、キーボードがギターと同じくらいの存在感、けっこうバラエティ豊かな楽曲郡。
最初に「ハートに火をつけて」を聴いたときは、全く心に響かず、古さばかりが印象的だった。
というのも、私にとって60年代ロックというのは、ある程度自分自身に受身の態勢が整っていないと受け入れにくい部分があるからだ。
現在、私の音楽的興味は、注文中のCD(70年代ハードロックバンドのボックスセットと老舗バンドの新譜とベスト、70年代AOR)に向いてしまっている、というのもある。
一時期、キンクスやジェファーソン・エアプレインなどをよく聴いていたが、その頃ならもっと素直に入ってきたかもしれない。
それでも、2作目「まぼろしの世界」は良かったと思う。
1作目よりも洗練され、音楽としての完成度が増しているように感じたし、楽曲の完成度が高くなった。
ジム・モリソンの内に秘めた暴力性、セックスアピールなどからいくと、荒削りな1作目にこそ魅力があるのかもしれないが、彼にカリスマ性を感じない私とっては2作目のほうがしっくりくる。
どの曲もオルガンとギターの絡みがよく出来ていて、激しいドラムがバックで支えている。
とくにそれが顕著なのが1曲目「ストレンジ・デイズ」と4曲目「アンハッピー・ガール」で、メランコリックでサイケなバンドサウンドが素晴らしい。
また、ラストの「音楽が終わったら」という11分近い曲はなかなかの名曲で、評価の高い1作目のラスト「ジ・エンド」より好きだ。
60年代後半、ロックの名盤が集中して発表されているが、そんな中彗星の如く現れて、天国へ召されたアーティストの多さを考えると、異常な時期だったといえよう。
ジム・モリソンもそんな一人で、彼の死後、ドアーズは低迷していったようだ。
だから、私のブログでは、音楽のことはほとんど語られません(爆)基本を知ることは大切ですが、さかのぼればきりがなく、80、70年代は、やはり60、50年代を元にしているわけで、そうなると別にいいやん!と思ってしまいます(笑)
ツェッペリンも聞いたことありません。そう言うと、大概の人が驚きますが、最近では、新たに聞く気力も無いです。その点、常に自分のスキルを磨いていらっしゃるにゅーめんさんは尊敬します。
私がブログを書き始めた頃、「お前はハードロックしか聞かないくせに何を語ってるんだ」的なことをよく言われました。
当然、私はハードロックしか聴かない人間ではないのですが、ネット上で何を言っても説得力がありません。
なので、名盤シリーズ100枚を書き上げ誰にも文句を言わせないようにしました。
いちおう50年代からオールディーズのロックンロールやポップス、R&B、ブルースもそれなりに聴いてきましたが、結局、私はそういうのが好きなんです(笑)
無理して聴いてるのではなく、やはり楽しいですね、いろいろ宝探しみたいなところもありますし。
で、ネット上にはそれぞれのジャンルに得意な人がいて、そういう人たちのHPやブログを読むと、まだまだ世の中には面白そうな音楽がたくさんあり、一生付き合える趣味になりそうです。
1年ほど前、音楽好きにはリスナー派とプレイヤー派の2種が存在する、という記事を書きました。
http://newmen.blog.shinobi.jp/Entry/383/
それによると、忍者さんはプレイヤー派に属していますね(って自分がそのように分けたのですが)。
で、私はリスナー派になってます。
音楽の楽しみ方は聴くばかりじゃなく、演奏する、歌う、踊るなど様々ですよね。
ギター演奏やボーカルについては、忍者さんには全然及びません。
>ギター演奏やボーカルについては、忍者さんには全然及びません。
またそんな、誤解を与えるようなことを〜!私はにゅーめんさんのように、ギター一本でYou Tubeにアップする実力も無いですし、アコギで弾き語りを人前でするなんてことも出来ませんよ〜。特にアコギは音出ないし〜(笑)エレキからアコギ、ソロギターなど、幅広くこなされるにゅーめんさんに対抗するには、バンド単位でないと勝ち目ないです。
私の場合、音楽を聴く時間が豊富にある(通勤片道1時間)という環境も影響していると思います。
毎日2時間なんらかのCDを聴いているので、アルバム2枚はいけますね。
なので、今日はどれを聴こうか、とか迷うこともあります。
昨年フォリナーのボックスセットを買ったとき、けっこう短期間で5枚のCDをそれなりに聞き込むことが出来たのも、通勤時間のおかげですね。
アコギは以前必要に迫られて、「自分はエレキ畑の人間だし、アコギはたぶん今だけだから」と安いのを1本買いましたが、やはり最初は弾けませんでしたね。
はっきりいってアコギをなめてました(笑)
コード弾くくらいだから楽勝だと。
でも、本番が迫ってくるからイヤでも練習しなければならない状態が続き、弾けるようになる頃には、すっかりはまってしまいました。
昨年はほとんどエレキを弾いてましたが、今年はまたアコギ中心に弾いてます。
人に聴かせるのが目的ではなく、あくまで自分の満足のためでありまして、いわゆる「ジャイアン・リサイタル」に近いものがあります(汗)
でもやっぱり忍者さんたちのようにバンドもやりたいと思っているので、ひそかにバンドメンバー募集の情報はチェックしています。
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