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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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「夢は大きく」とか「少年よ、大志をいだけ」という言葉があります。
この言葉の元となったような物語の一つが昨日読み終わった司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」ですね。
この幕末の一風変わった青年は、激動する乱世の中で大きすぎる夢をもち、その大きさゆえにまわりから孤立し、それでも夢を成し遂げるのでした。 



全8巻からなるこの長編小説の主人公はご存知「坂本竜馬(龍馬)」です。
幕末を題材にした小説の傑作とされるこの作品。
本当はもっと若いとき(10代とか)に読むべきものです。
10代の頃はミステリーばかり読んでいて、歴史物は「難しそう」というイメージで手をつけてませんでした。
この幕末活劇を読んで人生観が変わったという人も大勢いるらしいですね。
40近い私はさすがに人生観まで変わりませんが、やはり10代の頃に読んでみたかったです。

「大政奉還」という源頼朝依頼700年続いた武家政権を返上する、いわば日本をひっくり返すような偉業を成し遂げた竜馬。
しかし新しい日本を背負ってたつ名簿に竜馬の名がありません。
西郷吉之助(隆盛)はいいます。
「尊兄(竜馬)の名が見当たらんが、これはどぎゃんしもしたかの?」
それに対して竜馬
「世界の海援隊(竜馬が作った海運事業)でもやりましょうかな」
すでに彼の頭の中は「世界」を相手にしているのでした。

あくまでも小説であって史実とはちょっと違います。
しかし、激動の時代に生きた熱い男たちの空気を感じられたらいいと思うのでした。
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