洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第37回名盤シリーズ
今回取り上げるのはマウンテン「ナンタケット・スレイライト」。
(1971年作品)
クリームのプロデューサー、フェリックス・パッパラルディが第2のクリームを作る構想を立てたところ、巨漢のギタリスト、レズリー・ウェストと知り合ったことからマウンテンがスタートした。
1971年に発表された本作は、彼らにとって3枚目のアルバムで、一般的にこの作品にて人気を不動のものにしたと言われる。
メンバーは、レズリー・ウェスト(g、vo)、フェリックス・パッパラルディ(b、vo)、コーキー・レイング(ds)、スティーブ・ナイト(key)。
マウンテンのサウンドはクリームとはかなり違う。
もっと洗練されていて、アメリカにおけるハード・ロックの基板を作ったといえよう。
ときにプログレ的な展開を用いたり、リフ主体の曲を作ったり、バラエティ豊かでもある。
マウンテン・サウンドの要となるのが、レズリー・ウエストのギター・プレイだ。
マイケル・シェンカー、エース・フレイリー、ランディ・ローズなど、私の大好きなギタリストに大きな影響を与えたらしい。
とくにマイケル・シェンカーへの影響は大きく、チョーキング・ビブラートのかけ方や、その音色にも影響を見ることが出来る。
またピッキング・ハーモニクスを大胆に取り入れた最初期の人の1人だろう。
そしてパッパラルディのベースラインも重要なマウンテン・サウンドの一部だ。
メロディアスで、歌うようなベースを弾いている。
このアルバムの1曲目に収められている「Don't Look Around 」。
とにかく熱い演奏で、手数の多いドラムに、迫力あるレスリーのダミ声ボーカルなど、同時期のZEPやサバスとは全然違うタイプのハード・ロックだ。
この頃の演奏を映像で見ると、巨漢のレズリーが小さなレスポールJrを必死に演奏する姿が印象的だった。
このアルバムからのシングル曲「Animal Trainer and the Toad 」はポップな雰囲気で、音楽性の幅広さを感じることが出来る。
また、「Great Train Robbery 」はカントリー風で、レスリーのスライド・ギターを聴くことが出来る。
この辺りは、やはりアメリカのバンドだなって感じるところだ。
ハードなロック風の曲は「You Can't Get Away! 」や「Tired Angels 」、リフを主体とした硬質な曲である。
それでも明るいイメージがあって、ここでもアメリカを感じることが出来る。
そんななか、思いっきりブリティッシュな雰囲気があるのが、表題曲である「Nantucket Sleighride 」だ。
前曲「Taunta」がイントロ的な役割を持ち、途切れなくつながってくる。
静かにスタートし、ここでのベースラインはパッパラルディらしいメロディアスな歌うベースで、ここでのギターの絡み合いが素晴らしい。
プログレ的な展開をもつ、やや複雑な曲だが、聴き易さをも併せ持った名曲だ。
アメリカン・ハード・ロックの新星として活躍したマウンテンだったが、1972年には早くも解散してしまう。
その後、何度か解散と再結成を繰り返し、最近までマウンテンとして活動していたようだ。
なお、1983年にパッパラルディは妻に射殺されるという痛ましい事件で、他界してしまった。
今回取り上げるのはマウンテン「ナンタケット・スレイライト」。
(1971年作品)
クリームのプロデューサー、フェリックス・パッパラルディが第2のクリームを作る構想を立てたところ、巨漢のギタリスト、レズリー・ウェストと知り合ったことからマウンテンがスタートした。
1971年に発表された本作は、彼らにとって3枚目のアルバムで、一般的にこの作品にて人気を不動のものにしたと言われる。
メンバーは、レズリー・ウェスト(g、vo)、フェリックス・パッパラルディ(b、vo)、コーキー・レイング(ds)、スティーブ・ナイト(key)。
マウンテンのサウンドはクリームとはかなり違う。
もっと洗練されていて、アメリカにおけるハード・ロックの基板を作ったといえよう。
ときにプログレ的な展開を用いたり、リフ主体の曲を作ったり、バラエティ豊かでもある。
マウンテン・サウンドの要となるのが、レズリー・ウエストのギター・プレイだ。
マイケル・シェンカー、エース・フレイリー、ランディ・ローズなど、私の大好きなギタリストに大きな影響を与えたらしい。
とくにマイケル・シェンカーへの影響は大きく、チョーキング・ビブラートのかけ方や、その音色にも影響を見ることが出来る。
またピッキング・ハーモニクスを大胆に取り入れた最初期の人の1人だろう。
そしてパッパラルディのベースラインも重要なマウンテン・サウンドの一部だ。
メロディアスで、歌うようなベースを弾いている。
このアルバムの1曲目に収められている「Don't Look Around 」。
とにかく熱い演奏で、手数の多いドラムに、迫力あるレスリーのダミ声ボーカルなど、同時期のZEPやサバスとは全然違うタイプのハード・ロックだ。
この頃の演奏を映像で見ると、巨漢のレズリーが小さなレスポールJrを必死に演奏する姿が印象的だった。
このアルバムからのシングル曲「Animal Trainer and the Toad 」はポップな雰囲気で、音楽性の幅広さを感じることが出来る。
また、「Great Train Robbery 」はカントリー風で、レスリーのスライド・ギターを聴くことが出来る。
この辺りは、やはりアメリカのバンドだなって感じるところだ。
ハードなロック風の曲は「You Can't Get Away! 」や「Tired Angels 」、リフを主体とした硬質な曲である。
それでも明るいイメージがあって、ここでもアメリカを感じることが出来る。
そんななか、思いっきりブリティッシュな雰囲気があるのが、表題曲である「Nantucket Sleighride 」だ。
前曲「Taunta」がイントロ的な役割を持ち、途切れなくつながってくる。
静かにスタートし、ここでのベースラインはパッパラルディらしいメロディアスな歌うベースで、ここでのギターの絡み合いが素晴らしい。
プログレ的な展開をもつ、やや複雑な曲だが、聴き易さをも併せ持った名曲だ。
アメリカン・ハード・ロックの新星として活躍したマウンテンだったが、1972年には早くも解散してしまう。
その後、何度か解散と再結成を繰り返し、最近までマウンテンとして活動していたようだ。
なお、1983年にパッパラルディは妻に射殺されるという痛ましい事件で、他界してしまった。
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