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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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ノーメイク時代のキッスを支えたミュージシャンたち

第3回ブルース・キューリックと「クレイジー・ナイト」



前任ギタリストが奇病のため、代替ギタリストとしてステージに立ったブルース・キューリックが、そのまま新ギタリストになる。
アルバム「アサイラム」発表後、ツアーも行い、それなりに反響を得るのだが、70年代の黄金期の勢いには程遠く、再びKISSは迷いはじめる。

そのままメタル路線を突き進むのかと思いきや、今度はヴァン・ヘイレンを意識したような路線でやってきたのだ。
どんなギターもそつなくこなす、それが可能なのが、ブルース・キューリックというギタリストなのだった。



個性豊かなエースやヴィニーと違い、やや器用貧乏なところのあるブルース。
彼はすごく上手い、良くも悪くも一流スタジオ・ミュージシャンのようだ。
だから何でも弾ける。
もちろん、ヴァン・ヘイレンみたいなギターを弾けといわれれば、難なくこなす。
ボン・ジョビみたいなギターを弾けと言われれば、問題なく弾く。
決して目立とうとはせず、いつもポール、ジーンの裏方に徹しているのだが、それが長年KISSを支えたわりに、人気が薄いところなんだろう。
おそらく、人間としてはすごくいい人だと思う。

このアルバムは隠れた人気アルバムだと言われている。
個人的にはそれほど優れたアルバムとは思わないが。
前作「アサイラム」の方が好きなのだが、ブルースのギター・スタイルという点で、あえてこちらを選んだ。
楽曲的には、ポールが活躍していて、なかなかのメロディアス・ハード・ロック・アルバムに仕上がっている。

ブルースの凄さがよくわかるのが、4曲目「ノー・ノー・ノー」だ。
出だしから圧倒される凄まじさ。
これを聴くとブルースってやはり上手いんだなと痛感する。
ヴァン・ヘイレンを意識してると思うのだが、俺達だって本気になればこれくらい出来るんだ、と言ってる気がする。


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