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第97回名盤シリーズ
ポリス活動停止後初のソロ・アルバム「ブルー・タートルの夢」
(1985年作品)
傑作アルバム「シンクロニシティー」の余韻が冷めない1985年、突如として発表されたスティングのソロ・アルバムだ。
当時、ポリスの音楽性とは違い、バックミュージシャンはジャズ系の人が多く、ジャズのような内容と雑誌には書かれていた。
それから間もなく実際にこのアルバムを聴いたのだが、全然ジャズみたいじゃないと思った。
今もそう思うが、やはりジャズ色はほとんどなく、普通のポップス・アルバムだと思う。
それにまだポリスの雰囲気も残っていると思った。
アルバムのスタートを飾る1曲目の出来が良いと、それだけでそのアルバムの印象が良くなることがある。
このアルバムはまさにそれで、1曲目がとてもカッコよく、イントロを聴いただけでワクワクする。
私の場合、このアルバムは捨て曲なしとは言えず、いくつか好みでない曲もあるのだが、それでもアルバム全体で見ればけっこうお気に入りなのだ。
1曲目が好きなのと、アルバムの中間にあたる5曲目、6曲目も大変好みの曲で、そして最後の曲も素晴らしい。
そうなると、もう「このアルバムが好き」という状態になってしまうのだった。
今回改めてこのアルバムを通しで聴いてみたが、やはり「シンクロニシティ」からの正常進化のように思える。
曲はそのままに、アレンジをもっとシンプルにすれば、そのままポリスのアルバムとして通用しそうな気がする。
実際「シンクロニシティ」の後半のサウンドは、すでにこの「ブルータートルの夢」の雰囲気が出ている気がするからだ。
このアルバムの発表時、同名のドキュメント映画も製作されたようだ。
見たことがないのでなんともいえないのでだが、それだけソロ活動への意気込みが強かったのだろう。
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