洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第28回名盤シリーズ
今回取り上げるのはヘヴィ・メタルの神ジューダス・プリースト「復讐の叫び」
(1982年作品)
1982年に発表されたこのアルバムは「ヘヴィ・メタルの教科書」とも言われる作品で、後の多くのヘヴィ・メタル・バンドに大きな影響を与えた。
表題の「復讐」(原題はScreaming For Vengeance)とは何に対してなのだろう?
前作「ポイント・オブ・エントリー」の評価がそれほどでもなく「問題作」とされたのに対しての「復讐」だとも言われている。
ただ、アメリカ市場での評価は悪くはなかったようだが。
メンバーはロブ・ハルフォード(vo)、グレンティプトン(g)、K・K・ダウニング(g)、イアン・ヒル(b)、デイブ・ホーランド(ds)。
これが黄金期のメンバーである。
このメンバーによって繰り出される重くメタリックなサウンドは、まさに「ジューダス・プリーストここにあり!」と言わんばかりで、とても堂々としたものだった。
アルバムの冒頭を飾るのは、その後のヘヴィ・メタル界の金字塔ともなった「ヘリオン~エレクトリック・アイ」だ。
今聴いても充分インパクトのあるサウンド。
そして間髪いれずに始まるリフ、まさにヘヴィメタの様式美である。
アルバムのオープニングは、一つの形式として完成させており、後の多くのバンドに影響を与えた。
またライブのオープニングとしてもピッタリで、昨年の来日公演でもオープニングがこれだった。
ほとんどの曲が彼らのオリジナルだが、唯一のカバー曲が「チェインズ」。
彼らのカバー曲はどれもセンスがよく、いつもいい曲を選んでいると思う。
このアルバム中最もハードでスラッシュな曲が表題曲「復讐の叫び」だ。
ここで聴けるロブの鬼のようなシャウト、スピード感溢れるリフ、速いテンポ、どれもが最高で10代の頃はこの曲ばかり繰り返し聴いたものだ。
この曲のツインリードギターがまた素晴らしい。
K・Kのギターソロ、そしてグレンのギターソロ、そしてハーモニー…ここでのハーモニーはすごく複雑に絡んでいて単に低音、高音に分かれてるわけではない。
その2本のギターが奏でるハーモニーはクラシカルに絡み合いながらヘヴィメタの王道を突き進むのだった。
このアルバムは出来るかぎりの大音量で聴きたい。
家の窓を閉め切って許される範囲での最大ボリューム、車なら安全を確保して目一杯ボリュームを上げて聴くべきだ。
そうするとこのアルバムが、なぜヘヴィ・メタルの教科書なのかが自然と理解出来るものと思われる。
今回取り上げるのはヘヴィ・メタルの神ジューダス・プリースト「復讐の叫び」
(1982年作品)
1982年に発表されたこのアルバムは「ヘヴィ・メタルの教科書」とも言われる作品で、後の多くのヘヴィ・メタル・バンドに大きな影響を与えた。
表題の「復讐」(原題はScreaming For Vengeance)とは何に対してなのだろう?
前作「ポイント・オブ・エントリー」の評価がそれほどでもなく「問題作」とされたのに対しての「復讐」だとも言われている。
ただ、アメリカ市場での評価は悪くはなかったようだが。
メンバーはロブ・ハルフォード(vo)、グレンティプトン(g)、K・K・ダウニング(g)、イアン・ヒル(b)、デイブ・ホーランド(ds)。
これが黄金期のメンバーである。
このメンバーによって繰り出される重くメタリックなサウンドは、まさに「ジューダス・プリーストここにあり!」と言わんばかりで、とても堂々としたものだった。
アルバムの冒頭を飾るのは、その後のヘヴィ・メタル界の金字塔ともなった「ヘリオン~エレクトリック・アイ」だ。
今聴いても充分インパクトのあるサウンド。
そして間髪いれずに始まるリフ、まさにヘヴィメタの様式美である。
アルバムのオープニングは、一つの形式として完成させており、後の多くのバンドに影響を与えた。
またライブのオープニングとしてもピッタリで、昨年の来日公演でもオープニングがこれだった。
ほとんどの曲が彼らのオリジナルだが、唯一のカバー曲が「チェインズ」。
彼らのカバー曲はどれもセンスがよく、いつもいい曲を選んでいると思う。
このアルバム中最もハードでスラッシュな曲が表題曲「復讐の叫び」だ。
ここで聴けるロブの鬼のようなシャウト、スピード感溢れるリフ、速いテンポ、どれもが最高で10代の頃はこの曲ばかり繰り返し聴いたものだ。
この曲のツインリードギターがまた素晴らしい。
K・Kのギターソロ、そしてグレンのギターソロ、そしてハーモニー…ここでのハーモニーはすごく複雑に絡んでいて単に低音、高音に分かれてるわけではない。
その2本のギターが奏でるハーモニーはクラシカルに絡み合いながらヘヴィメタの王道を突き進むのだった。
このアルバムは出来るかぎりの大音量で聴きたい。
家の窓を閉め切って許される範囲での最大ボリューム、車なら安全を確保して目一杯ボリュームを上げて聴くべきだ。
そうするとこのアルバムが、なぜヘヴィ・メタルの教科書なのかが自然と理解出来るものと思われる。
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