洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第5回名盤シリーズ
ウエスト・コーストを代表するバンドによる大ヒットアルバム「ホテル・カリフォルニア」
(1976年作品)
このアルバムは、名曲「ホテル・カリフォルニア」1曲だけで、すでに買う価値のある作品だと思う。
他の曲も傑作であり、捨て曲など存在しないが、やはりこの1曲が持つパワーには並々ならぬものがある。
元々イーグルスはカントリーテイストの強い、ある意味、典型的アメリカン・ロック・バンドだった。
アコギを中心としたギター・サウンド、澄んだハーモニー、バンジョーやカントリーリックを用いたギターソロ、それがカラッと乾いたサウンドで聴かせてくれた。
しかし、メンバーチェンジと共にロック色が強くなり、カントリーボーイだったメンバーはどんどん都会的になっていくのだった。
同時期のドゥービー・ブラザーズほど極端ではないものの、最後のアルバム、「ロング・ラン」にはカントリー・タッチな曲は1曲も存在しない。
そういった流れの中で、ターニングポイント的な位置にあるのがこのアルバムだ。
さて「ホテルカリフォルニア(曲)」だが、この有名なイントロを実際にギターで弾いてみると、どことなくカントリーな雰囲気があるのがわかる。
それと後半のギターソロ。
ドン・フェルダーとジョー・ウォルシュが交互にソロを弾き、最後はアルペジオフレーズでハモる、この構成はツイン・リード・ギター・アレンジの一つの模範だろう。
決してテクニカルなフレーズを弾くわけでもなく、チョーキングを生かした心に響く哀愁漂うブルージーなギターソロ。
コピーするのは容易いが、この味は出すのは難しい。
この曲のベースラインもいい。
ランディ・マイズナーのベースは少しファンキーなラインを弾いているが、最後のアルペジオのハモリパートになるとルート音の8分弾きに変わる。
この変化により、ラストの盛り上がり部分を劇的に演出しているのだ。
そして、ワンコーラス分終わると、再びファンキー・ラインに戻りフェイド・アウトする。
これにより静かにクールダウンしていくのだ。
これがライブの場合、解釈が変化する。
ハモリパートのワンコーラス目はファンキーラインで、2コーラス目に8分弾きに変わる。
これはフェイドアウトしない、ライブならではのアレンジなのだ。
こうすることにより、盛り上がりのポイントを後半に持ってきているのだった。
どちらかというとドンヘンリー色の濃いアルバムだと思うが、じっくり聴いてこそ味わいがある作品である。
ウエスト・コーストを代表するバンドによる大ヒットアルバム「ホテル・カリフォルニア」
(1976年作品)
このアルバムは、名曲「ホテル・カリフォルニア」1曲だけで、すでに買う価値のある作品だと思う。
他の曲も傑作であり、捨て曲など存在しないが、やはりこの1曲が持つパワーには並々ならぬものがある。
元々イーグルスはカントリーテイストの強い、ある意味、典型的アメリカン・ロック・バンドだった。
アコギを中心としたギター・サウンド、澄んだハーモニー、バンジョーやカントリーリックを用いたギターソロ、それがカラッと乾いたサウンドで聴かせてくれた。
しかし、メンバーチェンジと共にロック色が強くなり、カントリーボーイだったメンバーはどんどん都会的になっていくのだった。
同時期のドゥービー・ブラザーズほど極端ではないものの、最後のアルバム、「ロング・ラン」にはカントリー・タッチな曲は1曲も存在しない。
そういった流れの中で、ターニングポイント的な位置にあるのがこのアルバムだ。
さて「ホテルカリフォルニア(曲)」だが、この有名なイントロを実際にギターで弾いてみると、どことなくカントリーな雰囲気があるのがわかる。
それと後半のギターソロ。
ドン・フェルダーとジョー・ウォルシュが交互にソロを弾き、最後はアルペジオフレーズでハモる、この構成はツイン・リード・ギター・アレンジの一つの模範だろう。
決してテクニカルなフレーズを弾くわけでもなく、チョーキングを生かした心に響く哀愁漂うブルージーなギターソロ。
コピーするのは容易いが、この味は出すのは難しい。
この曲のベースラインもいい。
ランディ・マイズナーのベースは少しファンキーなラインを弾いているが、最後のアルペジオのハモリパートになるとルート音の8分弾きに変わる。
この変化により、ラストの盛り上がり部分を劇的に演出しているのだ。
そして、ワンコーラス分終わると、再びファンキー・ラインに戻りフェイド・アウトする。
これにより静かにクールダウンしていくのだ。
これがライブの場合、解釈が変化する。
ハモリパートのワンコーラス目はファンキーラインで、2コーラス目に8分弾きに変わる。
これはフェイドアウトしない、ライブならではのアレンジなのだ。
こうすることにより、盛り上がりのポイントを後半に持ってきているのだった。
どちらかというとドンヘンリー色の濃いアルバムだと思うが、じっくり聴いてこそ味わいがある作品である。
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