洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第10回名盤シリーズ
数あるローリング・ストーンズのアルバムから私が選んだのは「メインストリートのならず者」だ。
(1972年作品)
1972年に発売されたこのアルバムは、ストーンズにとって初の2枚組アルバム(CDは1枚)で、ファンの間では最高傑作との呼び声も高い。
メンバーはミック・ジャガー(vo)、キース・リチャーズ(g,vo)、チャーリー・ワッツ(ds)、ビル・ワイマン(b)、ミック・テイラー(g)で、最も人気が高いと言われるメンバーである。
このアルバムの特徴は、一言で言うと「ルーズな雰囲気」だ。
当時のストーンズは、ルーツ音楽を目指していたといわれる。
なので、ブルース、カントリー、フォークタッチの曲が多く、派手なロックンロールは少ない。
このアルバムで代表的な曲といえば「Tumbling Dice 」だと思うが、これがまた、なんとも言えないだるいノリで、リラックスした雰囲気なのである。
この曲は現在のストーンズのライブでも、重要なレパートリーとして必ず演奏されるが、このアルバムの雰囲気をもっとも表現している曲だろう。
いわゆるキラーチューンが曲がなく、全体を通して流れる、ルーズな空気感、これぞこのアルバム、およびストーンズの味ではないだろうか?
最初はとっつき難いアルバムかもしれず、これからストーンズを聴こうとする人には薦めにくい。
しかし、じっくり聴き込むほどに良さが滲み出てくるアルバムだと思う。
どの曲も捨てがたい魅力があり、これだけの曲が入っているのに捨て曲はなし。
「Sweet Virginia 」、「Sweet Black Angel 」、「 Let It Loose 」、「Shine A Light 」の哀愁漂うメロディ、枯れた味わいは他では中々聴けない。
また「Shake Your Hips 」、「Casino Boogie 」、「Turd On The Run 」、「 Ventilator Blues 」などは、ストーンズ流ブルースであり、彼らの内面に秘めた黒さが出ていると思う。
ストレートなロックナンバー「Rocks Off 」、「Rip This Joint 」、キースが歌う「Happy」もかっこいい。
現在のストーンズしか知らない人が聴いたら「なんじゃこりゃ?」と思うかもしれない。
しかし、肩の力を抜いて、このルーズなサウンドに身を任せてみよう。
この何か懐かしいような、切ないような雰囲気にはまると、抜け出せなくなるかもしれないから。
数あるローリング・ストーンズのアルバムから私が選んだのは「メインストリートのならず者」だ。
(1972年作品)
1972年に発売されたこのアルバムは、ストーンズにとって初の2枚組アルバム(CDは1枚)で、ファンの間では最高傑作との呼び声も高い。
メンバーはミック・ジャガー(vo)、キース・リチャーズ(g,vo)、チャーリー・ワッツ(ds)、ビル・ワイマン(b)、ミック・テイラー(g)で、最も人気が高いと言われるメンバーである。
このアルバムの特徴は、一言で言うと「ルーズな雰囲気」だ。
当時のストーンズは、ルーツ音楽を目指していたといわれる。
なので、ブルース、カントリー、フォークタッチの曲が多く、派手なロックンロールは少ない。
このアルバムで代表的な曲といえば「Tumbling Dice 」だと思うが、これがまた、なんとも言えないだるいノリで、リラックスした雰囲気なのである。
この曲は現在のストーンズのライブでも、重要なレパートリーとして必ず演奏されるが、このアルバムの雰囲気をもっとも表現している曲だろう。
いわゆるキラーチューンが曲がなく、全体を通して流れる、ルーズな空気感、これぞこのアルバム、およびストーンズの味ではないだろうか?
最初はとっつき難いアルバムかもしれず、これからストーンズを聴こうとする人には薦めにくい。
しかし、じっくり聴き込むほどに良さが滲み出てくるアルバムだと思う。
どの曲も捨てがたい魅力があり、これだけの曲が入っているのに捨て曲はなし。
「Sweet Virginia 」、「Sweet Black Angel 」、「 Let It Loose 」、「Shine A Light 」の哀愁漂うメロディ、枯れた味わいは他では中々聴けない。
また「Shake Your Hips 」、「Casino Boogie 」、「Turd On The Run 」、「 Ventilator Blues 」などは、ストーンズ流ブルースであり、彼らの内面に秘めた黒さが出ていると思う。
ストレートなロックナンバー「Rocks Off 」、「Rip This Joint 」、キースが歌う「Happy」もかっこいい。
現在のストーンズしか知らない人が聴いたら「なんじゃこりゃ?」と思うかもしれない。
しかし、肩の力を抜いて、このルーズなサウンドに身を任せてみよう。
この何か懐かしいような、切ないような雰囲気にはまると、抜け出せなくなるかもしれないから。
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