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洋楽名盤紹介と日々の雑談を書いてます
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第44回名盤シリーズ
今回取り上げるのはザ・バンド「南十字星」だ。
(1975年作品)



このバンドのサウンドを聴いてアメリカ南部かな?と思ったが、カナダだそうだ。
しかし、そう思ってしまうほど土臭いアメリカンなロックである。
ちょっとカントリーの匂いもする。

彼らの前身はボブ・ディランのバック・バンドだ。
当日の思いつきでセットリストを決定するディランのバックを勤めるには、相当の実力がなければ無理。
50年代末頃から活動をしていた「すでにベテラン・バンド」だった彼らは、そんな無理が通用する実力派だったってことである。

このアルバムを聴いて思うのは「聴き易いアメリカン・ロック」って感じだ。
と言ってもオールマンズみたいなブルースをベースにしてるんじゃなく、どちらかというとカントリーとフォークがベースになってるように思う。
私にはけっこう泥臭いサウンドに聴こえるが、彼らの初期のアルバムに比べると「モダンで都会的」だそうだ。

このアルバムで気に入った曲は1曲目「禁断の木の実」、3曲目「オフェリア」、4曲目「アケイディアの流木」、8曲目「おんぼろ人生」です。
心地よいサウンド、ゆったり流れる時間、大人のロックって感じ。
楽しみながら演奏してる情景が浮かんできそうである。
彼らは実力派中の実力派なので、これくらいの演奏はお手の物で、実に余裕たっぷりだ。

中でも「オフェリア」の楽しそうだが哀愁あるメロディがすごく気に入った。
また、ギター・ソロが実に素晴らしい。
リズミカルで、副音を主体にしたカッティングのようなギター・ソロ。
センスがいいし、なんといっても上手い。
他の曲にも言えることだが、所々でセンスの良さを感じさせるサウンドは、やはりベテラン・バンドの風格みたいなのを感じるのだった。



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